奇蹟がくれた数式のレビュー・感想・評価

奇蹟がくれた数式

劇場公開日 2016年10月22日
35件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

常人離れした天才の偉業を常人に伝えるのは難しい

インドで数学をほぼ独学でマスターし、独創的な数式を次々に“発見”した天才数学者ラマヌジャンと、彼の手紙からその数式の価値を見抜き、ラマヌジャンを英国ケンブリッジ大に招聘したハーディ教授の心の交流が描かれる。

実在の天才研究者を描く伝記映画は数多いが、分野が純粋数学や理論物理学だったりすると、彼らの偉業の本質を一般の観客に伝えるのは難しい。そのため、たいていは研究以外の人生のドラマ(恋愛、難病、精神的な問題など)で、共感や感動につなげようとする。

本作は、ラマヌジャンの数式の価値や独創性、エレガントさを伝えようと健闘しているが、やはり物足りなさは残る。

ラマヌジャンの高揚感や苦悩をデブ・パテルが巧みに表現し、それを支えるハーディ教授を演じたジェレミー・アイアンズの穏やかな渋さもいい。2人の味わい深い演技は、自分のような凡人が“奇蹟”に触れられないもどかしさを、ある程度は補ってくれる。

AuVis
AuVisさん / 2016年10月21日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 知的 難しい
  • 鑑賞方法:試写会
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出会いによって人は変わる、普遍的な物語

天才に国境などない。本作でも天才的な数学的頭脳を持つインド人青年がイギリスへ渡り、差別や孤独に耐えながら研究に明け暮れる。

舞台となるケンブリッジは『炎のランナー』や『博士と彼女のセオリー』でおなじみの学術都市。とりわけ本作では伝統と格式を誇るトリニティ・カレッッジが学内の映画撮影を初めて許可したことも見どころとなっている。また、第一次大戦中の雰囲気を描いた点も興味深く、教師や生徒の数が減り、学内が看護所へと変わりゆく様は、この時代がいかに英国の暮らしを変貌させ、多くの尊いものを奪い去ったかを教えてくれる。

主演デヴ・パテルもさることながら、その師となるジェレミー・アイアンズも変わり者ぶりを発揮。数学に人生を捧げた二人が出会い、ぎこちない気持ちの伝え方ではあっても、いつしかしっかりと敬意と友情を育んでいく。その過程こそ本作の伝えるもっとも尊い奇蹟なのかもしれない。

ぐうたら
ぐうたらさん / 2016年10月19日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:試写会
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見出したのはイギリス人

インドの天才数学者ラマヌジャン(デブ・パテル)と彼を見出したイギリスの数学者(ジェレミー・アイアンズ)の物語。
数学者が天才というのはよくわからなかったが、イギリスの保守性もきちんと描いており、ケンブリッジといえども、という感じ。
手堅い演出なので勉強するみたい。

いやよセブン
いやよセブンさん / 2017年9月29日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 知的
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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面白かった ネタバレ

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面白かったけど、最後の運命が
悲しかったー‼︎ 😭

手紙を隠していた母の気持ちも
夫からの手紙を待つ妻の辛さも
よくわかる。

Angela222s
Angela222sさん / 2017年7月4日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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君は数学と無限に踊る ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

映画「奇蹟がくれた数式」(マシュー・ブラウン監督)から。
「アインシュタインと並ぶ無限の天才」とも称された
インドの数学者「ラマヌジャン」と、
彼を見出したイギリス人数学者ハーディの実話を映画化した作品。
文系のはずの私が、こんな解説に惹かれ、観始めた。
学生時代、数学の数式ほど頭を悩めたものはない。
それなのにここに登場する人々は、
「正しくみれば、数学は真理だけでなく、究極の美を併せ持つ」
数式を眺めて美しいと表現しているし、
「これ(公式)は何なの?」と訊かれれば
「絵のようなものだよ。見えない色で描かれていると想像して」と
サラッと答える。
「モーツァルトが脳内で全交響楽を聴いたように」と前置きをして
「君は数学と無限に踊る」とも・・。
「どこから着想を得るか?」の問いには「女神です」と返答し驚かす。
「眠る時や、祈る時、舌の上に、数式を置いていく」らしい。
「公式は創るものではなく、既に存在し・・ラマヌジャンのような
類い稀な知性が、発見し、証明するのを待っている」など、
一つひとつの表現が数学(公式)の話なのに、文学的で興味を惹いた。
でもやっぱり、記号がいっぱい書き込まれている「公式」を眺めて、
「(一緒に)踊る」という表現は、私には無理だなぁ。

shimo
shimoさん / 2017年4月22日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  楽しい 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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面白かったです。

