96時間 レクイエムのレビュー・感想・評価
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嵌められた最強オヤジ!
"96時間" シリーズ第3作。
Disney+で鑑賞(吹替)。
家族を愛の力と元工作員の特殊技能で守り抜いて来た無敵オヤジ、ブライアン・ミルズが初めての挫折を味わうことに。
元妻を守れなかったブライアンが真実への逃亡を繰り広げるシリーズ最終章、怒涛の展開続きでとても面白かったです。
フォレスト・ウィテカー演じる敏腕警部との頭脳戦にハラハラ。最後の最後でブライアンと互角に渡り合えるライバルの登場がなんだか嬉しい。この警部、めちゃくちゃいいキャラクターなので、スピンオフをつくって欲しいなと思いました。
妻への鎮魂を胸に、ゴルフ仲間の皆さんの力を借りて犯人を追い詰めていくブライアン。真相が二転三転していくのも良かったし、最後はやっぱり娘に危難が及んで怒りが大爆発。
飛行機の離陸をポルシェの体当たりで阻止するシーンは迫力と痛快さがあって大興奮でした。真犯人との決着のつけ方も良き。ミルズ一家が平穏に暮らせることを祈るばかりです。
車やビルや道路やら色々と破壊が凄い!(笑)
アクションもあるけど、車やビルの破壊が凄い。前回は、全員皆殺しでスッキリし過ぎたイメージだけど、今回は、若干だけ重要人物は残す感じ。凄い違法なことやら何やらしたはずなのに、無罪放免?!何でだろ。
リーアム・ニーソン版「逃亡者」
やっちまった・・・『逃亡者』(1993)を彷彿させる逃亡劇。現代社会において、携帯ってのが凄く重要アイテムなのに、簡単に捨て去るリーアム父さん。しかし、そのGPS機能によって逃亡には不便な面もあるし、連絡先番号はすべて暗記しているくらいの頭脳の父さんには無用の長物だったりするのだ。しかし、発端はレノーアの現夫にうかつにも携帯を触らせてしまったこと。
車のGPS履歴を簡単にダウンロードしたり、警察のコンピュータにも簡単にアクセス出来ちゃう元特殊部隊のリーアム父さん。まずは警察よりも先に殺された妻の足取りを追い、防犯ビデオ解析、そして呆気なく逮捕と思いきや、そこから過激なカーチェイス。仲間たちの情報なんかも警察に掴まれてはいるものの、彼らもすっごく強い味方。そして、いつの間にそんな爆薬持ってたんだ?などと小道具なんかも用意周到だ。
黒幕は冒頭のシーンでもわかるようにロシアンマフィアなのだが、誰からの指示だったのかというのも最初からわかりやすいし、たまにピンチに陥るところも軽快でいい。ミッション・インポッシブルなんかだったら、もうちょっと心理戦を入れたり、じわじわくる映像で長尺となってしまいがちだが、リュック・ベッソン映画はその辺りが心地よく短時間に終わらせる。ただ、カット割りとか、シーンの切り替えが早すぎてストーリーを追うのも疲れることもある。
犯人からは「Old man」とも呼ばれたし、X-wifeも殺されたことだし、多分これがシリーズ最後なのでしょう。シリーズ通して3回も娘を誘拐されるけど、これがネタになるのだから、忘れられない三部作となりました!父さんお疲れ様!
