ラスト・フェイス

解説

「イントゥ・ザ・ワイルド」などで監督としても活躍するオスカー俳優ショーン・ペンがメガホンをとり、「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロン&「ノーカントリー」のハビエル・バルデム共演でアフリカ内戦の過酷な現実を描いた社会派ドラマ。貧困国に医療援助資金を提供する組織に所属するレンは、西アフリカの内戦地帯で救援医師のミゲルと出会う。自らの危険を顧みず患者たちを救おうとするミゲルに心を動かされたレンは、彼に惹かれ、過酷な状況下で互いに支え合うように。しかし、ミゲルのある裏切りによって2人の関係は切り裂かれてしまう。共演にも「レオン」のジャン・レノ、「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」のジャレッド・ハリス、「アデル、ブルーは熱い色」のアデル・エグザルコプロスら実力派俳優がそろう。

2016年製作/131分/R15+/アメリカ
原題:The Last Face

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第69回 カンヌ国際映画祭(2016年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ショーン・ペン
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映画レビュー

3.0タイトルなし

2020年9月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

何とも胸が締め付けられるラブストーリー。アフリカ内戦、難民虐殺の酷いシーン、男女それぞれ、互いの生き方がわかるからこその別れ、そして生死の別れは悲しい。

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KEI

2.0らしくない

2020年6月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

興奮

物語の中心にあるのは男と女であり、その二人が別々の道を歩むしかない現実をドラマティックに。

下手な恋愛映画にはならないように、関心があったのだろうけれど、アフリカの酷い内戦を含んだ社会派路線を狙いつつ、シャーリーズ・セロンを撮りたかったイチャイチャ感は拭えない。

アフリカの実情を巧く捉えているようには思えない、過剰に見せるグロ描写と医師たちの苦悩なども疎かに、何となくテレンス・マリック的な映像美をチラホラと、何を伝えたいのか?鈍ったショーン・ペン。

酷評される程に悪いとは思えないし、日本での劇場未公開な扱い、誰もがS・ペンに求めていなかった作風を受け入れられなかった顛末!?

デ・ニーロのカポネになれず、アクション俳優転向はイマイチ、人気も無い?アニメの声優、メル・ギブソン共演の新作も不安だし、俺の大好きなショーン・ペンは何処へ。

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万年 東一

4.5読解力が求められる

2019年9月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

難しい

本作のキーワードは「愛」「医療団」「難民」「内戦」である。全体的にグロテスクなシーンはあるものの、現場のリアリティな部分が表現技法に組み込まれており興味関心を寄せる映画である。しかし、この映画について全く知らずして観た者は、少し驚嘆するであろうし、台詞への読解力がやや求められる。愛とは何かという一部分のみを観るのではなく、難民について、戦争しかり内戦についてをも興味のある者には薦めよう。人が死ぬシーンから創造する「愛」や主演とヒロインの掛け合いから産まれる「愛」に感動し、久々に映画で涙した。

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トゲピー

4.0監督をするショーン・ペンが好き

2019年3月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.9
「イントゥ・ザ・ワイルド」のように極太なストーリー。アフリカ内戦の実情と共に、医療援助など、貧困地域に手を差し出しのべる人達、その向き合い方まで考えさせられる内容。
思想の前に目の前の命を助けなければならない。しかし援助やお金では物事は解決に向かわず、思想を変えなければならないのも事実。
キャスト陣も素晴らしいが、ショーン・ペンが取り上げるテーマが毎回興味深く、大事な事を伝えてくる。

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カメ
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