ファング一家の奇想天外な秘密のレビュー・感想・評価

個人的な忘備録です。
忘備録で本当にタイトル通り、奇想天外だった。
タイトルはファンタジーか？と思って見たら、かなりダークでズッシリな内容。そして考え抜かれたストーリー。
ホントに虐待だったんだね。。。
悲しいストーリーだけど、とてもいい映画だ。
アートアート、俺はアーティストって言ってる奴らは自己中奴らが多いと思うから、こんな嫌な親、本当にいそうだなー。
最低な気持ちになる。
最後に弟が現実とリンクした姉弟が手を取り合って脱出する小説で成功する結末が救いだ。

アーティストの両親が死を偽装してまでやりたかったのが別の家族を作るためになんてまさに奇想天外な作品。

育った環境が、その後の人間形成に与える影響を描きたかった？ストーリー仕立てが、チョット首を傾げたくなるのよね〜

芸術を通して愛を表現するしかできない父。最後のアートは子供達のためのもの。発見され、それが理解されなかった時、生きながら死んでしまうことになってしまう。両親からしたらすごく悲しい。子供達にしても理解に苦しみ、色々と辛いと思います。
でも大丈夫。その瞬間を支配すれば、困難が避けていく。

ニコールのシュンとした落ち込み気味の顔が可愛らしい。何時迄も本当に綺麗。
面白かったです！

人を驚かすことを芸術だと考え、行動している両親に育てられた姉（ニコール・キッドマン）弟（ジェイソン・べイトマン）。
遂には自分たちが誘拐され殺されたような証拠を残して居なくなる。
弟は本当に殺されたと思い、姉はこれも芸術ではないかと疑う。
私たちは自分自身を演じているのかな？