劇場公開日 2015年8月29日

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ロマンスのレビュー・感想・評価

全74件中、1~20件目を表示

0.5NGWordかもしれないが、時間の無駄かも

2023年12月9日
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マサシ

3.5【”良い日旅立ち。そして、母を訪ねて三千里。”今作は、口の悪い不愛想な大島優子さんも良いが、大倉孝二さんの駄目おじさん振りも絶妙な、不思議な可笑しみが漂うロードムービーである。】

2023年6月21日
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楽しい

知的

幸せ

ー タナダユキ監督作品は好きである。どこかユーモラスで温かな人間描写が好きである。オリジナル脚本に拘っている所も、好きである。
  全作品を鑑賞しているかと思っていたら、今作品が未視聴であった。で、観賞した。-

■新宿~箱根を往復する特急ロマンスカーで社内販売係として働くハチコ(大島優子)。
 ある日、彼女はある中年の男性客桜庭(大倉孝二)に車内販売車からモノを万引きされ、揉めてしまう。
 更に男に、失踪した母親から届いた手紙を読まれてしまう。
 ハチコの母が自殺を考えていると危惧した桜庭は、彼女に母親を探すよう促し、二人でレンタカーで箱根周りをする事になる。

◆感想<Caution! 内容に触れています。>

・優秀な販売係だが、母との確執があるためか、常に不愛想なハチコを演じる大島優子さんと、普段は悪役が多い気がする多額の借金を抱えた映画プロデューサー、桜庭を演じる大倉孝二さんの、会話が面白い。
ー ハチコは桜庭を”オッサン”と呼び、桜庭はどこか剽軽な風合を醸し出しつつそれに応える。何気ない会話をしながら、凹凸コンビのオカシナ旅は続くのである。-

■今作は、普段は悪役(時代劇だったら、切られちゃう人。現代劇だったら、撃たれちゃう人。)が多い気がする大倉孝二さんの、どこか憎めないコメディ要素を漂わせた演技がナカナカである。
 流石、邦画の名脇役である。
 演技の幅が広い。

・桜庭とハチコが、何だかんだ言いながら箱根旅行みたいな感じで、旅をする姿。そして、道に迷ってラブホテルに仕方なく泊まるシーン。
 桜庭は、距離が少しだけ縮まったハチコを思わず抱きしめてしまうが、グッと堪えて”ゴメン。疲れているみたいだ・・。”と言って一線を越えない。
 そして、寝たふりをしているハチコの額に”キスだけね‥。”と言って唇を少しだけ触れるのである。
 ハチコもそれに気づきつつ、毒舌を浴びせる事無く、静に微笑むのである。

<結局、母親は見つからないのだが、二人は夫々の日常に戻って行くのである。
 そして、ハチコは何故か爽やかな顔で社内販売係に戻り、桜庭はやや浮かない顔で、借金塗れの日常に戻るのである。
 今作は、大きな出来事もない物語であるが、素敵なロードムービーであると思います。
 ロードムービーって、こういうモノじゃないかなあ。>

■今を時めく窪田正孝さんが、冒頭駄目男として一瞬登場します。

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NOBU

3.0「闇金ウシジマくん」劇場公開2012年 「紙の月」劇場公開2014年 での演技がそれなりに評価された大島優子がちょっと気の毒に感じた。

2022年7月5日
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鑑賞方法:VOD

笑える

動画配信で映画「ロマンス」を見た。

劇場公開日 2015年8月29日

2015年製作/97分/G/日本
配給:東京テアトル

大島優子は列車の中の販売員。
コーヒーや弁当やお菓子などを販売している。
まじめで成績優秀。

ある日万引きの犯人を捕まえたのだが、
その犯人の男と丸1日箱根を旅することになる。

この違和感のある脚本のせいで、
ちょっと残念な作品に仕上がってしまった。

「闇金ウシジマくん」劇場公開2012年
「紙の月」劇場公開2014年

での演技がそれなりに評価された大島優子がちょっと気の毒に感じた。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.5ロマンスカーに乗って

