ババドック 暗闇の魔物のレビュー・感想・評価

ババドック 暗闇の魔物

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なんでもないものを恐怖の対象であるかのように撮るのが上手い。 子供...

なんでもないものを恐怖の対象であるかのように撮るのが上手い。
子供が全然かわいくないのがいい。序盤から問題児全開で、コイツのせいで存在しないモンスターの幻覚ををみるようになった話かとも思わせる。育児ノイローゼものみたいなんだけれど、ババドックは・・・いる。
DVDパケのママ雄叫びでババドックに勝利してからオチまでに実体のあるものとして描いてる。

類い稀な子育て辛すぎホラー。

yonda?
yonda?さん / 2017年8月4日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  怖い
  • 鑑賞方法:-
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人の心の中に潜むババドック

母子を襲う絵本の中の怪物の恐怖…。
シッチェス映画祭で高い評価を得たホラー。
母子を演じた二人の鬼気迫る演技、怪物“ババドック”のビジュアル、音も効果的。
が、本作、単なるホラーに留まらない見方があると思う。

夫に先立たれた時点で、母親の精神状態はすでに不安定だった。
息子がかなりの問題児。学校では度々問題を起こし、身内である母親の妹からも嫌われている。
息子の事は勿論愛しているが、手に負えない時も…。
そこに、息子が絵本の中のババドックが本当に居るとおかしな事を言い始める。それはエスカレート。
そして母親もババドックが見えるようになり…、
母親の精神は完全に壊れた。

息子に酷い言葉をぶつけるようになる。
クソガキ、クソでも食ってろ、夫じゃなくお前が死ねば良かった…。
さらには、息子を襲い始め…。

ババドックによって気が狂い…という事だが、シングルマザーの苦悩、本音、深い闇。
ババドックを通じて、それらやDVを具現化。

ババドック…
それは、人の心の中に潜む魔物。

近大
近大さん / 2017年7月25日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 怖い
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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育児に悩むシングルマザーは絶対に観ない方が良い映画! ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

オーストラリアの映画らしいです。モンスターが出てくるよくあるような海外ホラー映画だと思って観始めたのに、実際は全く毛色の違うホラー作品でした。
メインのキャストはお母さん役と子ども役の子ふたりくらいで、ロケーションも主に自宅と限られている。
こういう予算のあまりかからないような中でよく練られた良質な作品は個人的に好き。
結局ババドックは魔物とかモンスターとかではなくて、生活のストレスや育児に疲れたシングルマザーの幻覚?的なものだったと思うんだけど、この精神的に追い込まれておかしくなっていく過程の描き方が秀逸過ぎて観ててちょっとしんどかった。
その狂気的な作風としては映画『シャイニング』を彷彿とさせるものがあった。
実際に起こっていることなのか、それとも幻覚なのか微妙な表現が多いから二度目観たらまた違った視点から観れて楽しめる作品なんじゃないかなーとも思う。
母親役を演じた人の演技も圧巻だったけど、子役の子の時折見せる表情もなんか不気味で存在感あったなー。

Koby
Kobyさん / 2017年2月23日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 怖い 難しい
  • 鑑賞方法:VOD
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16年32本目は最恐ホラーと各地で名高い皮を被った社会派教育映画。

16年32本目は最恐ホラーと各地で名高い皮を被った社会派教育映画(だとわたしは勝手に思ってる)。
夫を事故で失いやんちゃな時期の息子とふたりで暮らすシングルマザーの主人公が育児ストレスを引き起こしていく。そのうち謎の飛び出す不気味な絵本を手に入れ、それに登場するモンスター「ババドック」に苛まれていくホラー。
その「ババドック」は果たして本当に存在する呪われたモンスターなのか、主人公を苛む育児ストレスによる妄想なのかは観た人次第な気がします。
取り憑かれたように「ババドック、ババドック」言いやがるめちゃくちゃやんちゃな可愛い息子を恨めしく思ってしまう母。果てには殺したいとまでの感情を抱き始めるも、根底に残るのは母の愛。ラストの表現も最初は「???」と思いましたが、上記のことを踏まえるとなかなかうまい演出だったように思います。

