ガール・オン・ザ・トレイン 特集: 全世界ベストセラー原作×全米初登場1位のひと味違う「のぞき見ミステリー」あなたの「●●していない」というその“記憶”、確かですか? 本当にそうですか?

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ガール・オン・ザ・トレイン

劇場公開日 2016年11月18日
2016年11月7日更新

全世界ベストセラー原作×全米初登場1位のひと味違う「のぞき見ミステリー」 
あなたの「●●していない」というその“記憶”、確かですか? 本当にそうですか?

電車の窓から不倫現場を目撃してしまったことから、恐るべき事件に巻き込まれていく 電車の窓から不倫現場を目撃してしまったことから、恐るべき事件に巻き込まれていく

米英で空前のベストセラーを記録した小説の映画化で、全米週末興収ランキング初登場No.1を飾った話題のミステリー「ガール・オン・ザ・トレイン」が、11月18日に日本公開。毎日車窓から「のぞき見」していた光景が、ある日異常事態に変わる──「ボーダーライン」のエミリー・ブラント、「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」のレベッカ・ファーガソン、「マグニフィセント・セブン」も控えるヘイリー・ベネット、「ホビット」シリーズのルーク・エバンスら実力派キャスト集結作に迫る。


匂い立つ《ひと味違う良質ミステリー》の香り 
だからミステリー映画ファンは本作を“のぞき見”してしまう──

ヒロイン、レイチェルを演じるのは「ボーダーライン」の実力派エミリー・ブラント ヒロイン、レイチェルを演じるのは「ボーダーライン」の実力派エミリー・ブラント

普段見ている何気ない日常の風景が、突然、異様な犯罪の光景へと変貌する。見る者を一気にミステリーの深遠なふちへと引きずり込む、注目の作品が登場した。ひと味違う良質ミステリーの匂い──「ガール・オン・ザ・トレイン」は、すべてのミステリー映画ファンの好奇心を引きつけてやまない要素に満ちているのだ。

「ガール・オン・ザ・トレイン」ポーラ・ホーキンズ著 翻訳:池田真紀子 講談社文庫刊 「ガール・オン・ザ・トレイン」ポーラ・ホーキンズ著 翻訳:池田真紀子 講談社文庫刊

米ニューヨークタイムズベストセラーにて21週No.1&88週ランクイン、英サンデータイムズベストセラーにて30週No.1&66週ランクインという驚異的な記録をうち立てた、大ベストセラーが原作。10月7日に公開を迎えた全米では、週末興収ランキングNo.1デビューを獲得した本作だが、「ベストセラー原作」と「全米No.1」を兼ね備えた作品は、実はレアな存在。あの「ドラゴン・タトゥーの女」でさえ、全米公開時は3位デビューだったのだ。まさに実力派ミステリーの証明と言えるだろう。

「通勤・通学電車の窓から見える光景を眺めた」という経験は、誰にでもあるはず 「通勤・通学電車の窓から見える光景を眺めた」という経験は、誰にでもあるはず

主人公は、毎朝決まった時間の決まった席に座り、マンハッタンに電車で通勤するひとりの女性。彼女は、ハドソン川に沿って進む通勤電車の窓の向こうの、緑あふれる風景を毎日眺めているのだが、ある日そこにいつもとは違う異様な光景を目撃してしまう。観客にも身近に感じられる日常的な光景が、ある瞬間から、異常な犯罪事件の現場へと一転する。「自分の身に起こる可能性も決してゼロではない」という不安とともに、まるで自分が巻き込まれてしまっているような感覚で物語が展開する。

心に闇を抱え、徐々に追い詰められていくヒロイン役で見せる迫真の演技! 心に闇を抱え、徐々に追い詰められていくヒロイン役で見せる迫真の演技!

主人公を演じるエミリー・ブラントの迫真の演技にも要注目だ。「プラダを着た悪魔」でゴールデングローブ賞ノミネートを受けて以来、賞レースの常連となった実力派。本作では、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「ボーダーライン」と、多彩な作品で活躍する彼女のすごみを感じさせられるのは間違いない。近年の「強い女」のイメージを覆し、離婚によって心に傷を負い、塞ぎ込む毎日を送る女性という難役に挑戦。自身に向けられた疑惑を晴らすため、泥と血にまみれて奔走するヒロインに扮した、壮絶な女優魂が圧倒的だ。


あなたの「やっていない」は本当なのか? あなたの記憶は確かか!?
「犯人は誰か?」だけでは終わらない《衝撃のラスト》をあなたはどう解釈する?

「昨日、自分が何をしたのか覚えていない」──あなたにもそういう経験はないか? 「昨日、自分が何をしたのか覚えていない」──あなたにもそういう経験はないか?

本作では、日常的な風景が非日常に変わってしまう不安に加え、「自分は本当に自分なのか?」というアイデンティティの問題=不確かな記憶にまつわるミステリーも描かれる。そして、ラストに待ち構えるのは、単なる「犯人捜し」だけでは終わらない衝撃。あなたはその意味をどう捉えるのか?

