劇場公開日 2017年4月1日 PROMOTION

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はじまりへの旅 : 特集

2017年3月21日更新

4館→600館→映画祭絶賛→世界中で愛されて、オスカーにまでノミネート! 
この《ヘンテコ一家》の感動ロードムービーを映画ファンに今、“激薦”したい!!

全世界に愛されてオスカー・ノミネートまで上り詰めたヘンテコ一家のヒューマンドラマ
全世界に愛されてオスカー・ノミネートまで上り詰めたヘンテコ一家のヒューマンドラマ

ビゴ・モーテンセンがアカデミー賞主演男優賞、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされたほか、マット・ロス監督がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞に輝いた感動のロードムービー「はじまりへの旅」が4月1日より全国公開。わずか4館の全米公開からスタートした本作は、なぜアカデミー賞ノミネートまでのぼり詰めたのか?


全米の観客、世界中の映画祭、ハリウッド・スター、 
みんなに“愛されて”ここまできました 
笑いと勇気をくれる“この家族”──映画好きなあなたもきっと愛してしまう!

頭が良すぎて世間の常識とはズレまくり!? でも観客は、温かな家族のきずなに癒される
頭が良すぎて世間の常識とはズレまくり!? でも観客は、温かな家族のきずなに癒される

風変わりだけど愛おしい、あるひとつの家族が、見る者を笑いと涙に包み込んで世界中から大絶賛。映画好きの温かい愛に後押しされて、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞受賞を筆頭に、ゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネート、そしてついにはアカデミー賞主演男優賞ノミネートまでのぼり詰めてしまった。ほんの小さな1歩が、全米そして世界の観客を引きつけ、多くのハリウッド・スターまでを巻き込んで偉大なる歩みへと成長を遂げた愛すべき感動ロードムービー、それがビゴ・モーテンセン主演「はじまりへの旅」だ。

ビゴ・モーテンセンをはじめ、生き生きとした子どもたちの姿から目が離せない
ビゴ・モーテンセンをはじめ、生き生きとした子どもたちの姿から目が離せない

全米公開時、スタートはわずか4館だった。だが、評判が良ければどんどん公開館数が増えていくのが全米興行の特徴。その面白さ、心にしみじみくるヒューマンな感動が話題を呼び、ついには約600館にまで公開規模が拡大した。しかも公開期間は4カ月以上というロングラン・ヒット。これは、小さなインディペンデント作品の枠を超える異例の快進撃だ。

サンダンスほか英国アカデミー賞などなど、名だたる世界の映画祭で高評価!
サンダンスほか英国アカデミー賞などなど、名だたる世界の映画祭で高評価!

愛されぶりは、各国映画祭での上映ぶり&受賞歴を見ても明らか。サンダンス映画祭で熱狂的に迎えられたほか、放送映画批評家協会賞、インディペンデント・スピリット賞、英国アカデミー賞等でモーテンセンが次々に主演男優賞ノミネート。そしてサラエボ、メルボルン、ドービル、カルロビ・バリ、ローマほか世界各国の映画祭で、最も観客の支持を集めた「観客賞」を受賞したのだ。

大いに学んで大いに遊ぶ! 家族全員ではしゃぐ姿にハリウッド・スターも虜になった
大いに学んで大いに遊ぶ! 家族全員ではしゃぐ姿にハリウッド・スターも虜になった

本作を愛したのは観客だけじゃない。カンヌのプレミアに駆けつけ、真っ先にスタンディング・オベーションしたオーランド・ブルームや、「感動的。『スウィート・チャイルド・オブ・マイン』が素敵」とツイートした「(500)日のサマー」のジョセフ・ゴードン=レビットを筆頭にハリウッドのスターたちも一ファンとして夢中になったのだ。イライジャ・ウッドジェシカ・アルバ、パトリック・スチュアートらも熱愛を表明。ビゴ・モーテンセンと子役たちの熱演は同じ俳優たちの心をつかみ、全米俳優組合賞のアンサンブル賞と主演男優賞にダブルノミネートされた。

第69回カンヌ国際映画祭のフォトコールでは、仲良くこんなお下品ポーズも
第69回カンヌ国際映画祭のフォトコールでは、仲良くこんなお下品ポーズも

一般人、映画スターを問わず、あらゆる映画ファンの思いを乗せた本作の快進撃は続き、マット・ロス監督がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞、そしてモーテンセンがゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネート、そしてついにはアカデミー賞主演男優賞ノミネートの快挙を果たした。見た人の愛とともに、最高の栄誉にも輝いた本作は、日本でもきっと愛されるだろう。


YOUたちは何しに“大自然”から“都会”へ?
自給自足で森林に暮らすヘンテコ一家が、2400キロのバス旅に出るとどうなる?

大切な妻、子どもたちの母であるレスリーが入院先の病院で亡くなってしまった……
大切な妻、子どもたちの母であるレスリーが入院先の病院で亡くなってしまった……

厳格な父ベン(ビゴ・モーテンセン)の独特な教育方針のもと、世間と切り離されたワシントン州の森林で育った三男三女のキャッシュ一家。風変わりで個性的、どこかヘンテコな彼らが、長く入院していた母親の葬儀に出席するため、ニュー・メキシコ州までの2400キロのバス旅に出発する。キャッシュ一家の普通と違う生活習慣、そして旅の途中、初めて接する世間とのギャップがおかしすぎる。果たして、ヘンテコ一家を待つ驚きの運命はいかに!?

