アメリカン・ドリーマー 理想の代償のレビュー・感想・評価

アメリカン・ドリーマー 理想の代償

劇場公開日 2015年10月1日
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ジェシカ・チャステイン萌え・・・

原題は【A Most Violent Year】
瀕死の鹿に止めの弾を打ち込むジェシカ•チャステインの、
Most Violent≒米国のプラグマティズムの瑕疵、
誤爆の論理、そして罪と罰まで纏っているかのような立ち姿に震える。

余計なひとことを言うと、
白いコートでの立ち姿が素晴らしいんだけど
ここはやっぱりアルマーニよりもヴェルサーチでしょ?

蛇足軒瞬平太
蛇足軒瞬平太さん / 2017年4月27日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  幸せ 萌える
  • 鑑賞方法:-
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見応えのある作品

見応えのある作品だと思います。ただ、いったいなに(どんなジャンルの映画)を見さされているのかよくわからない感じになります。
途中でだるくなる人も多いんじゃないでしょうか。目的があるようでない、そんなストーリーですから。ただただ「現実」にあるトラブルや苦悩をを眺めているというような。会社経営していると本当にありそうな話です。
「おもしろい」わけではないですけど、完成度は高く評価されると思います。

okaoka0820
okaoka0820さん / 2017年2月2日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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信念を貫く

始終圧倒的不利な状況が続くが、最後にはうまく成功した話。チャスティンの役の女房の出演が少ないが、オチを見る限り女房もかなりいい役割を果たしている。とてもおもろい作品やた。

素子
素子さん / 2016年10月4日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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まっすぐだけでは通用しない ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

難しい映画というのが印象。主人公は実に愚直に真っ当なプロセスでビジネスを成功させようとする。しかし、余りにもプロセスを重視しすぎ、また自分のパートナーが自分と同じ思いで行動してくれるものと期待しすぎている。冷静に考えれば、一度大怪我をした運転手の復帰には慎重でなければならないし、時期が時期であればなおさらだ。精神論をいくら説いても、現場でどう対応するのか具体的な指示を出さないと現場が困惑する。この場合は、最悪のケースになってしまったが、イマイチリスク管理に頭が回っていないよう。金銭面でも危うい行動をする主人公が不安で妻がへそくりを貯めていたが、そのことを知らされるとブチ切れ。本当にこんな人で魑魅魍魎が徘徊しているアメリカでビジネスを成功されることができるのか?
一方で行動力は結構あり、危機を何とか乗り越えるだけの人脈やパワーも持ち合わせてはいる。
リアリティがあるような、しかし無いような評価が難しい映画という印象。

ぶひひ
ぶひひさん / 2016年9月30日 / PCから投稿
  • 評価: -
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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夢を愚直に追い求めるアデル。 アメリカンドリームを静かに掴み取るま...

夢を愚直に追い求めるアデル。
アメリカンドリームを静かに掴み取るまでのクールな展開。
特に盛り上がる訳ではないけど、最後までブレないとこは素直にカッコいいというとこだ。

susumu takeda
susumu takedaさん / 2016年9月24日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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カインとアベル

暴力がはびこっていた1980年代のアメリカ(今も変わらないかもしれないが)で、移民としてやってきたアベル(オスカー・アイザック)は正直者だった。
石油運送業で財を成しつつあり、ギャングの娘である妻(ジェシカ・チャステイン)や部下にも正しいことをするように徹底していた。
ところが、タンクローリーを強奪される事件が相次ぐとともに、検察から起訴され、銀行も離れていく。
ピンチに陥ったアベルは・・・。
他人にも自分と同じ強さを要求するのは困難だ。

いやよセブン
いやよセブンさん / 2016年9月20日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  怖い
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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暴力or正義。

