劇場公開日 2016年1月5日

「やや難しいが、痛快。先の読めないクライム・サスペンス。」ストレンジャー・プロジェクト 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5やや難しいが、痛快。先の読めないクライム・サスペンス。

2016年1月16日
PCから投稿

興奮

知的

難しい

【賛否両論チェック】
賛:旅先で思わぬ事態に巻き込まれた主人公が、必死に危機を切り抜けようと孤軍奮闘する姿が印象的。先の読めない展開に、ハラハラさせられる。
否:終わり方は、案外あっけない印象。登場人物の関係性も、やや難しいか。

 ただの長期休暇のはずが、知らず知らずのうちに陰謀へと巻き込まれ、それでもその危機を乗り越えるべく奮闘する主人公の姿に、思わずハラハラさせられます。
 ストーリーとしては、お話のスケールが大きい分、若干尻すぼまりで終わってしまった感は否めませんが、それでも国際的な資金洗浄にまつわる命懸けの戦いに、最後まで目が離せません。
 アクションというよりは、サスペンスをメインで楽しみたい。そんな方にオススメの作品です。

映画コーディネーター・門倉カド