2020年3月14日
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悲しい

楽しい

幸せ

東京~箱根のロマンスカーの優秀なアテンダントの鉢子。が、
ぐうたらな彼氏。
仕事では成長しない後輩の尻拭い。
疎遠の母からの突然の手紙…。
イライラが募る。

そんな時、万引き男を捕まえる。一旦最寄りの駅で降りるが、万引き男が逃走。鉢子は走って再び捕まえるが、ロマンスカーは出発した後。
取り残された上に、万引き男に手紙を読まれてしまう。
手紙の内容は、母親が箱根の何処かに居て、死のうとしているような…。
鉢子はその男、自称映画プロデューサーの桜庭と一日限定の母親捜しの箱根旅をする事に…。

後の鉢子の台詞でもあるように、「私、初対面のおっさんと何やってるんだろう…?」。
普通に考えると、オイオイな話。初対面の男と母親を捜して箱根を旅するって…。
小田急PRやご当地ムービーの赴きもある。
でも、このゆったりとした観光ロードムービー感。
ユルくて、コミカルで、悲しみやシリアスも込めつつ、ほっこりハートフルに。
結構賛否両論だが、自分は嫌いじゃないな、この作品。

何と言っても魅力は、W大(ダブルオー)。大島優子と大倉孝二。
仕事ではパーフェクトな接客、でも桜庭にはドギツイ事を言う。大島優子のクセあるナチュラルな演技はなかなか。
MVPはやはり、大倉孝二だろう。明らかに胡散臭く、テンション高めでウザい。でも何故か憎めない。
この二人の掛け合い、やり取りが楽しい。

旅の中で鉢子は、昔家族で出掛けた箱根旅行を思い出す。
楽しかった家族旅行。
でもその後、父と母は離婚し、母は男を取っ替え引っ替え。学校でもイジメの対象に。
高校を卒業して母とはそれっきり。
母から逃げていたのかもしれない。

逃げていたのは桜庭も。
本当に映画プロデューサー。が、手掛けた作品はコケてばかり。
大借金を抱え、出資者から追われている。
自分の才能の無さを嘆く。
しかし桜庭の台詞で、「映画を作ってる時はもう二度と映画なんて作りたくないと思うけど、映画から離れるとまた映画が作りたくなる」。
何だかそれが、タナダユキ監督が込めたあらゆる映画人の本音や代弁に聞こえた。
大コケばかりの人生。
一日だけでいい。
この現実から逃げて、旅の中で模索したものは…。

タナダユキ監督の過去作で言うと、『百万円と苦虫女』『四十九日のレシピ』に近い作風。ちょっと風変わりなユーモアの中に、しんみりさ。
口を開けば辛辣なやり取りばかりだが、徐々に育まれる奇妙な交流、好意があるのか否か、二人の距離間の描き方も絶妙。
それにしても、あの名曲がこんなにも本作にぴったり!

旅は終わって、終着駅。
まさに珍道中であったが、何か得るものもあった筈。
桜庭のラストは賛否分かれるかもしれないが、鉢子の敢えて描かなかったラストは個人的に好きだ。

ロマンスカーに乗って、
旅と、出会いと、自分の大切なものを見つけて。

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近大

2.5(コイントス)「花は表、数字は裏」

2020年2月15日
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shimo

1.0何なんだこれは

2019年8月24日
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万引きおやじを追いかけて、一緒に珍道中。
意味分からん。
会話も何の意味があるのか不明。
珍道中も不明。
結局最後まで何がしたいのかわからんかった。

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アサシンⅡ

4.0ちょっとした拾い物の小さな旅の物語!

2019年4月8日
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楽しい

殆ど期待することなく観たのだが、見れば見るほど演出に引きつけられ、終わった時には思わずホッとさせられるような出来栄え!
主役の大島優子と大倉孝二のコンビが自然体な感じで、肩肘張らず演技しているのが非常に共感が持てる。特に大倉のおっさん役は好演。
映画の仕事に携わったことがある人ならば思わず頷けること請け合い。
ちょっとした拾い物の作品でした。

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ナオック

4.0箱根のPR映画?