アメリカ映画らしい渋く正統派な人間ドラマ。

何かが起こりそうな不穏な雰囲気を醸し出す映像に暴力臭プンプンなハラハラドキドキが止まらないが物語は静かに淡々と進む。

己の野望を達成し成功する為には正義感や誠実さを押し通しても難しい問題が山積みに。

微妙にそんな正義感からズレて行く主人公に意外とマトを得た柔軟さに行動をする奥さん。

目立った暴力シーンやアクションがある訳では無いが目が離せない巧い演出に飽きは来ない。

万年 東一
万年 東一さん / 2016年8月26日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 怖い 興奮
  • 鑑賞方法:映画館
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3.0

邦題が意味わからん。予備知識はあったけど、邦題が「アメリカンドリーマー」だからてっきり勘違いしてた。作品中に1回「アメリカンドリーマー」って言葉が出てきたけど、なんでこれがタイトルなんだろう。
サブタイトルの「理想の代償」はセンスがあってとてもすき。

移民であるアベルがアメリカンドリームを掴まんとしてオイル業界に入るのだが、理想と現実がぶつかって破滅しそうになるが。。。といった内容。
この映画のテーマは理解と現実といった感じだと思う。先日観た『セルピコ』に近い。

映画の説明文を読んでおもしろそうだったから観たんだが、はっきり言ってそんなおもしろくない。観終わったとき何も残るものがないし、迫力、スリル、幻想感がない。BGMが全く無かったのにも驚いた。

onaka
onakaさん / 2016年4月6日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  単純 寝られる
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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オスカー

アイザック。1981ニューヨーク、成り上り石油備蓄会社?社長の話。まだヒップホップの影が薄いニューヨーク、でも地下鉄車両に無茶苦茶な量の落書きが。なんだかジェームスクレイみたいなニューヨークの気配。タンクローリー、車両置き場?、ユダヤ人、バーバー。タンクに掛かるブラッドと、漏れ出てくるオイル。凄く渋い。もっとオイル感出しても良かったかも。

pigeyes
pigeyesさん / 2016年3月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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現実社会で生き残るヒント

誠実さを訴えて、嘘や欺瞞に溢れた世の中を変えることは出来ない。
そんな現実社会から挑戦状を叩きつけられた昨年だったが、
この映画で新年早々「上等だ。受けて立ってやる」と発奮した。

同じ土俵に居る以上、同じルールで戦うしか無い。
束にならないと戦えない奴らに勝つには、
執念深さと強靭な身体をもって諦めずに攻め返す。
いつか相手のしっぽを掴んで巻き返すんだ。

結局どいつもこいつも偽善者だ。
観念するまでしつこく攻め返す。
善人になるのは勝ってからだ。

くそっ、なんて世の中なんだ!

ーーー
途中、古典落語みたいな展開にひっそりウケちゃったよ。

TKひっち
TKひっちさん / 2016年1月8日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 興奮
  • 鑑賞方法:映画館
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観応えは抜群!なんだけれど…

ものすごい観応えはある、のだけれどもどうにも後に残るものが少ない一本。

ひとりの成り上がり(だと思われるが、出自の描写なし)が、次なる一歩を踏み出そうとしたまさにその時。
次々と畳み掛けて迫りくるトラブルの数々。
迫る支払い期限と破産の危機、次々と狙われ襲われる自社トラック、のびる司法の手、社員の暴走、手のひらを返す銀行…
さぁ、どうする!?主人公!?

と、サスペンスとしては十二分なのだが。
いかんせんその「過程」を追うことに終始して、最後に来るはずのメッセージが希薄。
すなわち「映画的味付け」が少なかった点が、評価の分かれるところではないだろうか。
何でもかんでも感動物にすればいいというわけではないが。
俳優陣の演技が素晴らしかった分、もうひとつ「フック」があれば、もっと広く評価される作品になったのではと思う。

個人的には。
’81年という近代に、日中の大きな道路の上でタンクローリー強奪って、アメリカの野蛮さは根深いなとか。
ジェシカ・チャステイン演じる妻が、ドレスを着る度に乳がボヨヨーンとなるのはどんな魔法なんだろうか、なんてことを思ってしまった。
こんな雑念が入る時点で、自分がダメだったのかもしれない、色々と。

