劇場公開日 2017年8月25日

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エル ELLEのレビュー・感想・評価

全178件中、41~60件目を表示

3.5なんじゃこれは!?

2019年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

なんじゃこれは!?
善良な市民には理解できん内容。これは良い子は絶対に見てはいけませんね。真似したら困る。

「ゴーンガール」を思い出さなくもないが、なんといっても、おばはん、の底知れぬ欲望と不道徳なキラー感が満載なわけで、えぐさでいくとこっちが上。そのぶんミステリーよりホラー感が強い。

度々出てくるレイプごっこシーンは正直見る方も地獄だ。一度、回想的に、食器でタコ殴りで殺すシチュエーションを提示していることから、これは「ごっこ」だと思われる。無自覚にのぞんでいる、といったほうが良いか。殺れたのに、殺らなかった。
無自覚、で繋がるのが、過去の連続殺人、これも彼女、という解釈ができる。なぜ起こったか、未だになぞ。父は殺人鬼の娘をかばうため捕まった?灰だらけ、は返り血を浴びた服、証拠などを父が燃やした?殺人現場のディティールを隣人に語るシーンがあるが、ハムスターだけ生きてた?これって見逃した本人でないと分からないのでは?射撃はじめてで上手い?このシーンは彼女ならやれる(た)、の辻褄合わせ。面会を知った父は自死を選ぶ、これで無自覚な娘が罪を負うことはない。ポイントで聖職者を配置してるし、なんとなくキリスト教の「告解」を逆手に取った発想で構成した作品の印象。(原作しらんし流し見なので、一解釈ってことで)

まあ見てみる価値はあると思うが、見るときは一人の方が良い。どんな関係の人と見ようが気まずくなること必至。

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okaoka0820

5.0異常世界

2019年1月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

知的

萌える

ありえないけど、影のように存在する世界と自由に往来する能力が魅力的、フランス版「アダムスファミリー」かな。

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ひろたん

3.0フランスの上流社会の息詰った退廃的な世界。 この監督は人間のイヤー...

2019年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

フランスの上流社会の息詰った退廃的な世界。
この監督は人間のイヤーな闇の部分を見せつけてくる。

主人公ミシェルの本性がストーリーが進むにつれ露わになっていき、その過程がスリリングで面白かった。
私にはミシェルは暴力を欲しているようにも見えたのだが、それも復讐のうちだったのか・・・?
謎めいた主人公のミシェルを演じるイザベル・ユペールの演技はまさに怪演。

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sannemusa

4.0 『ロボコップ』、『氷の微笑』、『スターシップ・トゥルーパーズ』、...

2018年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 『ロボコップ』、『氷の微笑』、『スターシップ・トゥルーパーズ』、『インビジブル』、『インビジブル』などの代表作がある、エロ・グロ・SF・サスペンスとやり過ぎ感のあるヴァーホーヴェン監督の作品です。新鋭ゲーム会社の敏腕女社長であるミシェル(イザベル・ユペール)が自宅で黒づくめの覆面男にレイプされ、警察嫌いであることから、元夫、恋人、部下、隣人と独自で犯人探しを始める。といった内容。

 もっとも犯人探しの展開は途中で消え去ってしまい、“彼女(ELLE)”の過去と彼女を中心にした人間関係の面白さが際立ってくる。襲われた直後でも、左目のアザを作りながら息子パトリック(ロラン・ラフィット)と平然と会話するし、親友アンナ(アンヌ・コンシニ)やその夫ロベール(彼女と不倫中)、元夫リシャール(シャルル・ベルリング)にレイプの件を喋ったりするほど、冷静だったのだ。

 ミシェルの父は過去に27人もの犠牲者を出した連続殺人犯。フランスでは1981年に死刑制度が廃止されているので、終身刑として服役中。事件当時、少女だったミシェルも一緒にいたことから世間からも注目され、カフェで残飯をわざとかけられるシーンからしても、周囲から冷ややかな目で、あるいは蔑まれてきた経緯があるに違いない。母親イレーヌも殺人犯の妻として隠遁生活を送っていたに違いないのだが、70歳を過ぎても若い愛人を作ったりして、どこかおかしいキャラだ。母イレーヌからは父親に面会に行ってあげてと懇願されるも、唾を吐きかけたい気分のミシェルは乗り気じゃない。

