見るたびにルイの気持ちの動きに新たな発見 
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この作品の評価が低く悲しいのでレビューを書くために会員登録をしました。
ヴォージュ広場のシーンは何度見ても涙が溢れます。
市民と、プティルイ、その友達の勇気、ルイと王様の心のやりとり、どれをとってもそれぞれが素晴らしく、苦悩の中で勇気と英断に満ちています。
王様はもちろん王様の、
王の子は王の器。
素晴らしいストーリーに、さすが、ベルサイユ宮殿でのロケの許可がおりる訳だ。
水谷豊さんの最後のナレーションも大好きな言葉です。
水谷豊という人。
水谷豊、という俳優はものすごい人だなぁと思いました。
スマートでかっこいい!フランスという土地柄、人柄に本当にあっていますね。
劇中劇のせいか、妙に長さを感じた
設定はなかなか面白そうだったのですが、見てみたらそこまでは・・・って感じでしたかね。
きっと浅田次郎の原作本は面白いのでしょう(読んでないので分かりませんが)、でも映画化は正直成功とは言い難い内容だったかと。
2時間が妙に長く感じられました、もう少しテンポ良く進めて尚且つコンパクトにまとめれば、多少は良くなった気もするのですが、無駄に長かったせいか、いいセリフっぽいのがあってもいまいち頭に入ってこなかったです。
まあ一応クスクス笑えるようなシーンはところどころありましたけど、ツボに嵌るほどでは無く、また特別感動があった訳でもなく・・・全体的にコメディ映画として中途半端だった印象は拭えない作品になってしまったかなぁ。
豪華フランス・パリツアーのダブルブッキング劇に終始していれば、まだ印象は違っていた気もしたんですけどね。
同じ高級ホテルで豪華ツアーと格安ツアーをダブルブッキング、その設定に関しては悪くなかったと思いましたし、作りようによってはかなり面白い作品になったと思いましたよ。
昼と夜で入れ替え作業にドタバタする様子は、何だか面白そうで、序盤はそう悪くないのではないかと思ったものでした、けど・・・いまいちスリリングに展開しなかったのはちょっと勿体なかったかなぁ、コメディはユルければいいってものでもないと思うので・・・。
まあでも、キャラの良さと役者の演技でそれなりにダブルブッキング劇に関してはまだ見れたんです、ツアーガイドの尾上寛之やツアー客で警官の青木祟高なんかは、特に好演が光っていた印象でしたよ。
田中麗奈、吹石一恵等、実力派の女優陣も華を添え、画的な部分もまずまず悪くはなかったかと。
一方、主人公の作家・右京さん、じゃなかった、いや、合ってるのか、相棒も本作も右京なのは偶然?必然?でも特別相棒ファンではない者からすると、出オチ感すら漂っていて、いまいち受け入れられずでした、こんな客相手にしていたらツアーガイドさん大変だろうなと言うのは十分伝わってきましたけどね、でもガイドさんのオチもあれでいいのかなぁ?
で、その右京さんが書く小説の劇中劇が、相当問題あり、長い長い、歌も長い(子供達の歌声は好きでしたけど)、これで相当映画のテンポが悪くなっちゃいましたね、しかも現代とそうリンクしてなかったのも何だかなぁ。
あのどこにでもありそうなフランスの古典劇を新作小説として発表しても、間違いなくヒットしないんじゃないかな(苦笑)
この劇中劇のせいで、笑いどころもどこかに吹っ飛んでしまったようで、結果印象には残り難い作品となってしまいました。
本物のヴェルサイユ宮殿を含むパリのロケーションは、とにかくゴージャスで、見ていて観光気分には浸れましたけどね。
これは、マニア向けなエンターテイメントミュージカルです!
内容的に、面白いかどうかは、脚本の力によるところがあるだろう。群像劇ともとれるが、ひとつのミュージカル作品としてみれば、合唱の完成度がここまで高く、子供達のボーイソプラノの力量は、本物。合唱団の子達をそのまま使った様です。ケチョンケチョンに言われ、トータルでみたら低評価ですが、私は、ミュージカル作品として高評価です。
こんな右京は見たくなかった…
「相棒」のヒット以降、その劇場版以外でも映画出演が続く水谷豊。
「HOME」はまあまあだったが、「少年H」は良作。
そして今回演じるのは…、えっ、右京!?
