火の山のマリア

劇場公開日:

火の山のマリア

解説

過酷な境遇に置かれながらも力強く生きるマヤ族の女性の姿を通し、グアテマラが抱える様々な社会問題を浮かび上がらせたヒューマンドラマ。グアテマラ出身のハイロ・ブスタマンテ監督が長編初メガホンをとり、2015年ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞、さらにグアテマラ映画として初めて米アカデミー賞の外国語映画賞にエントリーも果たした。農業を営む貧しい両親のもとに生まれ育った17歳のマヤ族の少女マリア。作物を収穫できなければ借地を追い出されてしまうため、両親は地主のイグナシオにマリアを嫁がせようとしていたが、彼女はコーヒー農園で働く青年ペペに惹かれていた。その頃、農場は蛇の被害に悩まされており、農薬も効かず困り果てていた。やがて、マリアがペペの子どもを身ごもっていることが発覚する。

2015年製作/93分/G/グアテマラ・フランス合作
原題:Ixcanul
配給:エスパース・サロウ
劇場公開日:2016年2月13日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第65回 ベルリン国際映画祭(2015年)

受賞

アルフレッド・バウアー賞(銀熊賞) ハイロ・ブスタマンテ
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(C)LA CASA DE PRODUCCION y TU VAS VOIR-2015

映画レビュー

5.0原題は『火山』貧困を訴える映画ではない。心優しきカトリック教徒の映画だ♥

2024年1月22日
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マサシ

3.5【今作は、序盤は望まぬ子を持った貧しき家に育った娘マリアとその家族の煩悶する姿を描き、最後半、2010年頃、グアテマラで起こっていた赤子人身売買の事実を世界に晒した作品である。】

2023年9月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

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NOBU

3.5マヤ先住民の文化と貧困

2017年7月16日
PCから投稿

何故いまこういうイビツな構造になっていて、
彼らが貧困に直面しているのか、の背景も描いてほしかった。

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もりり

3.5グアテマラのマヤ族の今

2017年2月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

スペイン語が全く理解できない、電気も水も出ない小作生活
蛇を異常に恐れる

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