ともあれ、デートには決して向かない作品。

好きこそモノのヘタレなれ
好きこそモノのヘタレなれさん / 2015年12月19日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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理想と現実といったところでしょうかね。最後まで理想を貫いて欲しかった。

理想と現実といったところでしょうかね。最後まで理想を貫いて欲しかった。

okuy
okuyさん / 2015年12月12日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  知的 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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よかった ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

 80年代初頭の物騒なニューヨークが完璧に再現されていて、特に地下鉄や線路近くのスラムが素晴らしかった。警察が全く治安を守る方に機能しておらず、主人公を追い詰める側にばかり機能しているのが気の毒だった。

 お金はきちんと融資の段取りをつけてから手付を払えばこんな騒動にならなかっただろうに、ちょっとしたボタンの掛け違いのようなやりとりで苦労しているのがドラマとして物足りなかった。

 主人公が強盗を追いかえるところはとてもスリリングだった。

 前半でドライバーが強盗と一緒に逃げるのは変だった。

 主人公がほぼ潔白な側でいるのがちょっときれいごとのように感じた。えぐい側面も描いて欲しかった。

古泉智浩
古泉智浩さん / 2015年12月2日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  楽しい 興奮
  • 鑑賞方法:映画館
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邦題のミスリード感ハンパない本作を全力で擁護させていただきます!

この邦題、永遠に忘れてください。
てか、どこから持って来たんだ!?
アメリカで夢を実現しようとする男の、サクセスストーリー的なこのタイトル。また色んなサイトで、批評家さん達があらすじ的なこと&レビューされてますが、違ってることが多いのでこれも忘れてください!

普遍的な「アメリカン・ドリーム」がテーマって????
ちがーーーう!
本作はそんなお話では全くありません!!
あまりにも違いすぎて、唖然としました。
本作のテーマはこれですよ。
ビジネスに大事なのは"プロセス"なのか"結果"なのか?
『シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』では、結果重視ではいかん!お金儲けできりゃいいってもんじゃないっしょ!とアメリカ、世界経済に警鐘を鳴らしていました。
本作も、そんなテーマがちょっとあります。たぶん。

1981年アメリカ・NY
冒頭、深緑色のトラックが2人組の男に襲われ、運転手はぼっこぼこにされるシーンから始まります。どうやらこのトラックの会社では、同様の被害が相次いでいるようです。はっきりとした業種は語られませんが、トラックは石油輸送用っぽいです。
主人公アベル(オスカー・アイザック)は、たぶん石油元売り企業の社長で、たぶん業界では新参者のようです。おそらくこの地域の同業他社は、アベルの会社を良く思っていません。
このアベルは、ユダヤ人から土地を買おうとしています。たぶん、石油発掘場じゃないのかな?
あ、おそらく、たぶん、って連発してすみません。だって説明してくれないもの。

そして主役のオスカー・アイザック。
色々と出演されてますけど、やはり主演だった"インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌"の掴み所のない飄々としたキャラのイメージが強いです。
この人って、何を考えてるか分かんない顔つきだと思いません?
アベルの奥さんアナ役に、ジェシカ・チャスティン。
ジェシカは"ファミリー・ツリー""テイク・シェルター"の物静かで優しく自己主張せず、でも芯の強い奥さんのイメージが強いです。心の中で色んな葛藤があっても、それを口に出さない耐える奥さん。
本作では物静かではなく、ズバズバと自分の考えをいう奥さんを演じています。
夫を支える良妻ですが、今までジェシカが演じてきた役になかった強さが全面に出た女性です(胸元の露出がすごいです)。
ジェシカも、何考えてるか分からない顔つきなんですよね。
でも、この何を考えてるか分かんないもやっとした主役に、この"たぶん"連発の全く説明しないストーリー。でもね、なんだか分かんないけど怖いんです。不穏な空気だけは感じるんです。深い霧の中を歩くような、不安感と恐怖を感じるんです。

