「難解だが渋い。男達が織り成す重厚なサスペンス。」スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5難解だが渋い。男達が織り成す重厚なサスペンス。

2017年3月5日
PCから投稿

知的

難しい

寝られる

【賛否両論チェック】
賛:自らも危険にさらされながら、大仕事をやってのけるパコの姿が、渋くてカッコイイ。ラストで明らかになる真相も痛快。
否:非常に淡々と進むので、眠くなりそう。登場人物達の関係性や、やっていることも難解なので、よく分からないかも。

 裏の実業家として名を馳せていたパコが、大物軍人の財産を守るという大仕事を、様々な困難を乗り越えながら成し遂げていく様子が、極めて淡々と描かれていきます。
 やっていることも、経済や金融の知識がないと、正直よく分からなくて、眠くなってしまうかも知れません。
 とはいうものの、ラストで明かされる真相は結構痛快で、上手くしてやられた感があります(笑)。気になった方は是非。

映画コーディネーター・門倉カド