植民地であったインドからイギリスへ。色々苦悩や苦難にぶち当たりながらも、なんとか前に進めた主人公。その主人公を支え、共に研究した2人の数学者。1つの共通点から親しくなり、周囲を納得させていく。感動します。

既にあるが、形にできないもの。公式が今どのくらいあるのか知りませんが、成立してないもの,概念すらないものはいくつあるのでしょうね。

直感、啓示からなる数学者。

ゆた147
ゆた147さん / 2017年3月26日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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偉人伝

偉人の話を淡々と伝える。悪くないのだが、淡々としすぎている。

Kj
Kjさん / 2017年3月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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数学者の話は面白い

数学者の話は面白かったなあ。
博士と彼女のセオリーは素敵なラブロマンス、イミテーションゲームは数学にかける青春 X 悲劇だったが、こちらは数学者どおしの友情。SF映画、青春映画に続いて、基本的に満足できる映画群「科学者ドキュメンタリー」ができた。

ラマヌジャンもハーディーも魅力的な科学者だった。

奥さんやった女優は可愛いかった。

CB
CBさん / 2017年2月7日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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インドの奥様って可愛い!

『奇蹟がくれた数式(2015)』
原題:THE MAN WHO KNEW INFINITY

(あらすじ)
1914年。ケンブリッジ大学で数学を教えるハーディ(ジェレミー・アイアンズ)の元に、インドから手紙が届く。
手紙の主はラマヌジャン(デヴ・パテル)。手紙に記されていたのは、無限に続く和の形で表される数式="無限級数"(永遠に続く和=1+2+3+4+……)に関することで、オイラーの「ゼーダ関数」と同じ答えを、独学でオリジナルの美しい方程式で導き出していました。
ハーディはラマヌジャンをケンブリッジに呼び寄せ、共同研究を始める。が、そこには宗教、人種などといった壁が立ちはだかる。
※新年初映画でした。実話でございます。

またまた私語りになるのですが、数学が苦手でしたー。
あ、苦手っていうレベルでないことは、高校の時に受けた模擬試験のコメントから窺われます。

「貴女は数学的な物の考え方ができません」

数学的な考え方?
私はこの映画を観るまで、「数学的な考え方?意味わかんねー」と、釈然としない思いで30年近く生きてきました。
数学的に物を考える。ってどういうことですか?
試験勉強は数学しかしないのに、赤点ギリギリとか、1回は0点だった時もあります。
不思議なことに、「答えは全て合っているが、そこに辿り着く方法が間違っている。教えた方法と違う」と言われ、0点でした。
数学って、答えが重要じゃないの?
プロセスが重要なの?
おら、わかんね。おら、わかんね。
このわかんね状態で、35歳で金融業界に転職して、都市銀(住宅ローン)→保険会社(資産運用商品)に行く過程で、数式は数式でも、お金に関わる数式なら、すっと頭に入ってくるタイプの人間だって気付いたんです。

このラマヌジャンは、アインシュタインに匹敵するほどの天才と言われているんですね。
恥ずかしながら、この映画を観るまで存じ上げませんでした。
ラマヌジャンは独学だったため、生み出した方程式は「思いつき(直感)」によるものです。
後になって、その直感のことを"女神の導き"と表現しています。
なので、その方程式が正しいかどうが、証明するという概念がないんですね。
あのー、直感で方程式が現れるってどういうことでしょう?
ラマヌジャン曰く「方程式を書く」=絵を描くのと同じ。数学は芸術だ!
そうなんです!数学的な物の考え方なんつーのは、ない!
なので、ハーディから「正しいことが証明できないと、この方程式は方程式ですらない!」と言われ、最初は凄く反発するんです。

あ、これが数学的な物の考え方か!と、ちょっと納得しました。

つまりラマヌジャンの直感は神がくれた物なので、それを否定するのは神を否定すること。
って、なるんです。
無神論者でコミュ障のハーディとラマヌジャンは、なかなか上手くいきません。
その内、ラマヌジャンの体に異変が……。
ハーディはコミュ障なので、相手が具合が悪いとか、なかなか気付かない。

当時のケンブリッジですから、そうとう差別があったのではないかと想像します。
本作でも教授から、あからさまな差別を受けるシーンがあります。
ストーリー自体は王道でよくある伝記物ですが、ラマヌジャン役のデヴ・パテルの必死の眼差しとか、こんな偏屈な役をやらせたら右に出る者がいないジェレミー・アイアンズのコンビが妙に良くて、新年から号泣してしまいました。

カーストの低い身分に生まれたラマヌジャンは、30歳くらいでハーディに見出されます。でも、もっと早い段階で専門的な勉強を初めていたら、どんな発見をしていたのだろう?と思いました。
私は無神論者ですけれども、もし神様がいるなら、全ての子供の傍に、その子の才能を発見する大人を配置してくれないだろうか?といつも思います。
私もそんな役目を背負っている大人の1人であるということを、忘れないようにしないといけないなーと思いました。

