劇場公開日 2016年10月1日

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「泥臭く、憎めなくて、愛おしかった」SCOOP! 涼さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0泥臭く、憎めなくて、愛おしかった

2017年7月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

ゴシップ週刊誌の記者という仕事にいいイメージがない分、観るのを凄く躊躇っていました。

でも、早く観なかったのを後悔する程に最高に素晴らしい作品でした。

最低な仕事だと思っていたけれど、逆に、撮られる側を憎らしく思い、撮る側を応援してしまうような。少なからず、ゴシップというのは、誰かがガッカリするような、撮られた側のファンが裏切られた気持ちになるからこそ、ゴシップ記事を書き、ファンを裏切ってるんだぞ。

と、思わされるようなそんな風に私は感じ取りました。ふみさんの演じられた役を、最初は、ガキ扱いしていたのに、愛おしく思い、彼女の方も福山さんが演じられた役に惹かれていき、特に2人のシーンは、とてもときめきました。

それと、同時に、迫り来るであろう最後の展開は、切ないものなのかと予想してしまい、まさにそうで、あの展開には涙が止まりませんでした。

邦画は、当たり外れが多いですが、本作は紛れもなく、当たりです。是非見て欲しいです。

涼