劇場公開日 2016年12月10日

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「やりたい放題やったぜ!って(笑)」変態だ Cディレクターシネオの最新映画レビューさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5やりたい放題やったぜ!って(笑)

2017年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

寝られる

JALのキャラクター「リゾッチャ」や
象印ロゴの作家であり、
ソラミミストで知られる
イラストレーター安齋肇さん。
彼の初監督でさらに、
原作脚本がみうらじゅんさんときたら、
やっぱり気になる。

しかも18禁ポルノ扱いで、
タイトルは「変態だ!」(笑)
ゆるぶっとんだオジサン二人が、
サブカル的な世界観で
どんな悪ふざけをしてるのか。
シネコンで堂々とやっているのも、
笑った。

上映1週間後の平日、
18時頃の回で観客は
男女半々10人くらい。
サブカル風なシングル客ばかりだよ(笑)

お話はドMなミュージシャンの、
シンプルな浮気話。
映画は全編ほぼモノクロームで、
程はアートっぽい。
けど濡れ場では突然カラーになって、
わかりやすいエロ演出。

クライマックスまでは、
そんなに変態じゃなくて、
普通のSM狂じゃんなんて思ってたけど、
最後にどかーんとぶっ壊れた。
主役のミュージシャンは、
ホントにカラダを張っていた。
いろいろと
かなりチープな作りだけど、
これも狙いなのか。
おバカなドSM表現の連続に、
嫌悪感が沸き起こるー。

演者は皆、
キャラクターが立っててよかった。
特に奥さん役の白石茉里奈さんは、
演技もなかなか上手で雰囲気があった。
頑張って欲しい。
クドカンがラストに少しだけ出てくるけど、
その存在感にため息。さすがだなぁ。

まぁ期待したほどじゃなかった。
ちょっと奇抜な主人公設定で、
モノクロでカッコよくシュールな映像にして、
ロックな音楽鳴らして、
エロシーン入れて、
最後はめちゃくちゃやって印象付ける。
そんな薄っぺらなカンジがしちゃった。
やりたい放題やったぜ!
ユルいんだから、いいんだよっ!
ついてこいよ!的なのは、
好きな人はカルト的に
持ち上げるんだろうけど。

作り手は二人ともアーティストなのだから、
もっとカタルシスを感じたかったなぁ。
メッセージが響いてきて欲しかったなぁ。
あー、僕がマジメすぎるのかな(笑)

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