内村さまぁ～ず THE MOVIE エンジェルのレビュー・感想・評価

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内村三村大竹と芸能事務所を首になった女優が組んで現実で演じる。
つまり依頼を受けて、ターゲットの前で何らかの意味ある芝居をする。

序盤は変な依頼とその対応という短編喜劇みたいなパターン。
中盤からは三村が父親のいない子供の前で父親の演技をする。

最初は硬くて打ち解けないが、自分をそのまま出せばいいと気付き打ち解ける。
最後、父親参観で子供が父親の作文を読み、偽者だとバレていたことが判明。
でも偽者の父親でも大好きとのこと。
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細かいギャグが散りばめられていて、まさにコメディって感じ。
最初の方は面白かったんやが、中盤からちょっと退屈になって来た。

素の自分のままでいいんだよ、というありがちなパターンとは言え、
自分の「子供」の授業参観に、駅や道を間違えて遅刻とかあり得んし。
そんな情けないことになってまで「素の自分」でいいの？って思った。

あらゆる部分のドタバタも、あり得ない偶然も予定調和も、まあ良しとしよう。
それはコメディだからだ。でもその中に変な意図が見え隠れしとるんよな。
中途半端に人を感動させようという意図が。そこがつまらん。

女優志望の夕子、巻き込まれる形でウエイトレス役に(普通の衣装かセクシー衣装か選ばせる)、依頼を解決し仲間に加わる
ある依頼で父親役を演じることになる三田村(“似顔絵は特徴を大袈裟に描くと似る”と広太にアドバイス)
遊園地で今までの依頼人に遭遇するも刑事役やセクシー衣装、マジックで上手くかわす(ここをもっと丁寧に作ってほしかった)
初めから本当の父親でないことに気付いていた広太、飾られた父の似顔絵は青髭が強調されていた
芝居の裏でマジックを披露する大島、エキストラには有名芸人(NO PLAN1シーン出演)等遊び心○

大喜利部分は笑えた、位置関係を物で説明するシーンが特に

内村さまぁ～ずの3人のアドリブ満載で、笑いのツボにチクチクと刺さってきて、ずっと半笑いで見てましたwww
ペースもゆっくりゆったりとしてて、見てて疲れないし、こっちも完全にリラックスしたまま見れましたww時間に追われてる時に見たくなる作品(￣▽￣)

個人的にはNO PLAN再結成が嬉しかったwww

映画にする程かなっていうのが最初の感想です。
自腹だったら不満タラタラでした！
ただフリーパスで観たので不満はありません！
さまぁ〜ず大好きなので！
特に大竹さん！

内さまのファンなのですが、最初に映画の情報が流れてきた時は「正気か？」というのが正直な感想でしたし、バラエティ番組をどう映画化するのがただただ疑問でした。

が！

実際に観てみてとっても納得。
めちゃくちゃ面白いです！
果たして映画と言っていいのか謎は残るのですが、大スクリーンで内さまファンの人と一緒に笑って感動出来るという点においてはもう最高ですし、ただ笑えるだけじゃなく、ストーリーも意外にしっかりしているのも10ポインッ！

ただし、あくまで内村さまぁ～ずの映画なので、やはり本来のテレビ番組ファンじゃないと楽しめないとは思います。
逆に内村プロデュース時代からこの番組を追っかけている人にとっては十二分に満足出来る映画ではないかと。それまで笑っていたのにNO PLANが画面に映った時は一瞬で泣いてしまいました（笑）

是非とも内P・内さまファンに観てもらいたい作品です（*＾＾*）

劇場でみんなで観てみんなで笑ったらそれこそ幸福の映画体験。
バラエティーを映画館でみんなで観ているような感覚。楽しかったです。
途中、プロデューサーがお目見えした場面は大笑いしながら懐かしくて泣いてしまいました。
意外とささやかな幸せで充分満たされました。