「堂々としている」アタック・ナンバーハーフ・デラックス toshijpさんの映画レビュー(感想・評価)

アタック・ナンバーハーフ・デラックス

劇場公開日 2016年4月30日
全3件中、3件目を表示
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堂々としている

おそらくタイ国内では受けただろう。
イケメンの人気俳優や歌手がオカマの役を演じていて、どんな演技をするのかが見所。
差別や偏見はもちろんあるのだろうが、ニューハーフやゲイの人たちが生きて行きやすい、
寛容さの度合いが高いタイならではの映画だ。

前作から年数が経過していて自分の記憶が薄れている為、同じメンバーの後日談なのか
どうか、全く新しい話なのかは分からなかった。。実話に基づいて作られたとあるが、
どこまでが本当の話でどの程度脚色されているのかも資料が乏しくて分からない。
いずれにせよ、オカマに対する偏見を物ともせずチームが一団となって優勝を目指す
のと、コーチがオナベと言うのは引き継がれている。

記憶が薄れているので正確ではないが、今回の方がスポ根よりもオカマの世界に比重が
置かれている印象を受けた。"掘る"とか"掘られる"とかいう場面が(PG-12で描ける範囲内で)
描かれているし、恋愛(BL)・失恋がチームの結束を揺るがすという内容になっている。

タイのコメディの特徴なのだろうが、テレビのコントのような大げさなリアクションや
効果音が躊躇無く使われている。作り込まれた笑いではなくその場限りのおふざけに終始
する感じ。なので安っぽい印象を受ける。そういうものだと割り切って観る必要がある。

タイの映画は日本ではせいぜい年に数本公開される位なので、タイの雰囲気を
味わいたい向きには貴重な1本。

それにしても、LGBTをシリアスに描いた「キャロル」や「リリーのすべて」が作られる
のと同じ時代にオカマを堂々と"ネタ"にしてコメディにしてしまう所が"何でもあり"の
タイらしいと思った。

toshijp
さん / 2016年5月9日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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