「これぞ至極のサスペンス。疑惑の事件の真相とは。」ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5これぞ至極のサスペンス。疑惑の事件の真相とは。

2017年2月26日
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【賛否両論チェック】
賛:同時期に起きた2つの事件の真相が見えそうで見えず、次第に明らかになる真実に驚かされる。推理小説の王道的な展開が魅力。
否:似たようなシーンが多いので、推理小説等が好きでないと、退屈してしまうかも。

 精神的に不安定な妻に対し、殺意を覚えたウォルターと、結果として命を落とした妻・クララ。そして同じような状況下で妻が殺害された男・キンメルの事件。本作で核となるのは、この2つの事件において、「本当に夫が殺したのか?」という点です。二転三転する推理や供述の果てに辿り着く真実は、さながら推理小説のようで、納得です。
 難点を挙げるとすると、どうしても似たようなシーンや展開が続くので、推理モノとかが好きでないと、あまり興味を惹かれないかも知れません。
 何はともあれ、まさに本格的なサスペンスの王道を行く作品です。

映画コーディネーター・門倉カド