ウォー・ドッグス

解説

「ハングオーバー!」シリーズのトッド・フィリップス監督が、武器商人の若者の成功と転落を実話をもとに描いたコメディドラマ。イラク戦争真っ只中のアメリカ。マイアミビーチで暮らす若者デイビッドとエフレムは、知名度の低い公募入札を利用し、米軍相手に武器販売の契約を取り付けることに成功する。大金を稼ぐようになり贅沢な暮らしを送りはじめる2人だったが、アフガニスタン軍に武器を調達する取引に手を出したことから予想外の事態に陥ってしまう。「セッション」のマイルズ・テラーと「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のジョナ・ヒルが主演を務め、「ブレードランナー 2049」のアナ・デ・アルマス、「ハングオーバー!」シリーズのブラッドリー・クーパーらが共演。

2016年製作/114分/アメリカ
原題:War Dogs

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第74回 ゴールデングローブ賞(2017年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ジョナ・ヒル
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映画レビュー

4.0『スカーフェイス』を意識している映画

2024年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

2人の男が武器商人の事業を行い成り上がっていき、最後は転落していく様が面白い映画。国防総省の少額入札に目をつけ、殺されかねないリスクを取りながら事業の成功を収める姿が痛快で、そんな彼らのガッツに尊敬の念を覚える。

劇中にアル・パチーノ主演の映画『スカーフェイス』のポスターや台詞の引用が出てくるが、『スカーフェイス』も同様のテーマなので、明らかに同作品を意識していることが分かる。最終的にメインの2人が仲違いする点も同じで、そこが面白い。

合間で挿入される軽快な音楽のチョイスも素晴らしく、監督のトッド・フィリップスらしい映画だと感じた。

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根岸 圭一

4.5日本人にも馴染みやすいアメリカンなテンポがストーリーを盛り立てる

2023年6月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

「ハングオーバー」のトッド・フィリップス監督作品だけに、日本人には少々分かりにくい空気感か…と思いきや、ストーリー・映像・音楽ともに比較的馴染みやすいし、バブリーな感じが個人的には好みのど真ん中。金儲けへの野心がメチャメチャ刺さり、悪役気味なエフレムさえも応援したくなるほど魅力的なキャラに映る。
また、マイアミはもとより諸外国の景色の撮り方もすごくきれいなのも印象的。屋内もなかなかバランス良く撮れていると思う。ネカフェ的なところでのクリスマスシーンもなかなかなもの。
オフィスのポスターもそうだが「スカーフェイス」をオマージュしている雰囲気感が、おじさん世代にとっては嬉しいポイントのひとつと言えるだろう。
個人的にはとても面白かった。評判以上に良い作品だったと思う。

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いけい

3.0タイトルなし

2020年9月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

4.0これがアメリカ

2019年5月3日
iPhoneアプリから投稿

武器商人チェイニーの実話
バイスをみてから本作を観たので、
更に理解しやすいくだらない話を
エンタメとして描いた監督の力を感じた作品。

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NobuNaga
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