スコットとメガン夫婦(右)を「理想の夫婦」として眺めていたレイチェル(左) スコットとメガン夫婦(右)を「理想の夫婦」として眺めていたレイチェル(左)

夫トム(ジャスティン・セロー)と離婚して間もないレイチェル(ブラント)は、毎朝通勤電車の窓から見える見ず知らずの「理想の夫婦」の姿に、別れた夫との幸せだった日々を重ねていたが、ある朝、テラスで別の男性とキスをしている妻メガン(ヘイリー・ベネット)の姿を目撃してしまう。そして、その日メガンが失踪、間もなく死体となって発見される事態となる……。

レイチェルを訪れ、メガンの写真を見せるFBI捜査官。「私は疑われている!?」 レイチェルを訪れ、メガンの写真を見せるFBI捜査官。「私は疑われている!?」

「不倫現場」を目撃したレイチェルは、様子が気になり、途中下車して夫婦の家を訪ねようとしていた。だが彼らの家に向かったところから記憶がなくなり、気がつけば自分の部屋で頭から血を流している状況だった。メガンが失踪した日、自分は一体何をしていたのか? アリバイが存在しない空白の時間と記憶、警察からも疑惑の目を向けられ、レイチェルの立場は、目撃者から容疑者へと変わる。

(左から)ジャスティン・セロー、エミリー・ブラント、レベッカ・ファーガソン (左から)ジャスティン・セロー、エミリー・ブラント、レベッカ・ファーガソン

誰がメガンを殺したのか? 「自分が殺したんじゃない」という記憶は本当に確かなのか? 不安を抱えつつもメガンの夫スコット(ルーク・エバンス)に接近し、かつての夫の再婚相手アナ(レベッカ・ファーガソン)も巻き込み、真相に迫ろうとするレイチェル。観客もまた、彼女とともに驚くべき真相を目の当たりにすることになる。そして、犯罪に手を染めた人物が明かされる先に、大きな余韻を残す衝撃が待っているのだ。

(左から)ルーク・エバンス、ヘイリー・ベネット、エドガー・ラミレス (左から)ルーク・エバンス、ヘイリー・ベネット、エドガー・ラミレス

《記憶喪失》《失踪》《のぞき見》《不倫》──
傑作ミステリーの数々を見てきたあなたは、きっとこのキーワードに導かれる!

ガール・オン・ザ・トレイン」には、ミステリー映画ファンをこれまで魅了してきた数々の傑作の要素が組み込まれている。記憶喪失、失踪、のぞき見、不倫というキーワードに、ファンなら刺激を受けないではいられない。すべてを楽しめる本作は、文字通り、ミステリー映画ファン要注目の1本だ。

記憶の空白によって生まれるミステリー──レイチェルは自分が信じられなくなる 記憶の空白によって生まれるミステリー──レイチェルは自分が信じられなくなる

「失われた記憶」というテーマでは、今やハリウッドのトップ監督のひとりとなったクリストファー・ノーランの出世作「メメント」が筆頭だろう。短時間しか記憶が保てない男を主人公に、予測不能のラストが描かれたが、「自分は一体何をした?」という不安定感は、本作でも大きく描かれている。空白の記憶にさいなまれ、容疑者としての疑惑を向けられるレイチェルだが、本当に彼女は犯人ではないのか?

妻メガンが失踪し、夫スコットは事件への関与を疑われることになる 妻メガンが失踪し、夫スコットは事件への関与を疑われることになる

「妻の失踪」というテーマでは、本作と同じ「ベストセラー原作×全米No.1」の条件を持つデビッド・フィンチャー監督作「ゴーン・ガール」が挙がる。妻が失踪してしまい、夫に疑念がふりかかる本作の状況は、非常に“ゴーン・ガール的”。レイチェルが妻の友人だと偽り、夫のスコットに接近することによって、レイチェルが「理想の夫婦」だと思っていたふたりの関係の裏側が暴かれていくさまがスリリングだ。

好奇心を刺激する「のぞき見」という行為だが、その代償は決して小さくはなく…… 好奇心を刺激する「のぞき見」という行為だが、その代償は決して小さくはなく……

「のぞき見」していたことによって、異様な事件に巻き込まれていくサスペンスの傑作と言えば、アルフレッド・ヒッチコック監督の「裏窓」を置いて他にない。「カメラマンがのぞいていたレンズ」が、本作では「通勤電車の車窓」という設定にアレンジ。「日常から非日常へ」「のぞき見」という、観客にとって身近かつ好奇心を刺激するシチュエーションが巧みに用意されているのだ。

レイチェルの元夫トム(右)は、かつての浮気相手アナ(左)と新家庭をもうけている レイチェルの元夫トム(右)は、かつての浮気相手アナ(左)と新家庭をもうけている

観客の好奇心を大いにくすぐるキーワードとして、「不倫」も本作には用意されている。足を踏み入れてはいけないのに、どこか甘美さも漂わせるこの設定といえば、ウッディ・アレン監督作「マッチポイント」が思い起こされる。スカーレット・ヨハンソン演じる他人の婚約者におぼれ、道を踏み外していく既婚者の姿が描かれたが、本作のミステリーのきっかけもやはり「不倫」なのだ。

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