やたら災難が続く家族
“TAK3N”
たくさんって読みそうになりました。
劇場公開版ではない、ロングバージョンとやらを鑑賞。
パンダのぬいぐるみと帰り、娘の妊娠に腰を抜かすパパも、遂にgrandpa-to-beに(^^)。格好良いおじいちゃんだなぁ。少々鈍くなったアクションかも知れませんが、十分楽しめました。飛行機の前輪をポルシェでぶっ飛ばすのには驚きました( ・∇・)。老衰以外じゃ不死身のじいちゃんです。
このシリーズ、特に1作目の犯罪組織がとにかくリアルで怖かったので、このくらいが安心して観ていられます…。白ブリーフ姿で最期の戦いに挑むことになってしまったワルに同情。
色々巻き込まれてきた分、娘も逞しくなりましたね。
Famke Janssenは、X-Men同様、どうも2人の男性と絡んで死ぬ運命の役が…(^_^;)。
こんなに狙われる家族だから、おじいちゃんの老後は、同居して娘と孫の24時間ボディガードですな。
ファムケヤンセン…
総合 :54
ストーリー :13
キャスト :12
テンポ :14
演出 :10
見返したい度:5
ショック過ぎます、かなり最初の方で死ぬって…この前にX-MEN見ていたのでジーンとも重なって…死ぬ役多いのかな。
話は前2作と打って変わってtakenて感じでは無くなりましたがテンポ良かったのでそれほど気にならず。
個人的には指揮をとってた指揮官ともっと早くに交流して味方になってて欲しかったなって思いました。
ただシリーズラストなので終わり方も難しかったと思いますが良い終わり方だったと思います。
普通のアクション映画を、無理矢理「96時間」風にしようとしているような気がする。
いたって普通のアクション映画を、無理矢理「96時間」風にしようとしているため、一部ストーリーが破綻しているような気がする。
見ている時はそんなに感じなかったけど、見終わった後、いろいろ疑問が湧いてくる。
元CIA秘密工作員ブライアン(リーアム・ニールセン)は、大学生の娘のキム(マギー・グレイス)の誕生日を祝おうとするが、キムはそれどころではない。彼氏との間に子供ができていたのだ。そうとは知らず、キムの誕生日について、なにげなく元妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)に電話報告したブライアンの自宅に、突然元妻レノーアが訪ねてくる。どうやら現夫のスチュアートとうまくいってないらしい。ブライアンは自宅の鍵を渡し、自分は出張に出るから、一人になりたい時は、いつでも使っていい、と提案する。出張から帰ったブライアンは、自宅で元妻が、殺されているのを発見する。凶器のナイフを拾い、元妻の死体に近づいたところ、誰が通報したのか、警官が突入してくる。何とか現場から逃れたブライアンは、復讐を誓い、犯人を探し始める。
アクションシーンは面白いけど、なぜ?と思うところが、かなりあった。
シーンのつながりが悪かったし、人物の関係や、動機もよくわからなかった。
オチもひねったつもりだろうけど、なんでそうなるのかよくわからなかった。
なによりもあれだけのプロが、なんでそんなに簡単に騙されるのか不思議だった。
あと、有能な刑事フォレスト・ウィテカー(フランク・ドッツラー)はいらないような気がした。
あまりストーリーに絡まないし、ブライアンの行動の解説者みたいになっていた。
何よりも、一作目のように、有無を言わさず、どんどん殺していくような、危ないところがまったくなくなってしまったのが、非常に残念です。
これで完結か
今さらなんやけど、キムは学生だったのね。もうとっくに成人した大人だと思っていた。あのトイレでのシーンには笑ってしまった。元妻が殺されて娘がまだ学生なのに妊娠したってトイレで聞かされたら驚くよな。ビルを壊したり、車を何台も巻き込んで事故してんのに罪に問われないなんて笑える。最後のシーンでブライアンを刑事の何人かが睨みつけているとこがなんかよかった。
疾走感ダウン&ミステリ風味ややアップな第3章
リーアム・ニーソンが最強のお父さんを演じるアクションシリーズ第3弾。今回はなんと主人公ブライアンの元妻
レノーアが殺され、ブライアンが警察に追われるという展開。
前作の努力は一体……といったツッコミはさておき……
前作『リベンジ』に引き続きミルズを憎むマフィアとの
報復合戦になるかと思いきや、実は完全な巻き込まれ型。
警察から逃走しながら、娘の身を守り、妻殺しの黒幕も探る……
1作目の疾走感は無いものの、物語としては3作中で
最も忙しいし凝っている。
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展開上、主な敵も警察になる訳だが、極悪非道な
マフィアを単身殲滅してきたブライアンおじさんなので、
そんじょそこらのポリスメンでは到底太刀打ちできない。
(それにしたって本作の警察は頭悪過ぎな気がするが)
そこに立ちはだかるのがフォレスト・ウィテカー演じる切れ者捜査官。
ブライアンの行動を予測し先回りできる唯一の男であり
(さすが元BAU)、ベーグル大好きおじさんでもある彼が、
物語のサスペンスを盛り上げるのに一役買っていた。
ところで本作一番の悪党だったスチュワートだが……あれ、
演じてたのって1作目からダグレイ・スコットでしたっけ?
