劇場公開日 2014年11月1日

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「強面刑事トレホ爺、70オーバーでも現役刑事です」弾丸刑事(デカ) 怒りの奪還 スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0強面刑事トレホ爺、70オーバーでも現役刑事です

2015年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

単純

見る前から大体想像は付いていましたが、やはりほぼ想像通りの内容でした(笑)
ダニー・トレホによるダニー・トレホの為の映画。
間違いなくトレホファン専用映画なんで、特にトレホに興味の無い方が見たら、これはB級どころかC級、いやD級ぐらいの刑事物&復讐物でしょうね。
まあ私はファンではないですが結構好きな役者なんで、それなりに楽しんでは見てましたが、さすがにいくらなんでも全てにおいて雑過ぎた印象は否めないかなぁ・・・。

それとやっぱりトレホは脇でこそ輝く俳優だなと改めて実感。
このインパクトのある強面顔ですから、脇で登場してきた時の存在感はピカイチも、最初から出ているとせっかくのインパクトも薄れてしまい・・・。
まあ狙いに行った「マチェーテ」は別として、普通に刑事物を作ろうとするには、年齢的にも動作に無理がありすぎて、ちょっと見ていられないレベルでした(苦笑)
トレホだから許されるご都合主義も、ここまでくるとややシラけるかも。

悪党の無能ぶりも、相当酷い。
ジョナサン・バンクスを筆頭とした冷酷無比な悪党共、トレホ刑事の孫や州知事の娘を誘拐して、さあどうするのかと思いましたが・・・。
ラストバトルなんか、お約束とは言えいくらなんでも・・・。

しかし常識を打ち破る行動を見せるトレホ爺、流石過ぎます!
動きは爺ちゃんでも、心はアクションスターかな。
ところであのトレホの車は一体どんな仕掛けで・・・(笑)
まあ最初からそう言う映画と分かって見てるので、突っ込みどころもある意味楽しかったですけど。
トレホの孫と接する時の表情がデレデレで可愛かったしね。
あと何故か美女率が高かったのも妙に印象的でした(女FBI捜査官の病院での一幕はかなりツボ)

スペランカー