しかし、いつもの邦題問題。やすっぽい感動系のタイトルにしないで!
原題:THE MAN WHO KNEW INFINITY
INFINITY=∞
∞を知る男。でしょうか。
ラマヌジャンの功績の中で有名なのが"擬テータ関数"らしいのですが、そこから来たタイトルでしょうか。
この擬テータ関数が理解されたのは、2005年。
天才に時代が追いつくまで、100年近くかかったわけです。
この擬テータ関数は、ブラックホールや、インターネット網の研究に使われているらしいです。
ああ、新年からええ映画観ました!

PS マダム・イン・ニューヨークで思ったんですが、インドの奥様たちって可愛いですよね!

さとちゃ
さとちゃさん / 2017年1月6日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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分数

実在した天才を描いた映画って本当ハズレがない。
分数の計算すら怪しい数学アレルギーな僕でも、小難しい数式などは敢えて出てこないので楽しめた。
ひたすら、粛々とラマヌジャンと共同研究者の教授の奮闘を描いており、盛り上がりは少ないがかなり質の高い映画。
数学出きるようになりたい。

92

ヨッシー
ヨッシーさん / 2016年12月7日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
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いまでは「アインシュタインと並ぶ天才」と称えられている夭逝の数学者...

いまでは「アインシュタインと並ぶ天才」と称えられている夭逝の数学者ラマヌジャン(デヴ・パテル)と名門ケンブリッジ大学で教授を務める数学者ハーディ(ジェレミー・アイアンズ)との出会いと、インド出身の若者が数学者として認められるまの過程が描かれいるヒューマンドラマ。

当時インドはイギリスの植民地で相当な決断で海を渡ったんですね。
学歴もなく身分の低いインド青年の孤独。
彼の直感を証明として残さなければならない事を理解して貰いたいハーディの闘い。
2人が言葉の壁、文化の壁を乗り越えて証明できたものは数式だけではなく、2人の間に生まれた絆もだったのでは。

デヴ・パテルは「スラムドッグ$ミリオネア」でも天才ぶりを発揮。ジェレミー・アイアンズは最近観た「ある天文学者の恋文」で天文学者を演じてましたが、同じ大学教授役でも数学者と天文学者、人間性が全く違くてそこも楽しめました。2人を見守るリトルウッド(トビー・ジョーンズ)もいい存在感でした。

hiromiko
hiromikoさん / 2016年11月26日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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差別キツイです... よそ者はいつの時代も 肩身が狭い... 見て... ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

差別キツイです...
よそ者はいつの時代も
肩身が狭い...
見ててツライです。

どこにも相談出来ず
結果...
病に倒れちゃったのは
悲しかったな

数学者達に受け入れられて
1年でも妻の所に戻れたのが
救いかな

数学がわかれば
タクシーナンバーも
意味のある数字に変わり
楽しめたりするのね(笑)

snowball
snowballさん / 2016年11月24日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
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絆の糸を歪に結ぶ数学者たち ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

天才的な感性で数学の公式を見つけられてしまうインド系の青年と、イギリスの数学者との歪な友情と、二人の功績の物語だ。時代が時代だけに、インド系のエリートでも何でもない青年が突如スポットライトを浴びるのを批判的に見る人もいる。また同時に青年には公式をひらめきこそするものの、それを証明するという感覚がなく、数学会においては正式に認定できるものではないという頼りなさもある。天才型の青年と、学術的な思考の理論的な数学者という組み合わせが、衝突しつつも友情に似た絆を築き上げていく様にドラマを感じる作品だった。
かと言って二人の友情に湿っぽい馴れ合いっぽい要素はない。むしろ人間関係や対人関係が得意ではない者同士が、まったく噛み合わない動作を繰り返しながら、綺麗に絆を結ぶことが出来ないがために、かえって縁の糸が不格好に固結びされていくような不思議な友情の形成のされ方で、中盤まではまさか友情の物語だなんて気づかないかもしれないほどだった。
もちろん、移民である青年が数学のエリート世界で目を出す物語としての快感もあるし、それに伴う苦しみもきちんと描かれていて良い。実話であるが故に逃れられなかった「病」という展開にはいくらか違和感を覚えたが、(繰り返しだが)実話であるが故仕方がないのだろう。
もはや、インド系の好青年役はほぼ専売特許になっているデーヴ・パテールの演技は安心して見ていられる温かみがあって好きだ。「マリーゴールドホテル」のようなコメディもできるし、こういったドラマ作品でずしっとした演技もできる。それでいて爽やかで愛嬌があって素敵だ。対するジェレミー・アイアンもさすがの貫禄で余裕の懐を魅せる。数学のことに詳しくなくてもきちんと楽しめるようになっているし、実録ものの歴史的な文化作品としても、感動的な友情と絆の物語としても十分楽しめる良作だった。