2019年3月27日
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楽しい

これは箱根のPR映画?という感じの箱根に行きたくなる映画。
ちょっと口の悪い主人公演じる大島優子さんと調子のいい映画プロデューサー演じる大倉孝二さんの会話のやり取りが面白かったです。

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光陽

3.5次の旅行は箱根に決定。

2018年10月1日
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無性に箱根に行ってみたくなりました。
主人公2人の掛け合いが面白かったです。
じんわり心温まる作品でした。

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フラニー

4.0なんだか

2018年9月22日
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心温まる、久しぶりにスッとした映画でした。

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eita

3.5花は表 数字は裏

2018年6月20日
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お二人の自然な感じが良い。すぐにでも忘れてしまいそうなストーリーだが大島優子の演技はとても良くて心に残った。大倉さんは沢山映画出てるけれどメインぽいのあまりないから代表作といっても良さそう。オシャレ映画みたいな終わり方。エンディング曲も。

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collectible

3.0高低差が

2016年11月1日
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U-3153

4.0大島優子と大倉孝二の掛け合いが面白すぎ!ビターな味わいもたまらない

2016年8月19日
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笑える

悲しい

楽しい

話的にはやや強引な話でしたけど、キャラクターの良さや役者の魅力でそこは十分カバー、笑えるシーンと作品に漂うビターな香りもいい感じにマッチしていて、小品ながら見ていてとても心地の良い作品でした。
主要キャラが物凄く魅力的だったのは、タナダユキ監督のオリジナル脚本ならではなところもあったでしょうか。
役者の魅力を存分に生かしたキャラ設定になっていましたよね。
鉢子と桜庭の夫婦漫才的な掛け合いには、終始楽しませてもらいました!
旅に出るまでがあまりに強引だったので、序盤はこの映画大丈夫かなと心配しましたが、まあ良い方にとればありえない事が起こるからこそ人生は面白いのかもしれませんね。

しかし桜庭のダメ男っぷりには、最初は本当にイライラさせられました。
普通に考えたら、こんな男に付いて行ったら犯罪に巻き込まれても全く不思議ではないでしょう(と言うか犯罪)
でも大倉孝二の軽妙な演技によって、胡散臭さも魅力的に思えてしまうと言うか、ボケっぷりが最高過ぎて、箱根の旅が物凄く楽しくもあり、どこか切なくもあり・・・何とも言えぬ旅情を誘うようなロードムービーに仕上がったなと思わされました。

一方主役の大島優子が演じた鉢子は等身大の女性だったので、役どころとしては逆に難しい役どころだったと思いましたが、大島優子はナチュラルな演技も想像以上にイケますね、仕事は完璧、でもプライベートはダメな感じが見事に伝わってくる演技で、思わず彼女の演技に引き込まれてしまいましたし、桜庭へのツッコミもホント最高でした。
それと同時に両親への愛に飢え育った物哀しさみたいなものも伝わってきて、相反する複雑な心境にも感情移入させられてしまいました。

鉢子と桜庭、共に鬱屈したものを抱えていた2人がこの旅を経験したことによって、それぞれが前に向かって歩き出せるような、そんな爽やかな後味を残したラストもたまらなく良かった!
でもやっぱり見所は2人の夫婦漫才だったかな。
それと野嵜好美が演じた鉢子の同僚のトンデモキャラも、作品のいいスパイスとなっていましたね。
箱根は昔一度だけ行った事がありますが、温泉に泊まっただけでそこまで観光はしなかったんですよね、この映画を見たら、ロマンスカーで箱根を旅したくなってしまいました。
車内販売でコーヒーも買い忘れずにですね!(大島優子じゃなくて野嵜好美キャラが来たらどうしよう)

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スペランカー

5.0落ち着く

2016年8月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

観てて、とても落ち着く映画。1日だけの予期せぬ小旅行だが、1日だけであるからこその切なさや儚さが、葉が落ちた木々の箱根の風景と相まって、花火を見ているようにきれいだった。日本人の心に響く映画だと思う。