 会社ではエロゲームの製作中だが、彼女を嫌ってる人間が多いためか、悪魔に襲われる女性に彼女の顔を挿げ替える映像が出回ってしまう。その犯人探しもしなくちゃならないと、若いオタクな部下に社員のサーバーを調べるよう頼んだりする。犯人はそのオタク部下本人だったことが判明するのに、「金くれるだろ?」などとトンデモないことを言って笑わせてくれる。

 結局、二度目となるレイプ未遂があり、その時犯人の手を負傷させたおかげで隣人の銀行家だったことが判明するのだが、彼女自身がその暴力性行為に快感を覚えてしまった様子で、彼女の性癖も混沌を極めるようになってくるのです。他にも元夫の恋人だとか、息子の妻が黒い肌の子を産んだこととか、どうも普通でない人間関係が浮き彫りになっている。また、ミシェルが車をぶつけたり、事故ったり、窓を鉈で割ったりとか、猫、雀、鹿などの動物を使った小技なども面白い。最後には隣人の妻レベッカの冷ややかな言葉もゾッとさせられた。人間の内面を暴くという、奥深い作品に仕上がってた。

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kossy

1.0すきじやない。

2018年9月24日
iPhoneアプリから投稿
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sambalsoton

4.5これをPG12ってアンタ

2018年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

中学生には早すぎる。大人でも折り合いをつけられない自らの性を描く作品。モラルの問題ではないと思う。
小ネタ満載。

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消されるので公開しない

5.0性差別って何

2018年9月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

主人公(イザベル・ユペール)はゲーム会社の社長、ある日アパートに覆面の男に入られ、レイプされてしまう。
主人公は警察を使用せず、訴えることせず、自分で犯人を捜そうとする。
この主人公の行動は理解を超えているが、演じるイザベル・ユペールの力で、この人なら仕方がない、なんて思ってしまう。
理由は全部「やりたかったことをやっただけ」なのだ。

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いやよセブン

1.5不快作品1

2018年9月11日
iPhoneアプリから投稿

この女優さんあの不快作品ピアニスト(フィフティシェイズなんぞ足元にも及ばない変態作品)の人だわ!不快で哀れで強気な女性役。誰が犯人なの?と見始めたましたが、途中どうでも良くなりました。内容も登場人物もイマイチ。裏切りを堂々親友に告白する無神経さが嫌だ。きっと10才時に壊れてしまっていたのね。主人公の父親の動機も今一つ分からない。あとゲーム会社のCEOは小島監督みたいな人でないとね!!

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サラ

3.5うわぁー、ポール・バーホーベン、しぶとい。ここに来て、息を吹き返し...

2018年8月21日
iPhoneアプリから投稿

うわぁー、ポール・バーホーベン、しぶとい。ここに来て、息を吹き返してくるとは…性と暴力はオハコですが、今回は宗教まで踏み込んできたか…なかなかの怪作!

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shige12

5.0大人なフランス

2018年7月10日
Androidアプリから投稿

男女関係も、仕事関係も「大人の関係」
で コトを進めようというのは 男が生み出した 都合のよいシステム

知性があり、経済力も、能力も持ち合わせたヒロインに 惹かれながらも 心ざわめく男たち
動物的本能と支配的欲求を呼びおこされて
破壊的衝動に駈られるものも

美女は大変そう… と思っていたが
優秀な女も 大変かも…

「悪女」について考えていた監督は
理性的で魅力的なヒロインを生み出した
(今迄の悪女映画は、男への復讐譚であり、 結末破滅←だから するなよ、という 深層心理も垣間見える)

被害者にならずに、理性で 男を理解して
前に進んでゆくヒロインは 自然体で
「おばあちゃん」にもなり 肩肘張らずに 生きてゆく
(こういう展開は、今迄 描かれなかった)

本当の賢さを会得した、大人のヒロインに なりました
最後に、男の都合のよいシステムに乗っかっていた
自分を 理解した模様だが…
このヒロインは 一部、楽しんでいた節もある…笑

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jarinkochie

2.0罪悪感や恐怖を快楽に変換しちゃうぞ

2018年7月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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soleilヾ(´ε`○)

3.0見終わった感想は、男って馬鹿ね。この一言。主人公の女性は出だしでレ...

