ぼくとアールと彼女のさよならのレビュー・感想・評価

ぼくとアールと彼女のさよなら

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多くの人に観ていただきたい秀作!

日本では劇場未公開となった本作は、独特のストーリーとキャラの面白さ、そして映画そのものへのオマージュが詰まった秀作だ。何より面白いのは主人公の物の見方、感じ方だろう。学校内を世界の縮図に見立て、どんな国家(グループ)ともソツなく付き合っていく彼の飄々とした目線は、常に特殊な語り口となって我々を魅了してやまない。だが彼もやがて壁にぶつかり、飄々とした衣を脱ぎ捨て、闘病中の少女を励ますためにオリジナル映画を創ろうと情熱を燃やし始める。そんな主人公の心境の変化がたまらなく清々しく、誰しもが経験する大人への第一歩として実に魅力的。ブライアン・イーノの音楽、ストップ・モーションを駆使した不可思議なアニメも、この柔らかい触感に独創的な色合いを添える。完璧な映画とは言い難いが、むしろその不完全さも含めて親しみは増すばかり。サンダンスでの受賞も頷ける愛すべき作品だ。

ぐうたら
ぐうたらさん / 2016年12月29日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 笑える 楽しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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映画好きほど好きになる作品。

たまたまTSUTAYAにて本作を発見し、鑑賞。ここ最近では一番好きな作品となった。
ストーリーは主人公の青年が白血病に苦しむ少女と親しくなり、徐々に主人公が変わっていくというもの。
まず、ストーリー自体が自分の好みであった。青年と少女の親はどっちもどこか変だし、主人公もユーモアはあるけど、ひねくれてる。そんなキャラがそろっていてコメディ要素もあって、とても見やすいのにヒューマンドラマ要素もあって、じわじわと心にしみる映画であった。主人公がオマージュ映画の製作をしていることもあって、映画好きの人なら笑えるシーンもたくさんある。
ラストに迫るにつれて主人公の心の変化が見えてきて、コメディ要素は消えてくる。でも、そのメリハリも良かったし、主人公の語り口調もストレートに響くものがあった。
ラストシーンでは思わず涙が溢れた…
音楽、カメラワークなどの演出面も申し訳なく、ハートフルな青春映画としてかなり見やすい作品であった。

ジンジャー・ベイカー
ジンジャー・ベイカーさん / 2017年11月24日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  幸せ 笑える
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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優しさ

死期が迫った人間、それがまだ若くそれも自分の友人だとしたら?

自分の受験を放っぽり出して、友人に何をやってあげられるのだろう。自分との自問自答。

人間の持つ優しさを名作映画へのオマージュと共に感じられる作品だと思います。

ミカ
ミカさん / 2017年4月12日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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なぜに劇場公開しない、、、

ウォールフラワーとかと同じ雰囲気あるけどこの映画の方が好きだし脳裏に刻まれる映画。
多分忘れられない映画になると思う。
青春映画というべきか、難病映画というべきか。
恋愛映画ではないし、難病を取り扱うが主題はそれじゃないし、全編お涙頂戴の女の子の映画ではない。
とにかく素晴らしい。
家で映画見てエンドロールをあっという間に感じたのは初めてだ。
脇役の存在感、キャラも無駄遣いせず面白くていい。

ベンダーさん
ベンダーさんさん / 2017年3月28日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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悲しくて粋なストーリー

若い二人が、そして友人が、互いを思いやり成長していく。きっかけは悲しいが、とてもスマートな話運びで、良い作品。アメリカのアメリカ人の良いところに触れることのできる作品。

Sheeta
Sheetaさん / 2017年3月13日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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きっと、星のせいじゃない。とウォールフラワーを

足して2で割って不器用にした感じ。それがいい雰囲気になってる。
ストップモーションアニメ随所に
映画オタクの少年ではないのでは。

eli
eliさん / 2017年3月12日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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語り口だけで面白くなる

主人公(トーマス・マン)は映画オタクの高校生で、幼馴染の友人と名作映画のパロディを撮って楽しんでいた。
ママから友人の娘(オリビア・クック)が白血病になったので励ましてやってくれ、と頼まれる。
ぎこちない二人だったがそのうち・・・。
難病モノの青春恋愛ドラマだが語り口がとても面白く、最後まで楽しめる。

いやよセブン
いやよセブンさん / 2017年2月2日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 笑える
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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いいね

ウェットな話なのにドライに描いているので、せつない。

ドラゴンミズホ
ドラゴンミズホさん / 2016年11月22日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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隠れた名作

劇場公開しないのはもったいない。映画好きな人は見てほしい。主人公の映画愛にグッとくるはず。

フェネック
フェネックさん / 2016年8月31日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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周囲に流される生き方の心地よさ

近頃は自己目標を設定し、そこに向かって自らのキャリア設計をする生き方が推奨される。
しかし、この作品の主人公は、母親に言われて仕方なく白血病の少女のもとへ出向き、「君と一日一緒にいないと母親がマジでうざいんだ。レブロン・ジェームズ並に」と少女を説得し、しぶしぶ共に時間を過ごすところから関係を始める。
完全な無気力、無目的、受動的な生き方。
でも、そういう時期、そういう生き方は確実にあるし、だからどうした。目標に向かって生きるだけが人生ではない。周りの状況に流され、毎日を事無くやり過ごすことに集中した生き方にだって、必ず何かしらの意義はあるはずだ。そう思わせてくれる映画。
自分の価値は、自分が全て知っているわけではない。だから、まずは流されてみよう。そうすることで、これまで素通りしていた物事の中に、思いがけない価値を見出すこともあるのから。そう優しく語ってくれるような作品であった。
少女に送った映像作品の完全版がDVDでは視聴できる。よく意味は分からないところもあるけれど、自分の身に起こるモヤモヤを、身近な物に託して表現したような感じがした。どこか、ミシェル・ゴンドリーに通じる作風を感じた。
某放送局の、感動ポルノ的な24時間番組を、妻に強制的に見せられたからか、口直しに最高の作品であった。

masaking
masakingさん / 2016年8月30日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 笑える 幸せ
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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少年が「少年」を終えるための日々 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

