変態だ

劇場公開日:

変態だ

解説

企画&原作・みうらじゅん、長編映画初監督となる安齋肇のコンビで製作されたロックとポルノをテーマにした青春映画。一浪の末、都内の大学に進学したごく普通の男。特別な才能があるわけでもない男は、たまたま参加したロック研究会でのバンド活動をきっかけに、ミュージシャンとしての道を歩みだす。やがて結婚し、妻と息子との普通な家族生活を送るが、その一方で男は学生時代から続く薫子との愛人関係を断てずにいた。ある日、地方でライブの仕事が入り、男は愛人を連れて旅行気分で出かけていった。ライブがスタートし、ステージに立った男の目に飛び込んだのは、そこにいるはずのない妻の姿だった。主人公の男を演じるのは、シンガーソングライターとして活躍し、本作では音楽も担当する前野健太。妻役を白石茉莉奈、愛人役を月船さららがそれぞれ演じる。みうらは作家の松久淳とともに脚本も担当。

2015年製作/76分/R18+/日本
配給:松竹ブロードキャスティング、アーク・フィルムズ
劇場公開日:2016年12月10日

スタッフ・キャスト

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(C)松竹ブロードキャスティング

映画レビュー

4.0珍作を超えたクライマックスの電撃的なカッコよさ。

2016年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

興奮

イラストレーター/デザイナーで“ソラミミスト”として知られる安齋肇の初監督作。原作と脚本はみうらじゅんで、18禁ポルノ扱い。ゆるいおじさんたちがふざけて作ったと多くの人が思うだろうし、その判断は決して間違ってはいない。

が、同時にまったく予想外の快作だった。大きく四つの章に分かれ、それぞれに青春映画、濡れ場ポルノ、サイコスリラー、そして最後はとんでもないサバイバル劇。映像は強烈にカッコいいし、ミュージシャン前野健太の煮え切らない役者っぷりもみごと。

「変態」要素についてはミもフタもない脱力ギャグだと感じたが、問答無用でその先のとんでもない地平まで連れて行ってくれる凄味がこの映画にはある。

クライマックスはバカバカしさが天井を突き破り、もうただただカッコいい。こんなにカッコいいビジュアルは久々に観た。眉をひそめる人がいて当然だが、バカ映画でありつつもバカ映画を超えた特異な事件だと思う。

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村山章

3.0哲学的だなー

2019年3月10日
Androidアプリから投稿

結構深いテーマな気がする

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けつお

5.0最高!

2018年3月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

退廃感、エロス、スリル、クライマックス、本当に最高に楽しめた!まあ、初デートの彼女とかと一緒に観るのはお勧めしませんが。

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キムアツ

4.0カオスすぎて腹筋崩壊。

2017年12月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

単純

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ひろっぴ
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