カルテル・ランド

劇場公開日:

カルテル・ランド

解説

「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督が製作総指揮を手がけ、2006年から続くメキシコ麻薬戦争の最前線をとらえたドキュメンタリー。メキシコ、ミチョアカン州の小さな町の内科医ホセ・ミレレスは、地域を苦しめる凶悪な麻薬カルテル「テンプル騎士団」に対抗するべく、市民たちと蜂起する。一方、コカイン通りとして知られるアリゾナ砂漠のオルター・バレーでは、アメリカの退役軍人ティム・フォーリーが、メキシコからの麻薬密輸を阻止する自警団「アリゾナ国境偵察隊」を結成。2つの組織は勢力を拡大していくが、やがて麻薬組織との癒着や賄賂が横行するようになってしまう。若き映画監督マシュー・ハイネマンが決死の覚悟で取材を敢行し、メキシコ社会の実態を明らかにしていく。2016年・第88回アカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネート。

2015年製作/100分/PG12/メキシコ・アメリカ合作
原題:Cartel Land
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2016年5月7日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第88回 アカデミー賞(2016年)

ノミネート

長編ドキュメンタリー賞  
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(C)2015 A&E Television Networks, LLC

映画レビュー

3.5必要悪と教えられる怖さ

2020年5月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.7
ボーダーラインで学んだメキシコ社会の裏側を、さらに教えてくれる本作。
出来事を部分的にスポットで捉えると、悪の麻薬組織と、家族を守る為に立ち上がる自衛団の構図だが、物事を大きくひいて捉えると、警察・国をも認める必要悪としての構図が浮かび上がる。それが現実のメキシコの実態だと教えてくれる本作にゾッとせずにいられない。
キャスリン・ビグロー製作ならではの社会の闇にメスを入れる重すぎる題材だ。

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カメ

3.0快感

2019年2月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

人は銃を持つと快感物質がでるのではないだろうか。それは麻薬や金と同じで人をかしづかせ、コントロールができるから。だから、カルテルも自警団も銃を使って人を支配するのだ。だけど、ここには大悪党は登場しない。麻薬カルテルを餌に大儲けしている大悪党の連中は、多分まともな職についている大金持ちのエリートなのだろう。彼らの為にカルテルは存在し続けるだろうし、解決策も見当たらない。絶望的になった。

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ミカ

3.5よかった

2018年6月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

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吉泉知彦

4.0臭いものに蓋

2018年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

難しい

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だいき
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