劇場公開日 2015年9月5日

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「視聴者をバカにしてませんか?」猫侍 南の島へ行く あずき丸さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0視聴者をバカにしてませんか?

2015年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

パンフレットによると「バカバカしければいい」「テーマがないのがテーマ」「何も考えず90分間笑って過ごす。」
という渡辺監督のコメントが載せられてましたが全く笑うことができませんでした。むしろだるくなってストレスたまりました。
唯一最後の最後に出てきた松崎しげるでやっとクスッとできたくらい。

前作の劇場版もたいがいひどいと思いましたが今回はさらに落ちました。
老若男女誰にでも分かりやすいように配慮しました、と言いたいのでしょうけどこれでは老人や女性、子供をすらバカにしているとしか思えません。

おそらく前作でこんなのでも客入るのかーと思ったのでしょうが
それは猫による福招き効果によるもであってそこに味をしめて
テレビにも劣るような作品を作ってお金を取る、というのはいかがなものでしょうか。
1800円払って映画館に行く、というのは結構特別なことだったりします。
ふだんテレビでは見れないものを期待して行くわけですから。

ストーリーやテーマを持たせず人を笑わせる、というのは実は普通に映画を作るよりもずっと苦悩を伴う難易度が高いチャレンジだと思います。
素人から見るとふざけながら作ったのかな、と思ってしまいました。
一本筋が通ってたのはテレビドラマのシーズン1だけでその後はだんだんかわいい猫を見るだけのイメージ映像になってきました。
それだったら「世界ネコ歩き」の方がよほど秀逸です。
ストーリ性がなく人を笑わせたりなごませたりするという点においても成功してますよね。

玉之丞がいるから許して見ているわけで、
そもそも素人に「脚本がー」とか「監督はー」とか考えさせないようにしてほしいです。
こっちもそんなこと考えて映画を見たくないのですよ。

あずき丸