長男のボウドヴァン(左)はハーバード大ほか、名門大学の数々にラクラク合格!
長男のボウドヴァン(左)はハーバード大ほか、名門大学の数々にラクラク合格!

電気やガスはもちろん、携帯の電波なんて届かない森林で暮らしているからって、勉強なんてできないと考えるのは偏見もいいところ。子どもたちは古典文学から哲学、そして宇宙理論までマスターし、長男は名門大学まで合格しちゃうのだ。

自分たちの食べるものは「自分たちで捕まえて、自分たちで調理する」のが基本なのだ
自分たちの食べるものは「自分たちで捕まえて、自分たちで調理する」のが基本なのだ

「自給自足」が一家の基本。自分たちが食べるものは、自分で育てて自分で捕まえる。それは小さな子どもだって例外じゃない。プレゼントはかわいいぬいぐるみじゃなくて、なんとナイフ!? でも最高の笑顔で「パパ、ありがとう!」。

日課の林間ランニング! 鍛え上げられた子どもたちの体力は運動選手なみ!
日課の林間ランニング! 鍛え上げられた子どもたちの体力は運動選手なみ!

強く生き抜くためには、頭脳だけではなくて体力も重要。毎日のスケジュールにはしっかりと「体育」も組み込まれている。だがその中身は……断崖絶壁を素手で登るクライミングと、本気で戦う実践格闘術!

妹の家に立ち寄ったベンたち。普通の一家との考え方の違いに驚かされる
妹の家に立ち寄ったベンたち。普通の一家との考え方の違いに驚かされる

文明社会のエゴと堕落を嫌うのが父ベンの主張。添加物たっぷりのお菓子やジュースは森では御法度なのだ。だから子どもたちはコーラを飲んだことも見たこともない。「なにそれ美味しいの?」という質問に、ベンはひと言「毒液だ」。

妹家族が振る舞ってくれるローストチキン、みんなが気になるのは「さばき方はどうするの?」
妹家族が振る舞ってくれるローストチキン、みんなが気になるのは「さばき方はどうするの?」

誰もが温かい気持ちになるクリスマスだってこの一家には関係なし! 彼らがチョコレート・ケーキと歌で祝うのは、世界を代表するアメリカ現役の言語学者、社会哲学者であるノーム・チョムスキーに感謝を捧げる「チョムスキーの日」なのだ。

末っ子のナイ(左)と三女のサージ(右)。この子たちも外国語がペラペラ!
末っ子のナイ(左)と三女のサージ(右)。この子たちも外国語がペラペラ!

ベンの妹の家に立ち寄ると、同年代の従兄弟がいて、食事の際にはファッションの話に。「ナイキ」というキーワードに「ああ、ギリシャ神話の勝利の女神でしょ」と答える子どもたち。そう、スポーツメーカーだと知らない!


“ロードムービー”“ポジティブなメッセージ”“家族のきずな”──
《映画ファンに末永く愛され続けている良作》のエッセンスが、本作にもたっぷり!

「映画ファンが愛してしまう条件」がたっぷり。きっと気に入ってしまうはず
「映画ファンが愛してしまう条件」がたっぷり。きっと気に入ってしまうはず

どうして「はじまりへの旅」が、ここまで世界の映画ファンに愛されるのか。それはアカデミー賞ノミネートをはじめとした受賞・ノミネート歴から分かる作品力の高さはもちろんだが、それ以上に、「映画ファンに末永く愛される良作」特有の条件を兼ね備えているからだろう。

「リトル・ミス・サンシャイン」「6才のボクが、大人になるまで。」「はじまりのうた」
「リトル・ミス・サンシャイン」「6才のボクが、大人になるまで。」「はじまりのうた」

映画ファンの多くの愛を集める傑作として挙がるインディペンデント作品といえば、近年ではアカデミー賞で注目された「リトル・ミス・サンシャイン」や「6才のボクが、大人になるまで。」、本作と同じく小規模公開からヒットを受けて全米で拡大公開となった「はじまりのうた」が思い浮かぶ。どの作品も共通しているのは、はみ出し者や変わり者が、周囲の人々や家族とのきずなを育みながら成長していくポジティブな姿を描いていることだ。「自分は、自分らしくていい」という前向きなメッセージこそ、見る者の心をとらえ、「自分たちの物語」として応援したくなってしまう気持ちを喚起させる源なのかもしれない。

どんなことになろうとも、自分らしくいるのが肝心! 見る者に勇気を与えてくれる!
どんなことになろうとも、自分らしくいるのが肝心! 見る者に勇気を与えてくれる!

本作もまた、あたたかい心と優れた才能を持つのに、どこか世間とズレてしまった風変わりな一家が主人公。そんな彼らが母の葬儀に出席するため旅に出る姿が、「リトル・ミス・サンシャイン」のような映画ファンが大好きなロードムービー要素を採り込んで描かれる。ヘンテコ一家が、初めて接する世間とのギャップにクスクス笑わされながらも、家族のきずなを再構築し、決して自分らしさを失わずに生きようとする姿に、観客は徐々に自分を重ねていく。

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「ロードムービー」「ポジティブなメッセージ」「家族のきずな」というエッセンスが盛り込まれた本作は、見た人にささやかな勇気を与え、背中をぽんと押してくれる。映画ファンが愛着を持って、大好きになってしまう作品だ。

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