天秤座ルネッサンス
天秤座ルネッサンスさん / 2016年11月21日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
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緊張感のある映画

思ったより緊張感があって引き込まれました!
内容も興味深かった。
天才はいるものなのですね。
もっと成果が残せた人なのに残念でした。

シネパラ
シネパラさん / 2016年11月20日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
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ビューティフル・マインドもどき

決して面白くない内容なんだけど、似たテーマのビューティフル・マインドと比べてしまった。凄い人がいたものだ。

hanataro2
hanataro2さん / 2016年11月17日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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同じ

大学教授役なのに「ある天文学者~」とはジェレミーアイアンズ全く違う感じでした ラマヌジャンが生きていれば素数も解けていたかも 数学に一生捧げたのみならず、差別とも戦い、そして後にも道を標した功績は大きい 彼の祖国が数字に強い理由が分かりました

ゆう
ゆうさん / 2016年11月7日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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数学変態のロマン

パンフレットによるとインドではアインシュタイン級の有名人であるらしいラマヌジャン。ハーディもリトルウッドも含めて、俳優達が良い感じだった。この人物の閃きの、脳科学的な説明がほしい。映画としてもうちょい面白く観せる演出があっても良い気はしたけど、つまり興味を持てない人は眠くなるのではないかと危惧するけど、数学ロマンを何となくでも解する人は観ておくべき。

もへじ
もへじさん / 2016年11月5日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
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イギリスに行ったら観てみたい物が増えました。

イギリスに行ったら観てみたい物が増えました。

あふ
あふさん / 2016年11月3日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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宗教と数学

日本人は一部の人を除いて宗教的な生活とは無縁だ。葬式仏教というあまり好ましくない言葉がある通り、結婚式では神父または牧師の案内によって愛を誓い、葬式では坊主の経や説教を大人しく聞くが、日常生活で宗教を意識することはあまりない。
これはイザヤ・ベンダサンが「日本教」と名付けた精神性のせいもあるだろうが、そもそも神道が八百万の神として万物に神が宿っているとしたことから、特定の神を想定するという習慣がない。日本人が関心を持つのはどうすれば利するかということだけで、金運がアップするという神社があればそこに人が押し寄せる。御利益(ごりやく)と利益(りえき)は同じなのだ。
しかし神道や仏教以外の宗教では唯一神があり、万能の力を発揮し続ける。神の存在には何の根拠もないが、根拠がなくても兎に角この宇宙に神が存在していると思い込むことが信仰だ。

科学者は現象を仮説によって説明し、その仮説を証明することが仕事だ。したがって存在を証明できない神を信じる科学者はいないと思われがちだが、欧米人の科学者の多くは神を信じているらしい。アインシュタインも熱心なクリスチャンだった。

本作の主人公シュリニヴァーサ・ラマヌジャンも熱心なヒンドゥー教徒だ。そして独学の数学者である。数学では定理や公理や公式は論理的に導き出せる結論としての証明を必要とする。ラマヌジャンはヒンドゥー教については数学的な思考をしない。映画ではラマヌジャンの発想がどこから出てくるのかを本人が説明することで宗教と数学がひとりの人間に同居する理由を表現しているが、無宗教の人間には理解し難い部分だ。
共同研究者のハーディも無宗教であり、ラマヌジャンの信仰を理解しなかったが、自分よりもずいぶんと若いインドの天才に、宗教や習慣の壁を越えて友情を抱く器量の大きさがあった。ラマヌジャンの活躍はハーディの懐の深さによるところが大きい。ラマヌジャンを王立協会の会員に推薦する演説はこの映画の一番の見せ所であり、名優ジェレミー・アイアンズの重厚な演技が光る。短い場面だが息を呑む迫力がある。
ラマヌジャンを演じたデブ・パテルは「チャッピー」でも真面目で思い込みの激しい研究者を演じていたが、こういう役が嵌り役なのだろう。若いが安心してみていられる役者だ。

耶馬英彦
耶馬英彦さん / 2016年11月1日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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悲しい結末

ずば抜けた頭脳や才能を持つ者は、階級や差別、そして嫉妬に潰されてしまいがちな人間社会において、その才能を認め後押しをしてくれる人が現れるというのはとても心強い事だと思う。
だけど、時代によってはそれもどれ程の力になってくれることか…
結局、彼は認められたがさぞかし悔いが残っただろうね。

rukese
rukeseさん / 2016年10月30日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 知的 悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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