かのルイ14世が寵姫の為に建てたとされるパリの高級ホテル“王妃の館”。この知名度を利用して、倒産寸前の日本の旅行会社が昼夜入れ替わりのツアーをダブルブッキング。マイペースな売れっ子作家・北白川右京が周囲を困惑させる…。
えっと…、何だろう…、まるで面白くない…。
“右京”だから勝手にコミカル・ミステリーと勘違いしてしまったのが大間違い。
ミステリーの“ミ”の字も無い。
コメディ?
右京を中心に、一癖二癖ある客が織り成す群像劇?
それにしては、もう一度言うけど、面白くない。
単なる観光映画か、コントか、漫画。
右京の創作上の中世フランス劇は学芸会レベル。
最後は何故かミュージカル調。
一体何をしたかったのか…。
おかっぱ頭、怪物くんみたいなコスプレの水谷豊。
右京が聞いて呆れる。
豪華キャストの無駄遣い。
唯一良かったのは、美しいパリの景観のみ。
それ以外は見る所ナシ!
何が目的だったのか… 
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一つの部屋を二つのツアー客が空いた時間に交互に使用し様々なハプニングが起きる映画と、その中の一人小説家として参加した水谷豊さんに焦点が当てている映画。
であっているかな?
というくらいに、途中で変な回想シーンなどが挟まり映画の見所、目的が何だったのかを見失ってしまう内容だった。一つの部屋を二つのツアー客が交互に使用してハプニングが起きるという発想は面白いとおもう。だからこそそれに重点を当てて面白く描いたほうが楽しかったのでは?水谷豊さんの小説の話はまた別にしたほうが良いと感じた。
これは酷い
物語中盤辺りからストーリー展開にイライラし始め「あれ?もしかしてこれハズレ映画?」と薄々勘付き、ラストの突然のミュージカルにイライラが爆発しました。
面白くない
小説家の北白川がフランスに小説の取材に出かける。
フランスでの様々な出来事や、周りの強烈なキャラが北白川に刺激を与え、新たな小説がみるみる出来上がっていく...!と言う話ですが...。
現実のキャラが強烈過ぎて、小説の中の人物が霞む霞む。小説の感動のラストで感動させることがこの映画の肝なのですが、現実のコミカルな雰囲気と荘厳な小説の雰囲気を交互に見せられても、気持ちが高ぶらないんですよね...。それを差し引いても全く感動するとは思えませんがね。失笑。
発想は好きだけど…… 
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あくまで日本クオリティですよね。
やっぱり気になっちゃうのはフランス人なはずの人、が日本人であること。
違和感半端ないですからね、金髪のヅラが似合わない。
鼻低いなぁ、とか目が細いなぁとか思っちゃって。
日本人が書いてる小説の想像の上の人達だから、って納得させて考えても、うーんんんん、なんかこそばゆい感じ。
原作があるから発想自体は面白くて、だからなんでもっと突き詰めて作れなかったのかな、って思いました。
フランス語を所々に入れてたのはオシャレだな、と思いした。
スイーツオシャレだし美味しそうでしたね。
まーこんなもんなのかなーって言うのが正直な感想ですかね。
なんなの?
何を見てほしいのか、まったく分からない。私の様にミュージカルが嫌いな人もいるので、初めから告知して下さい。残念賞でした。
わかんないけど楽しみました
何がなんだかわからない!
