JUKAI 樹海

劇場公開日:

JUKAI 樹海

解説

自殺の名所として知られる山梨県の青木ヶ原樹海を舞台に、行方不明になった妹を探しに来たアメリカ人女性が体験する恐怖を描いたハリウッド製ホラー。アメリカで暮らす女性サラは、日本で教師として働いている双子の妹ジェスが青木ヶ原樹海で消息を絶ったとの連絡を受け現地へと向かう。そこでオーストラリア人の記者エイデンや日本人ガイドのミチと知り合ったサラは、彼らと共に樹海の奥深くへと足を踏み入れるが……。テレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のナタリー・ドーマーが主人公サラと双子の妹を1人2役で演じる。「ゼロ・ダーク・サーティ」のテイラー・キニーが記者エイデン役を演じ、小澤征悦が日本人ガイド役でハリウッドデビューを果たした。

2016年製作/94分/アメリカ
原題:The Forest
配給:[MDGP]上映委員会
劇場公開日:2016年11月5日

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映画レビュー

2.5まぁ題材的にそうなるよなって作品

2023年3月5日
iPhoneアプリから投稿

予告編から少しチープかな?という雰囲気が感じ取れたが、鑑賞してみた結果は意外とホラー映画としてはしっかり作られていたなという印象。ただ樹海を題材にしているから場面が変わり映えしないものになってしまっていたのが勿体無いなと思う。

同じ様な環境に居続けるというシュチュエーションなら洋画ホラーの金字塔『ディセント』が思い浮かんだ。あちらは洞窟の中で彷徨うという展開。
ディセントの方はというと仲間の骨折の処置だったり、洞窟の暗闇に潜む存在だったり、次に襲いかかってくる恐怖をワクワクとした気持ちで見れたが、樹海ではその楽しさがない・・・
多分それは展開が読めるからかなと思った。これはホラー映画を沢山見ている人だとメタ読みが出来るとかではなく普通に映画の登場人物達が先の展開を言ってしまっているから・・・例えば

・パソコンで樹海を調べていたら死体の画像が出てくる→実際に死体を発見するが、初見じゃないからあんま驚けない
・「幽霊が襲いかかってくるの」→樹海で幽霊が追って来る
・「樹海を彷徨うと幻覚を見るから気をつけて」→実際に幻覚を見る

いや先の展開を見せたり言ったりしすぎだろ・・・と心の中で突っ込んでしまった。これらの要因もあったが、なんて言うか緊張感、緊迫感がすっと全編通して感じられなかったのが一番駄目な要因かなと思う。
観てる側だといやでも所詮は幻覚だし、幽霊だしで片付けちゃえるので何か怖さを感じ辛かったなーという印象。樹海をテーマに映画を作るならこうだろうなという予想の域を全く出ない映画だった・・・

自分が樹海でホラー映画を作れと言われたらどうするか。うーん・・・・主人公は自殺をしようと樹海を訪れるが、樹海を信仰する宗教の一派に捕まってとか、実は樹海には恐ろしい怪物が封印されていてとか・・・やっぱり樹海は只の背景の舞台装置になってしまう展開しか思い浮かばない。言えば只の森だし。

そう考えたら突飛な展開をせずにちゃんと樹海をテーマにして最後まで撮ったこの映画は、筋が通ってはいるなー・・・。まぁでも構想の時点からこの映画は予算かけずに作っていこうとか話し合われてそうだなと感じたけど。

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白石黒井

2.5青木ヶ原駅があるのなら行ってみたい!

2021年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 富士山が世界遺産に登録されたから、よし!富士山をメインにホラー映画を撮るぞ!的なノリで作ったのだろうか?日本の描き方はかなり良くて、日本人監督が撮ったんじゃないかと感じるくらいであり、不気味な宿なんかは本当に怖い。

 主人公が双子という設定なので何か仕掛けがあるだろうと予想してたら、最後にはそう来ましたか!と唸るほどでもないが、まぁまぁの脚本だったように思う。特に良かったのは女子中学生ホシコ。メイクせんでも怖いわ!ここをどこやと思っとるん!

 幻覚を見たりするので、リアルじゃないと信じなければならない樹海。小澤征悦のガイドもなかなか良かった。そして徐々に精神錯乱、憔悴しきった風貌のメイクや演技もいい。ただ、ホシコの言うことを聞いちゃいかんな・・・

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kossy

3.0ユーレイッテナンデスカ?

2021年8月26日
Androidアプリから投稿

日本の名所、富士の青木ヶ原樹海を舞台としたハリウッド製ホラー。一応日本でロケを行っている様で、よくあるトンデモ日本は出て来ない。序盤のタクシー張り付き男以外は概ね違和感が無い仕上がりだ。アメリカ人の考えるトーキョーとはそういうイメージなのだろうか。
樹海とは不思議な場所である。美しい自然に囲まれる一方、自殺の名所という負のイメージも強い場所だ。世界的にも自殺スポットという形で青木ヶ原樹海は有名だそうだ。特に製作に日本側が大体的に絡んではいないのか、Jホラーを意識するとベクトルが異なるので要注意。あくまでもJホラー風である。音で驚かす描写もちらほら垣間見れるが、基本は徹底的に雰囲気で怖がらせるタイプの作品だ。ショック描写に頼らないのはなかなか好感が持てる。ただあまり恐怖表現等は樹海ならではのものという形ではなく、ごくありきたりなものであり、ストーリーに樹海が大きく絡む訳でも無い。「森に巣食う何か」ではなく、物理的なものがラスボス的に出てきてしまうのが残念だった。主人公が双子というのがキーワードとなり、実は双子なんかおらず、自分一人が森の中を永遠と彷徨っていた・・・何ていうオチを想像していた為、あの展開はちょっと・・・と思ってしまう。だが、日本人がきちんとした発音の日本語を話してくれていたのは安心した。「インデペンデンス・デイ」の「コウゲキハ、アトゴジカンデ、ハジマル」の様な失態はしていない。ぜひ安心して観て欲しい。

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Mina

4.0ナタリー・ドーマー目当て(笑)

2021年2月1日
スマートフォンから投稿

怖い

女優さんが好きですし、小心者ですがホラーが好きなので観ました(笑) 日本ロケに来ていたナタリー・ドーマーに会いたかった! 東京の高層ホテルのシーン好きです、特に見せ場ではありませんが(笑)

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