「幸村を。プロデュース」真田十勇士 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

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真田十勇士

劇場公開日 2016年9月22日
全133件中、20件目を表示
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幸村を。プロデュース

劇場公開時はNHKの大河ドラマも好評を博し、屈指の真田イヤー。
しかし、ドラマも見てなければ歴史にもちと疎く、真田幸村の名ぐらいは知ってても、どんな人物なのか詳しくは知らない。
色々調べてみると…、多くの戦で武勲を立て、“日本一の兵(つわもの)”とまで称された、戦国時代末期の英雄的武将。
映画化やドラマ化は数知れず。
で、その幸村は実は腰抜けで、英雄伝の陰には十人の勇士が居た!…という大胆な発想の舞台劇を、同じ堤幸彦監督&中村勘九郎主演で映画化したのが本作。

主君を英雄にする一大作戦。
抜け忍の佐助を始め、集まった個性的な十人。
各々のドラマ、幸村と十勇士の絆。
戦の中で目覚める幸村の英雄魂。
笑いあり、陰謀あり、涙あり、ド派手なアクションもたっぷり。
ユニークな発想は面白く、戦国武将をアニメやゲームで親しんでいる世代には見易い時代劇エンターテイメント。
しかし!これは好みが分かれる。
ちなみに自分はダメダメな方だった。

冒頭十数分はアニメ。堤らしいお遊び感のある演出。
この時点でダメな人もいる筈。
別にアニメやそういう演出が悪いって言うんじゃなく、「真田丸」が好きで本作を見た人も多く、本格時代劇を期待したら肩透かし。
幸村が主役じゃなく、主役は十勇士の一人、佐助だし。
自分ももうちょっと本格的な娯楽時代劇を期待してたので…。
アニメやゲームで時代劇を嗜む世代へのアピールが見え見えで、いきなり萎えた。

本格時代劇的シリアス描写も無い事は無い。
だけど本作、せっかくの題材から娯楽時代劇に一貫した方が良かったと思う。
アクションやコメディのシーンと、シリアスなシーンの温度差が激しい。メリハリと言うより、何かしっくり来ない温度差を感じてしまった。
あざとく、臭く、感動を狙いすぎ。
アップテンポな演出のままドラマや感動を広げる事だって出来た筈だ。
その辺、「のぼうの城」は巧かった。

快活な佐助役の中村勘九郎、クールな才蔵役の松坂桃李は良かったが、他の面々は特に印象残らず。
下手な鉄砲数打ちゃ当たると言うが…、
三池崇史と堤幸彦はもうちょっと作品を選んだ方がいいように思う。

近大
さん / 2017年3月19日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  楽しい 単純
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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