旅がしたくなった。

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ローランド山

3.0会話が愉快

2016年7月31日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

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単純

設定はバカらしいほど単純でつまらないけど(笑)
大倉さんが面白い!
優子ちゃんも頑張ってましたね。

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yupa

3.5ラブホテルで「ここはサバンナか!」

2016年6月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

久保ちゃんのキャラが強すぎて大島優子が霞む。
箱根登山鉄道やロマンスカーに思い入れのある人ならいいかも。
エンディング曲は映画によく合っていてホッコリ。

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消されるので公開しない

4.0日本の映画産業が忘れているもの

2016年5月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

一時ブームでもあったミニシアター系。
微笑ましかったり、切なかったり。
のんびりほっこり観れる映画です。

これが現代の日本映画なんだよなー
と、しみじみと安心して観れました。
演出や撮影においても派手なことや変わったことは一切せずホントにちょうど良い具合でした。

そして、
今回主演の大島優子はAKB卒業後の出演映画では初主演とのことです。ミニシアターが初主演ってなかなかハードル高いなーと思っていましたが、そこそこ頑張っていたと感じました。とはいっても、辛口ですが女優としてはまだまだだなと。下手とまでは言いませんが、決して上手くはなかったです。ただ目指しているところは十分伝わって来ましたし、女優として全然やっていけると思うので是非このまま演技力を磨いていってほしいですね。

しかし、
ここ数年こういったミニシアター系がすたれてしまってホントに残念です。マンガやアニメの実写化とかドラマの映画化といったいわゆる商業映画ばっかりで、日本映画はどこに行ってしまったのかなーとひしひしと感じます。ミニシアター系も一種の産業にしてしまえば儲かると思うんですけどねー。ダメなんですかね?でもそうしてしまえばミニシアターではなくなってしまうのか…。
ま、どうにしてもこういう作品はどんどん作っていってもらいたいですね。

ちなみに、
展開に少し難があったり(結果的にありかなと思えたんですが)大島優子に対する演出が甘かったように感じました。
とゆーことで、−1.5ですね。

あ、でも大島優子はやっぱり可愛いから+0.5です!

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ひつじはねた

4.0日常の非日常がくれた"目的地"。

2016年2月24日
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鑑賞方法:映画館

小さい頃から身近な存在だった「ロマンスカー」が題材となっていて、どんな映画なのかな??とふと気になっての鑑賞。

様々な巡り合わせから、普通の一日が非日常になったふたりの箱根を舞台にしたロードムービー。
大島優子と大倉孝二の掛け合いに笑いを誘われるとともにどんどん彼らの一日に引き込まれていきます。
お二方の自然体が何よりもこの作品のよさですね。

エンディングは受け手におまかせな最後も良質な日本映画って感じがしてよかったです。
個人的には負傷者が1→0になるところがグッときました。

"やらなかった後悔よりやった後悔"。
この作品はこれに尽きるのではないでしょうか。
迷いで立ち止まってる背中を優しくふと押してくれるはずです。

観終わったあとは、雲がかかっていた心に綺麗な富士山が見えてくる、そんな作品。
当たり年の2015年佳作の一本です。

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せっちゃそ

2.5モヤモヤモヤモヤ

タナダユキ監督の凡打、という印象の一本。

毒もトゲも無いけれど、やってる事は監督の良い意味でのいつも通りなんだけれども。
どうにも大島優子氏の扱いに困っているような印象を強く受けたのが原因か。

序盤のおかしなセリフ回し(いきなり人をオッサン呼ばわり、接客業にあるまじき言葉使い、首間違いなしの上役前での暴言。どこのど田舎ヤンキーだよ)、からの大倉氏との掛け合いの噛み合わなさ(大島氏を立てるならもっと大人しい相手にすべきだし、せっかくの大倉氏を立てるならもっと演技の瞬発力のある職業女優にすべきだとは思いませんか?)。

その違和感が最後まで後を引いて、作品に乗り切れなかった。
「アイドル映画」としても「映画作品」としても生半な印象しか残らない。
もし、主演が例えば安藤サクラだったら。
もし、共演が…年齢、小娘が強気に出られそうな所で例えば温水氏だったら。

正直、そちらの方が観たいなと思うのだが、如何だろう。

大島氏の画面に映る表情はとても良かった。
ただ、発声が「アイドル声」のままなのは勿体無い(地声があれだけ高いのだったら申し訳有りません)なと思う。
1、2年休んでみっちり演技を学んで、地声で演じられるようになったら一皮剥けるだろうな。

そんなことを考えるくらいに、映画に集中させてもらえなかったのがとにかく残念だった作品。

タナダ監督の次作、今度は上野樹里氏×リリーさん…

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

4.0大島優子に恋してる。

2015年11月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

パリテキサス並みのロードムービー。

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kubonbich