劇場公開日 2017年4月22日

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「強くて美しいアクションは必見!!“最強”の苦悩と決断。」イップ・マン 継承 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0強くて美しいアクションは必見!!“最強”の苦悩と決断。

2017年5月20日
PCから投稿

悲しい

単純

興奮

【賛否両論チェック】
賛:前作までの知識は不要。イップ・マンの華麗なアクションの連続に、思わず息を飲む。同時に、家族の大切さを改めて知った彼の決断にも、また心震わされる。
否:アクションは少しやりすぎな演出もあるので、好き嫌いは分かれるか。

 さすがブルース・リーの師匠、イップ・マンです。並みいる悪党を前にしても、顔色1つ変えることなく、次から次へとなぎ倒していく様は、とても痛快でカッコイイです。そして今回は、あのマイク・タイソンとも死闘を繰り広げますので、そちらも目が離せません。
 そんなイップ・マンが、彼を支えてきた最愛の妻・ウィンシンが病に倒れた時、初めてその存在の大きさを知り、葛藤する様子には、どこか哀しいオーラが漂います。時を同じくして、同じ“詠春拳”を掲げるライバルが現れた時、 イップ・マンかどんな決断を下すのか、そこもまた見どころの1つです。
 前作までの知識がなくても楽しめますので、アクション好きな方には是非。

映画コーディネーター・門倉カド