アベルはトラックが石油ごと奪われ、運転手は怪我をし、会社的にも損害を負っているのに、具体的な防御策を考えていません。具体的な防御とは、運転者に護身用の拳銃を持たせることです。
アベルは正しい方法で、会社を経営したいと思っています。拳銃を運転者に持たせることは、彼が思う"正しい金儲けの仕方ではない"のです。
しかし検察局はそんなアベルの会社を、しつこく捜査しています。アナの父親がギャングで、たぶんアベルの会社設立時には、何かしらの手助けをしていると考えてるからだと思います。語られませんので、分かりません。
事実、アナは帳簿を任されており、現在の日本の中小企業であれば、節税対策としてどこでもやってることを(やってない方がおかしいです)、たぶん過剰にしています。

金儲けが目的ではなく、"正しい方法で結果的にお金儲けができる"ことを実行しようとするアベルと、"結果の為には時に手段を選ばず"なアナ。この対照的な2人の考えは、どちらが正しいのか?会社のゴールは儲けること。利益が出なければ、会社は立ち行かない。そこは綺麗事ではないです。私は都市銀に居たので、業績不振の会社がどんな扱いを受けるか、目のあたりにして来ました。
じゃ、その為に何をやってもいいのか?法律に違反しなければいい?自分の会社だけ儲かればいい?
正しい道を行こうとするアベル。
アベルに正しい道を歩ませるために陰を生きるアナ。
それに気付かないアベル。
アベルの石油を奪う強盗。アベルの会社の運転者は弱いから。弱い者から奪う強者。
それを知っていながらその2人組から石油を買うアベルの競合他社。
競合他社にとっては新参者に地元を荒らされている。死活問題。どちら側に立つかで正義は変わる。
アベルが石油を奪われていることを知っていながら、手を打たない検察局。それどころか、ギャングとの癒着や、叩けば何か出るのがないかと執拗に張り付く検事。その検事にも、仄暗い野望がある。

石油の利権を巡る数々の戦争は、皆さんご存知の通りです。本作は石油業界や中小企業の経営者が必ずぶつかる壁を描きながら、同時に、現代の石油の利権を巡る争いのメタファーでもあると思います。あ、たぶん。
つまりそれは、アメリカ批判に繋がります。そしてアベルの姿に、日本を見たりします。
少なくとも、サクセス・ストーリーじゃありません。
そもそも主人公は、そこを目的としていません。
原題が" A Most Violent Year"です。1981年が、犯罪統計史上で最も犯罪が多かった年らしいです。過酷な時代に、正しく生きようとした男の話です。そんな男が出した結論に、大きく唸らずにはいられませんでした。

さとちゃ
さとちゃさん / 2015年11月26日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
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気づかなかったよ…

コレが原題 "A most violent year" の作品だったとは、予告見た時点では楽しみだったのに、本編見るまで気づかなかった。だって変な邦題付けるから…
さて作品としては、80年代初頭の危険なNYCの雰囲気を良く再現しながら、ゴッドファーザー風の重厚なドラマを、良くいまどきやったなぁ〜というのが正直な感想。
それなりに面白いし雰囲気も良く出てるんだけど、主人公が何故そんなにこだわってるのか、その理由が語られないためにぼんやりとしてしまった印象。
主人公も嫁も背景が面白そうなんだから、もっと描けば良かったのに…とかってそれやると三部作になっちゃうか…

ぱんちょ
ぱんちょさん / 2015年11月9日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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持つべきは。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