決して目立たずかと言って省かれない、ちょうどいいポジションを潜り抜けてハイスクール生活を送る、ちょっと頼りない少年グレッグと、白血病と闘う少女の物語。ともすれば安直なお涙頂戴的なストーリーラインが浮かんでしまいそうだが、この作品をそれを軽く飛び越えるユーモアとシャープさがある。ちょっと「きっと、星のせいじゃない。」が思い出されるが、どちらが良い悪いではなく、対の作品として捉えてもいいかもしれない。どちらかを気に入ったならきっともう一方も好きなはずだし、二作品とも併せて愛したい。

ハイスクール最後の年を、白血病と闘う少女と過ごす日々。いつか「少年」をやめる日が刻々と迫るグレッグと、隣には刻々と「死」へと歩み寄る少女がいる。大学進学と残された高校生活。恋か友情かも分からない絆と、自主製作パロディ映画・・・。そういった積み重ねから、10代後期に訪れる「あと少しで整理がつきそうで、やっぱりうまくまとまらない思春期最後の心のモヤモヤ」が滲むように伝わってくる。少女のために作り始めた映画製作の混沌など、まさにそれだ。そしてそういったモヤモヤする気持ちに片が付く時、つまり映画が完成した時に、グレッグは「少年」を抜け出す。一人の少年のカミング・オブ・エイジ・ストーリーを最後まで丁寧に見つめている。

白血病という病気を扱ってはいるものの、作品がそれに縛られることはまったくなく、10代特有の鋭い感性とユニークな視点で物語が作られているのがとてもいい。主人公のウィットに富んだユーモアと語り口などにそれがよく表れていて、若々しく瑞々しい感性が作品全体に溢れていて実に清々しい。大人が昔を振り返って青春を美化するのではなく、登場人物が「今」を生きているという息吹が感じられるため、登場人物たちのこころの動きに説得力がある。死への向き合い方にも嘘がなくて素敵だ。死を扱う際、どうしても湿っぽくなりがちだが、死さえも少年の成長と重ねて爽やかに描き出されている。かと言って、死を物語の効果として利用したようなあざとさは一切感じない。「死は生の一部だ」という誰かの言葉を思い出し、「少女の死」と「少年の生」が一体化するのを感じ、その時に哀しくも幸福な涙が出た。

そういえば10代の頃、誰かの「死」を突然身近に感じたことがあったような、ふとそんな気がした。実際に身近な人を失ったわけでもないのに、突然誰かの「死」に共鳴し、さながら自分のことのように感じたことが。あれが自分にとっての「カミング・オブ・エイジ」へのステップだったのかな?などということを、この映画を見ながら、思い出していた。

いくら主演俳優が無名だからって、こういう作品を日本で劇場公開しないのはあまりにもったいない。特に高校生には(出来れば卒業までに)ぜひとも見せてあげたい作品だ。

天秤座ルネッサンス
天秤座ルネッサンスさん / 2016年8月18日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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映画の映画、男女の友情がテーマ。 辛抱強いヒロインとナイーブな主人...

映画の映画、男女の友情がテーマ。
辛抱強いヒロインとナイーブな主人公の映画を挟んだ微妙な関係。
セックスも拳銃もないアメリカ映画。
小説版を買おうか迷ってます。

印象深いシーンは、北極クマのマネするシーンです。
十代か二十代の人におすすめ

BAININ
BAININさん / 2016年8月10日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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郊外の悲劇と青春と日常と

日本の学園モノにもありそうな、へなちょこ男子の生活感溢れる家庭内の空気や友人とのやりとりに始まる。が、しかし主人公のクリエイティブな嗜好が演出の小品となり、そこに表れる心理描写の流れが物語の隙間をしっかりと埋めて説明している様は秀逸。
またハッピーエンドになるかと思いきや、ヒロインの急逝が若き情熱を奮い立たせることに繋がっていく姿は、成長憚として見るものに清々しさを与える。

なべたく
なべたくさん / 2016年6月1日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:VOD
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機内上映。

人物がしっかりしていて感情移入するので「彼女のために映画を作ったら?」と言われてヘラジカに踏みつぶされるシマリスの心理描写が入ることにすごい共感した。

本当に信頼できる関係がどんなものなのかを伝えるのが上手だなぁと思った。
アールとの関係もいいし、すぐに彼女が受け入れることがとても自然だった。

スベスベマンジュウガニ
スベスベマンジュウガニさん / 2016年1月8日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 楽しい 幸せ
  • 鑑賞方法:-
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飛行機の中で観ましたがボロボロ泣いてしまいました。フェニックス映画...

飛行機の中で観ましたがボロボロ泣いてしまいました。フェニックス映画批評で見落とされた映画賞受賞とのことですがまさにその通り。思春期の純粋な心情がよく現されていて、エマ・ワトソンのウォールフラワーに似た印象の、心温まる作品。
主演のオリビア・クックがキュートです!
日本でも もっと話題になって良い映画だと思います。

なつき
なつきさん / 2015年12月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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