神なるオオカミ

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神なるオオカミ

解説

「セブン・イヤーズ・イン・チベット」「愛人 ラマン」「スターリングラード」などの名作を手がけてきたジャン=ジャック・アノー監督がメガホンをとり、文化大革命により内モンゴルの草原にやってきた北京出身の知識人の青年が、そこで地元の民が神と崇めるオオカミと交流する姿を描いたドラマ。原作は、中国人作家ジャン・ロンが2004年に発表した同名の自伝的小説。文革期の1967年、モンゴル内陸部へ羊飼いの遊牧民たちに勉強を教えるため下放されたチャン・ジェン。そこで彼は、地元民が聖なる動物として崇めるオオカミについて多くを学び、その存在に魅了される。チェンは赤ん坊のオオカミを保護し、飼い慣らそうとするが……。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。

2015年製作/121分/中国・フランス合作
原題:狼图腾 Wolf Totem
配給:ツイン
劇場公開日:2016年1月12日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0厳しく、美しく、気高い自然の摂理

2018年8月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

知的

映像・音楽・ストーリーどれも素晴らしい。久しぶりにスケールの大きい映画に出会った。映画って、素晴らしい。

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鑑定人トマス

4.5エネルギーに満ちあふれてる

2018年5月5日
Androidアプリから投稿

エネルギーに、命に満ち溢れている。狼、馬、羊、草原、嵐、太陽、雲、子供、ケガ、小狼、人間、そして文革の推進員。すべてにエネルギーがある。
50年も過去のことを描いているのに、みずみずしく希望がある。

見終わって、心から元気が出てきた。

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osan

4.0ちょっと切ない

2016年8月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

原作未読。オオカミは敵なのか?と思わずにはいられない。

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海(カイ)

2.5忘れてはいけない自然への畏怖。痛感させる荘厳な存在。

2016年2月7日
PCから投稿

悲しい

怖い

寝られる

【賛否両論チェック】
賛:大自然の中で気高く生きるオオカミ達と、彼らと向き合い続ける主人公達の姿を通して、自然への畏怖の念を改めて抱かせてくれる。
否:どうしても似たようなシーンが続くので、飽きてしまうとつまらないかも。オオカミが獲物を殺すシーンなんかもあり。

 まるでネイチャードキュメンタリーを観ているような、オオカミ達の自然かつ荘厳な雰囲気に、思わず魅了されてしまいます。決して何者にもなびかず、誇りを持って生きているその姿が、改めて大自然に対する畏怖の念を感じさせます。
 一方、慣れない大自然の中での生活に戸惑いながらも、オオカミの魅力にとりつかれ、その存在と最前線で向き合おうとする主人公の姿も、熱いものを感じさせてくれます。
 命の尊さや、生きることの厳しさなんかも、併せて考えさせてくれるような、そんな奥深い作品となっています。

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映画コーディネーター・門倉カド
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