登場時点ですでに悪さしてそうな越後屋フェイスなので(←コラ)
後半の展開も「ですよね~」くらいの反応だったが、
最後の最後のひとヒネリにはちょっと驚かされた。
ぉぉ、お前さん、そこまでゲスいとは……。
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難点は先にも挙げた疾走感の薄れ具合、
そして決着のあっけなさといった所だが、
それら以上に残念なのがアクション演出。
オリヴィエ・メガトン監督のアクション演出って
毎回せわしなくてあまり好きじゃない。
銃撃戦シーンは割と良いが、チェイスシーンになると
カメラブレ過ぎ+カット細か過ぎ+人物に寄り過ぎで、
主人公と敵との位置関係も分かりづらいし、その為
主人公がピンチなのかどうかすらも分かりづらい。
最も顕著なのは中盤のカーチェイスで、せっかく派手なシーンを
盛り込んでいるのに、何がどうなってるのかサッパリ
理解できないので迫力も感じられない。
それに、2度ほど「いやいやこれ絶対逃げるヒマ
無かったでしょ」というシーンがあるのもちょっとね。
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だがブライアンおじさんの無双っぷりや家族想いな所は
相変わらずステキ。娘の身を案じる所も、妻への想いを
滲ませる所もグッとくる。
ブライアンの元同僚たちが活躍する展開も嬉しいし、
このシリーズのキャラクター達が好きであれば
今回も満足の行く出来映えなのかな。
さて、邦題は『レクイエム』といういかにも最終作っぽい
タイトルが付けられているが、原題は『Taken3』。
なのでまだまだシリーズ続ける余地残してるんじゃ
ありませんかと思うがどうなるか。
次回はやっぱり『史上最強のお祖父ちゃん』という展開?
婿のジミー君も、次回は君がお父さんなので頑張れ。
<2015.01.11鑑賞>
リーアムニーソンかっこいい!
第三作目まできた96時間シリーズ
今作は時間制限なしでハラハラ感がなかったので残念
まぁこれ以上さらわれるわけにはいかないでしょう
ピーチとマリオみたいになるのも嫌だし
しかしあまり納得いかないのは
今までの作品であったような
犯人突き止めてから徐々に追い詰めていく
プロのやり方が見られなかったところ
に比べてフォレストウィティカーがいい!
追う側と追われる側のやりとりがもう少しあってもよかったかも
ついにグランパ。
演技派リーアムをアクション親父に仕立てた快作の最終章。
これであの消耗品軍団への参加資格も十二分に得たところだが、
今作に至っては何が96時間なの?とますます主題からは遠のく。
それでもリーアム親父の活躍が観れればいいのだと腹をくくって
最後まで楽しむのが大正解。犯人コイツだろ!?と丸分かりして
しまうキャストの変更ってどうなのよと思いながら、ほとんどの
主演陣は変わらず続投、しかしファムケ、貴方また死んじゃうの?
そりゃないだろ的な役回りが多い彼女に申し訳ないが、でないと
親父が暴走し損ねるので仕方ない。とはいえ、娘人質の後半戦や
二転三転する犯人予測と裏腹に暴走率の盛り上がりの方は今一歩。
やっぱり親父も歳とったわね的な動きが多く、容赦ない振舞いも
さほどなくて終始素直。追跡者となるウィテカー刑事の安定感が
さらに安心度を増しちゃうから「アイツ撃たれるんじゃないか?」
っていう緊迫感もない。だって前作じゃ友人知人を急所を外して
バンバン撃ってたんだからね親父。あの無謀さはもう見られない。
とにかく真犯人を突き止め、元妻への復讐と娘の奪還あるのみ。
非常に分かりやすい展開と結末に、まぁこれでいいんだろうなと
思いながら、もう続編はダメか(てかムリかな?)という残念感と
初回の衝撃をまた味わいたくなる親父誕生記念シリーズの閉幕。
(まさかの続編、96時間/グランパ。っていうのだけはやめてね~)
頑張れおじいちゃん
うーん、やはり 三作目ともなると 勢いがなくなる。
妊娠ネタを放り込んだあとに、薬を飲ませるのは少し心配。
というよりは 必要だったのか。悪役顔の 刑事さん多すぎ
さすがミルズ一家!
