劇場公開日 2017年1月27日

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「監視国家」スノーデン 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0監視国家

2017年7月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

難しい

2013年に世界中を震撼させた事件。
日本でも大きく報じられた事は記憶してるが、正直、機密漏洩ってぐらいにしか知らない。
アメリカ国家安全保障局、通称“NSA”の元職員、エドワード・スノーデンが暴露した個人情報監視の事実。
本作を見て初めて詳しい概要を知ったようなもんだが(オスカーを受賞したドキュメンタリーは未見)、これが事実ならば、空恐ろしい。
アメリカが、個人はおろか世界中をも監視している。監視カメラ、パソコン、SNSを通じて。
隠し事の無い、個人に開けた国家とは真逆の実態。
映画は、オリヴァー・ストーンらしい社会への疑問を投げ掛け、お堅く小難しい点もあるものの、エドワード・スノーデンの実像と何故彼が告発に至ったかに迫る。
その動機は大体は予想は付いた。
元々スノーデンは愛国者だった。軍に入り、ブ○シ○反対にも署名しないほど。
除隊後、そのハイテク機器への類い稀な知識を買われ、CIAそしてNSAに勤務。国家の理想を信じて。
が…、
全てを捧げるほど信じていたものへ募る不審。失望、落胆。
この偉大な国は、自由と平等、正義と理想の象徴ではなかったのか。

日本人にとっては遠い国の事件…で済まされない。
数年間、日本の米軍基地に勤務していたスノーデン。
その時、日本中を監視していたという…。
日本は本当に、かの国の属国なのか。

近大