母と息子を襲うモンスター・ババドック、
母を助けようとする息子、息子を守ろうとする母。非常に強い親子愛に、ホラー観たさで観たわたしが涙しそうになりました。ぎゃー怖い!というよりは深く感動する作品だと思います(わたしが母っ子だからかな)。
育児ストレスのほかに夫を亡くしたショックからなかなか立ち直れないところから立ち上がる姿も描かれていて、最強母ちゃんというよりはリアルな姿の母親が描かれていたように感じました。

これを「めっちゃ怖い!」「最恐ホラーだ!」とだけで表現してしまうのは勿体無い。怖いもの観たさで観るモンではない、と言いたいです。一応ホラー映画なので評価としては間違っていると思うけど(笑)。
ちなみにこの監督が女性であるというのも個人的には評価ポイント。流石と思いました。

一風変わったホラーを味わいたいなら是非、観て欲しいです。
母と息子の怪演も本当に素晴らしい。ババドックよりその怪演のほうが怖かったくらい!

A
Aさん / 2016年11月15日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 悲しい 怖い
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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本当に怖いもの、それは自分

恐怖するあまり、自分が恐怖そのものになってしまうという、逆視点でのホラー。幽霊や怪物ではなく、自分自身が変わってしまうことの恐怖。
これはなりリアリティのある恐怖で、それだからこそ怖いのだと思う。
恐怖は否定するのではなく、受け入れていくことが重要であると、言いたかったのではないかと思います。

夢見る電気羊
夢見る電気羊さん / 2016年2月15日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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うっかり飲んじゃいけない、シングルマザー処方せん ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

2015年の全米を騒がせたホラーが「イット・フォローズ」で、2014年の全米を騒がせたホラーがこれ。

なるほど。怖い。

「イット・フォローズ」が生と性と死、そして愛と喜びの映画であるならば、本作は「くっそ、全部めちゃくちゃにしてええ」と否応のもなくこみあげてくる感情(あるいは耐えられない病気)とうまくお付き合いしましょう、という映画。

最近の優秀ホラーは、びっくり箱から、心理戦なものが多くなってきているのだろうか。もちろん、びっくり箱もニーズとしてあろうが、こっちのほうが好みと言えば好みだ。

「ババドック 暗闇の魔物」

最初のオープニングから、くっそウザイガキにうんざりして、ベッドから体に巻き付いたガキの手を振り払い、逆向きで寝るシングルマザー。とにかく、このシングルマザーの追い込みが激しい。お産のための病院への道中に交通事故で夫を亡くし(ガキの誕生日が夫の命日)、もともとはライターだったが、今では老人ヘルパーで、まともに会話の出来ない患者を相手にする日々。ガキは(甘やかしすぎたのか、育て方が間違ったのか)人の話を聞かない。

前半のガキのふるまいが、バカなのか、何か見えてるのか、天才なのか、とにかくウザイがうまい演技のせいで前半主人公に同情していく。顔立ちは美人だが、明らかに日々の生活の疲れと化粧を必要としない生活ですっかりババアと化しているので、なおさら同情を誘う。

そんなとき、本棚に「Mr.ババドック」という童話を見つける。

本作は「イット・フォローズ」と違い、音はほぼ効果音のみ。だがこれもアメリカのホラーではなく、イタリアン・ホラー(厳密にいうとイタリアン・オカルト)のテイストが画面を支配する。

変貌する姿が「シャイニング」(ガキが「ババドック」が見えるということも含め)に似ているが、「エクソシスト」、もうちょい言うと、その亜流だが、イタリアのオカルト映画「デアボリカ」によく似ている。