アメリカン・ドリームなんていう言葉自体既に理想としか
思えない、多くの代償を払い尚且つ挫折した人々の多い
当時のアメリカ社会を鋭く風刺した一本。高潔な人間ほど
失敗に弱く潰しが利かないことが多い。常に綺麗事ばかり
並べて窮地に追い込まれると責任逃れ(自分はちっとも悪く
ないんだから)な発言をする馬鹿野郎さんはけっこう多い。
計算高い妻と高潔(悪くいえば世間知らず)な夫のカップル
には一代でオイルビジネスを築き上げたという自負がある。
しかし急成長を引っ提げ進出してくれば必ず妨害されるし、
古参の人々に100%嫌われるのも致し方ない。何らかの方法
で自分らのビジネスを守らにゃいかんその時期に、数々の
嫌がらせが会社を襲い、そんな中でもクリーンビジネスを
貫こうとする夫に妻は嫌気がさしてくる。何か分かるな~。
面白いことに妻の父親はギャングだった。ということは、
初めおそらく何らかの資金を得て会社を設立させた可能性
があるので当局も放っておかない(脱税の容疑)というワケ。
終に主人公アベルは破滅寸前のところまで持っていかれる。
特に殺人は横行(何人かは死ぬけど)しないし、愉快なマネー
ゲームが展開されるでもない今作には、終始グレーの触感
が続いて息が詰まってくるが、最後まで苦しんだアベルが
妻の驚く提案を受け容れ確信を手にしていく工程がリアル。

(持つべきは渡る世間を知り尽くした伴侶。かしらねぇ^^;)

ハチコ
ハチコさん / 2015年11月6日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 怖い 知的
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現実の不条理さが至る所に隠されている ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

久々に考えさせられる映画だった.
始まって30分程度はこの映画の主題が見えないかもしれない.ただ,汚いオイル業界でのし上がった主人公アベルの強さと高潔さが描かれている.しかし,社員からライバル会社の社長まですべからく現実に抗しきれない弱い人間性が現れ,妻のアナにもそれが現れる.会社の存亡をかけた大勝負に敗れそうな現実に遭遇したとき,その弱さはついにアベルも飲み込む.今,家で思い返しても登場人物たちの弱さを単純に責められない不条理を感じるそんな映画.
全ての登場人物たちに作品の主題が埋め込まれ,緻密に練られている印象。

kinop0124
kinop0124さん / 2015年10月18日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  知的
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画がかっこいい。最初から音楽と映像のマッチングでこれぞこの頃のアメ...

画がかっこいい。最初から音楽と映像のマッチングでこれぞこの頃のアメリカっていう感じがする。

umisora
umisoraさん / 2015年10月15日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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映画のカタルシスを感じる

上手い役者・良い脚本・センスのある監督・巧みな編集…がひとつになるとこういう作品になるのではないか。ストーリー自体は特別なものではない。むしろ地味。大どんでん返しがあるわけでもない。でも最後までずっとひきつけられた。この監督の次回作が楽しみである。
こういう映画らしい映画がもっと観たい。
なかなか東京まで行けないので、郊外のシネコンにこのような良質な映画がもっと来てほしい。
大衆向きだけが映画ではないのだ!

lll
lllさん / 2015年10月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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理想を侵食する現実の怖さを体感

スペイン系の移民の男が才覚と真っ当な営業で石油ビジネスで財を成すのだが、さらなる成長を目論み、マンハッタンの対岸の石油備蓄施設の買収に動く。ここから、少しずつ歯車が狂い始める。
映画は終始緊迫感あふれる映像で、主人公の危機回避の行動を追い続ける。我々は男の一挙手一投足を、固唾を飲んで見守るだけだ。
主人公のモットーは法を犯さないこと、暴力の力を借りないこと。ところが、業界仲間の嫉妬や一攫千金を狙うチンピラが法の一線を超えてまとわりついてくる。
もっとも危険な年と言われた1981年のニューヨークは毎日のように銃撃事件が続く危険な街だ。主人公の理想は現実に侵食され見分けが付かなくなる。
結末は書かないが、理想を質に入れてアメリカンドリームを追い続ける主人公の姿が愛おしくも思える。
雪に閉ざされたニューヨークは荒涼としているが、情感を湛えてとてもいい。
アメリカ映画も深い。

カタツムリン
カタツムリンさん / 2015年10月8日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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