2018年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

寝られる

見終わった感想は、男って馬鹿ね。この一言。主人公の女性は出だしでレイプされるわけだが、そのあとも一切悲壮感を感じさせず、自分で犯人を探そうとする、ある意味男らしい女性w。フランス映画?はあまり見ないが、何とも言えない独特の雰囲気はある。ただそれが途中から独特と紙一重の間延びに感じられ途中で飽きてきてしまった。最後の山場と言える部分もあるのだが、そこまで盛り上がらないまま終わってしまい少しがっかり。それと、少し疑問に思ったのは主人公はもうすこし若い女性の方が良かったのではと思った。

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遅咲きのテロテ

4.0精神崩壊を鎧で固めて生き抜く女性物語

2018年5月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

私はアニメが好き。エヴァンゲリオンの碇シンジ君が困難な局面に耐えられず叫び暴れるシーンが良く脳裏に流れる。この作品の主役女性は泣き叫ばない。簡単に言えば強い女性。その女性を演じるイザベル・ユペールは作品の中で笑わない、私の記憶の中では笑うシーンゼロに思う。SEX時の反応にも決められたマニュアルの反応を見せてるだけなような気がしてしまう。レイプされるシーン、このシーンの見方感じ方でこの作品の色は変わってくるように思う。ユペールの表情は能面のように、あまり変わらないが深みがあり内面を見せつけてくる。ポール・バーホーベン監督の作品
氷の微笑も何度も何度も見た。正解はないのだと思った。様々なシーン作品なカット様々な照らし合わせで想像力を膨らませて観れる作品こそが名作だと考える私はこの作品ELLEは間違いなく名作だと思う。シャロンストーンもバッチリ記憶に残ってる。今回のユペールもバッチリ記憶に残ってしまった。久々に氷の微笑を見返したくなる。揺れる声蠢く波は爪のあと。

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G・・HT3

2.5ミシェル様

2018年5月29日
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おにきれいー

おにこわいー

おにつよいーー!

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sooo3

3.5困難

2018年5月3日
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Kj

2.5全然よくわかりませんでした

2018年4月30日
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Norman

2.5見方が難しい

2018年4月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ミステリーだと思って最後まで観てると本質を見失ってしまう。
ポール・バーホーベンらしさ満載でエロく妖しく不穏な雰囲気のままラストまで行ってしまうので、「え?」と思ったけど、見せたいのは犯人ではないのだな、と思った時に女性賛美というか、男は情けなく弱いというか、ドンドン主人公の事が格好良く思えて来た。

男の情けなさはキャラクター全員が共通してたけど、
女性の強さというのは息子の妻のような口喧しいのではなく、
自分の欲に忠実に自分で道を切り開いて行く事だと説いてるようで、
それも終わってみれば浮気相手の奥さんも隣人の女性も共通していた。

女性たちの時代がやって来た。

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奥嶋ひろまさ

4.0レイプリベンジムービー

2018年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

ポール・バーホーベン久々の新作。
主人公がレイプされるという衝撃的な冒頭シーンからスタートし、ストーリーが進むうちに主人公の背景や彼女を取り巻く人々との関係が明らかになっていく。

あらゆる暴力に対して、(表向き)毅然とした態度を崩さずリベンジとアベンジを成し遂げる主人公は、これまでバーホーベン作品に登場する女性主人公の到達点と言えるかも。

そして、広義の意味でこの作品はいわゆるレイプリベンジムービーなのだと思った。

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青空ぷらす

4.0とてつもない名画

2018年4月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

鑑賞後、今後の人生
必ず一度はこの映画を思い出すだろう。
そう思わせる力のある映画でした。
この映画が、40年前の作品であっても
現代の映画であっても構わない
オールタイムで楽しめる名作です。

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Nov

4.5異常な人々に囲まれても揺るがないイザベル・ユペールの魅力たるや

2018年3月31日
iPhoneアプリから投稿

異常な人々に囲まれても計り知れない大きさの器でそれを受容してしまうミシェル。知性と強さを兼ね備えたイザベル・ユペールが演じるからこそ、この作品はサスペンスとして成り立ったのだと思う。変にエロ可愛い女優が演じたらこの品格は保てない。
レイプという重苦しい題材なのに、どこか痛快な面白さがあって、でもサスペンスとして成り立っている。不思議と惹きつけられる1本だった。

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幸ぴこ