主人公の顔も似ているし、ママさんの集まりで、急に言葉を荒げたり、汚ったねえ単語をガキに向かって吐いたり、思いっきりネタバレだが、後半やっていることもよく似てくる。

後半は主人公自身が「LET ME IN」を叫ぶ通り、ババドックとは、彼女自身にある存在。乗っ取られたようなシーンがあったり、ラストの地下室のシーンもあるが、地下に入れておいて、たまにかまってやる(かまってやるモノがまたエライものだが)「自身の闇」との上手な付き合い方を憶えていくことで本作は終わる。

ちなみにミミズは血栓除去(詰まりを流す)の効果がある。
(ちょっと深読みすぎ)

ガキにババドックは見えている。それはそうだ。目の前にいるのだから。お母さんもババドックと上手に使う(発揮)することで、ガキの「躾」にもなるのだ。

しかし、ガキのほうは、地下室はもっと大きくならないと、入れない。まだ「ババドックとのつきあい方」を学ぶ必要ないからだ。母が「ババドックだから」必要ないのだ。

いずれは自分で飼いならす必要になるだろう。誰にとっても。

これが前向きの映画だということは、最終的に「私は負けない」というセリフで十分わかることだが、それに行きつくまでには、とっても苦難な道のり故、この映画、気安く観てはいけない。特にシングルマザーには。

けれども、この映画、シングルマザーの応援歌であることには間違いない。

本作、女性監督とのこと。なるほど。

しんざん
しんざんさん / 2016年1月31日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  怖い
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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シングルマザーがおかしくなっていく様がとてもリアルで怖かった!

シングルマザーがおかしくなっていく様がとてもリアルで怖かった!

buckaroo
buckarooさん / 2016年1月30日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: -
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:VOD
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社会派リアルホラーの傑作。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

息子を産んだ日に夫を事故で亡くし、哀しみを癒す余裕もないまま7年間奮闘してきたシングルマザーが、周囲の適切な理解や援助を得られずに精神崩壊していく恐怖を、ねっとりじっとりと描いていく。

息子のサミュエルはADHDっぽい言動が目立ち、いつも母親のアメリアを悩ませている。小学校に自作したボウガン風の武器を持って行ったり、従妹に化物の話をして怖がらせたり、ついには鼻骨を折る怪我をさせたりと、ひっきりなしに周囲との軋轢を生み出し、大好きな母親を疲弊させていく。序盤から中盤にかけてはむしろ子供が化物に見えるほどだ。

この映画の出来事を、老人介護の仕事と子育てに追われ、夫の死からも立ち直れないまま、どんどん社会から孤立していくアメリアの主観と捉えるなら、これはもう福祉だのメンタルヘルスだのといった極めて現実的でありふれた、それだけにメチャクチャ怖いお話だということになる。

ミスター・ババドックという絵本の化物に仮託された不安や恐怖は、どこにでも、誰にでもあって、決して消し去ることはできない。心の地下室から出てこないように、なんとか飼い慣らして生きていくしかない。あのラストはそういう意味だろうと思う。実に真摯な落とし所といっていい。満点にしなかったのは、飼い犬の忘れられっぷりが可哀想すぎたから。

lylyco
lylycoさん / 2016年1月24日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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おおげさな謳い文句は別にして。

なかなか秀逸な出来具合いで。
映像とか音とかこけ脅しの演出ではなく、日本的なじわじわジックリくる恐怖の組み合わせでじっくり怖がらせてくれます。
情緒不安定なシングルマザーとこれまた情緒不安定なその息子。話が進めば進むほど誰が正常なのかわからなくなってくる。または、ホントにババドックがいるのか?
全て親子の幻想とでもかたづけられるし、と言っちゃうとホラーはみんなそんなもんだけど。
マミーの豹変ぶりがシャイニングで恐怖。

peanuts
peanutsさん / 2015年10月5日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  怖い
  • 鑑賞方法:映画館
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