劇場公開日 2016年2月27日

「小松菜奈ちゃんを言いなりにしたい」黒崎くんの言いなりになんてならない 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0小松菜奈ちゃんを言いなりにしたい

2016年8月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

萌える

毎度お馴染み人気少女漫画の映画化。
いきなり現在進行形で始まり、この前章に当たるTVスペシャルがある事を後から知った。
とは言え中身は漫画、別に見てなくたって大丈夫。
ご丁寧に説明してくれるし。

夢見る女の子の為の映画。
突然キス、壁ドン、床ドン、顎クイ、後ろからハグ、お姫様抱っこ、黒と白のイケメン王子、裸体サービス、ヒロインを巡って火花を散らし…。
有り得ないシチュエーション…いえいえ、女の子の理想のシチュエーションが満載!
女の子ならキュンキュン、キュンキュン、エロキュンします!

…で、男だったらこの映画の何を見てればいいの?
ちゃんとあります!
私がこの映画を見た一番の理由、それは、小松菜奈ちゃん!
この娘も可愛いよね~。
日本人離れした美貌、透き通るような真っ白な肌が、ま、眩し過ぎる…!
「渇き。」の鮮烈な役柄でクールビューティーなイメージが強いが、本作では一転してキュートでコケティッシュなコメディエンヌぶりを披露して、それがまた可愛い~~の。
内容は女の子の憧れだけど、小松菜奈ちゃんを言いなりにする、ある意味男の変態妄想映画でもあるッッッ!!

最後にちょっと真面目に。
これはいずれ「オオカミ少女と黒王子」も一応見たら書くかもしれないけど、
本作も「オオカミ少女~」も例えばアメリカとかで公開されたら女性軽視と叩かれそう。
女性を奴隷扱い=性の捌け口の対象とし、あれやれこれやれとこき使い、髪を引っ張るのはいくら何でも…。
何故そうなったかトラウマがあればいいものの、まるでナシ。(原作漫画ではあるのかもしれないけど)
ファンタジーみたいな漫画にいちいち目くじら立てて大人気ないのは分かってるけど、そこは納得させるものがないとね。
そういった事を全く気にも留めず、熱に浮かされたように虜になっているから、あんぽんたん。

近大