前の仲間もでてて凄く面白かったです♪
自分も見事に騙されましたwwwwww
奥さんがなくなってしまったのはとても悲しかったですw
そしてあの、刑事役の人もすごくあってました!!!
96時間はいったい…
結論から言いますと、何で奥さん殺しちゃうのー。
リベンジで助け出したのに殺しちゃうのかよ(笑)
96時間はやっぱり最初のキムがさらわれるやつが1番いいね。
あれと比較しちゃうから続編がなんだか弱く感じちゃう。
ところで今回96時間って時間の意味無くなってないか??べつに96時間ってタイトルじゃなくていいやんか(笑)
親子の絆
大好きな、このシリーズもいよいよ最終章。
初めて観た時、ブライアンのスペシャルスキルと暴走ぷり、そのキャラクターの魅力に引き込まれました。
1作目は娘を助けようとする暴走パパ。
2作目は父と娘の連携プレイ。
そして今作は共通する大切な人を失い、父と娘がお互いを支え合ってる印象でした。
父と娘はもちろんですが、ブライアンと元奥さんの関係だったり赤ちゃんだったり、今までより家族の絆が濃く描かれていたように思いました。
これまでは、単に悪に立ち向かう父でしたが今作では行くてを阻む警察とも対峙します。
ある種、正義と正義の戦いなので新鮮でしたね。
ブライアンは相変わらず流石なんですが、それに食らいつこうとする頭の切れる警察の指揮官の存在も話を盛り上げてくれたと思います。
これが並みの指揮官では物足りなかったでしょう。
ブライアンチームも見所でしたね。
古くからの付き合いとわかる勝手知ったる感じ、命を預け合える仲間というのが伝わってきました。
まだまだ続きを観たい作品ですが、締めくくりとして、いい終わり方だと思いました。
トロポヤのマルコから6年。
「96時間 レクイエム」見ました。初日です。他に見るものがなくて。
が、第1作はとても楽しくて、作品自体はファンです。特に、映画史屈指の拉致られシーンに痺れた記憶があります。2作目は嫌いです。ストーリーに無理がありすぎだし、第1作に感じた話のスピード感がないし、退屈だった。
今作は、結論から言うとつまらない。
第1作のような斬新さが無いし、第2作同様にスピード感が薄い。そして一番の問題は、TAKENじゃないこと。プリズンブレイクが脱獄物じゃなくなった理屈と同じ。
だが相変わらずリーアムニーソックスはかっこいい。彼の雰囲気は、最強CIA工作員という設定の説得力を感じる。抱かれたい。
そしてフォレスト・ウィテカーの登場がこの作品の人気高騰と、進化を感じる。すごい。
ただし、少しの工夫は感じられる。追跡劇から脱走劇への転換や、元CIA仲間との連携プレーを見せたり、どんでん返し風にしたりとか。敵が白ブリーフ一丁で立ち回るのもか。しかしその全てが巧いとは思えないしないし、この内容なら90分くらいにまとめてもらえたら飽きずに、爽快に楽しめたと思う。そこが残念。
ただ、「GOOD LUCK」を使う間が悪いのか全く響かなかった。しかも警察相手に言っちゃうあたりが、PART1での使い方と意味が180度違うと思った。関心しなかった。
あれこれ言ったが、及第点の仕上がりにはなっているかと。やはり観客が見たいのはミルズの”特殊なスキル”であり、彼の追い詰められる姿だろう。それをきちんと見せてくれたのだから、ありがとうと言いたい。そして、ミルズを疑った警察へ。彼がレニーを殺すわけがないだろ馬鹿野郎と言いたい。
ミルズ、アベンジャーズ参戦への機は熟したか。
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