「これはドキュメンタリーでも思い入れが格段に違う。タワーレコードは自...」ALL THINGS MUST PASS オール・シングス・マスト・パス susumu takedaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5これはドキュメンタリーでも思い入れが格段に違う。タワーレコードは自...

2017年6月4日
iPhoneアプリから投稿

これはドキュメンタリーでも思い入れが格段に違う。タワーレコードは自分にとっての音楽への入口だった。
海外進出第一号が日本の渋谷店と紹介され、宇田川の店舗が映像に写し出されたのには青春がフラッシュバックしてきた。アメリカ盤のレコードが買えるなんて夢の世界みたいだった。あれがなけりゃ今も音楽聴いてなかったかもしれない。
今では日本にしかタワーレコードがないとエンディングで紹介されてるのも誇らしながらも切なかった。
この映画に登場したサンフランシスコ、ロスアンゼルス、ニューヨーク、ロンドンと4店舗は足を運んだけど今はもうない。2005年にニューヨークの店が空き店舗になってたのは悲しい光景だった。
そんなタワーレコードの栄枯盛衰が観られて、終始興奮していた。

susumu takeda