けど、何だか笑えて、少しホロっときてしまった。
見ながら、これは舞台でやった方が舞台転換やら、ミュージカルもどきやらで楽しいんじゃないかなぁと思って見てた。
ストーリーはパリの王妃の館と呼ばれるホテルでのワザとに仕組まれたツアーブッキング。それがバレないようにあたふたしたところがコミカルだったかな。そこだけをもっと掘り下げても面白かったかもしれないけれど、原作があるからそうはいかないか。
天才作家、北白河先生の作品が映像として出てくるけれど、それがどうしても、フランス王家の話なのに全員日本人で、その上、エキストラなのか、モブの人たちが余りにも無表情だったりで、それが可笑しくって笑ってしまった。
小説の中の話はやっぱりミュージカル調だし、ここは笑うところだと決めて見てたが、盛り上がる歌と、なんかわかんないお涙ちょうだいに不思議とウルっとくる自分に日本人だなぁと。
なんか、けなしてる気もしますが、ボロカス書いてるレビューを見たからか、割引きで見たからか、それなりにこんなんもありかなぁ、と楽しんでみました。
登場人物、みんな裏がありそうなのでそこらへんももっと詳しく見たかったかも。
絵の上手な中学生が
絵の上手な中学生が描いた漫画のような映画でした。
どこで心をふるわせたらいいのか分からない。
役者さんたちも戸惑ったんじゃないかしら、どこにカタルシスを持っていけばいいのかと。
かなり昔に原作を読んで、キャスティングを想像していた身としては、俳優さんたちはとてもよかった。安達祐実、田中麗奈、吹石一恵の3人は特に安定の美しさ。日本の芸能界の宝ですな。
原作のスケールから、2時間の映画で良いものを作るのは難しいのは自明のこと、振り切って会話劇に持って行こうとしたのも背景負けして中途半端に。
でもミュージカルを挟んだ演出は私はアリだと思います。
ところどころで笑ったりほろりとした場面も。
しかしながらやはり、内容のなさは悲しいレベル。
劇場でぜひお確かめを。
右京の館。 
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原作は読んだことがないのだが、どうやらコメディ?らしい。
う~ん、相棒と同じ右京という名前で前宣は盛り上がっていたが、
私的に絶対あっちの右京の方が面白いと思うし好きだ。悪いが^^;
格好風貌は水谷の独創性が活きて面白いけど、物語は不可思議が
蔓延して特に後半はミュージカル体制がエラく長い。これがまた
本家フランス人が演じているのならともかく、日本人が鬘被って
延々とやってくれる。某シネコンで今作がマナームービーとなって
かかっていたのだが、そこでの嫌な予感はすでに当たっていた。
本筋であるドラマ(ダブルブッキングツアー)のドタバタ劇と、作中
で右京が執筆している小説が入れ替わり立ち替わり入ってくるが、
(しかもほぼ日本人キャスト)突然ルイ14世と云われたってさぁー。
石丸幹二は似合っていたが^^;本筋のダルいドラマと極端な寸劇の
パートが「物凄く豪華なロケ地」の撮影にそもそも貢献していない。
だいたい潰れそうな旅行会社に200万払って豪華ツアーに申し込む
客なんてそうそういるもんだろうか?同室を利用しつつ時間差で
客を入れ替えるだなんて、じゃあ夜中はどこにいるのよ?片方は。
とそっちが気になって仕方ない。あり得ないことをやっているから
いつかはバレるのが承知とはいえ、そこに繋がるドラマも極浅い。
ベタに楽しめればいいのだろうが、相棒の右京さんが記憶に甦り、
ちょっと、よろしいですか?と余計な方面まで考えちゃう始末。
というわけで、ロケ地風景配色衣装料理について評価したい作品。
(浅田さんこれ観て面白いと思ったかな?右京の扮装は誉めてたけど)
面白くない
途中からミージュカルになってしまい、意味がまったくわからなく。見に行かなければ、よかった。
残念
原作の大ファンで、期待度がかなり高かったせいか正直なところ、浅田ワールドが出しきれてない気がしました。右京の小説の中の出演者がフランス人にも関わらず日本人キャストだったりで、感情移入が出来ずに残念でしたが、映像は綺麗でした。原作を知らずに、映画だけ観るのであればもっと楽しめたと思いました。
なにこれ?
全く面白くなかった。結局、何が言いたいのか、不明!フランスの観光ビデオの方がまし。
それなりに良い作品でした
本当は「龍三と・・・」を観に行ったのですが1時間前には全席埋まっていたので、開始時刻が近いこの映画にしました。期待していなかった分面白かったのかな。笑えたし、少し涙にも誘われました。私には観て後悔するものではなかったです。
良かったと思いますがねぇ
色々仰る方々がおられますが私は面白かったし良い作品だったと思います。
この作品がどのようなストーリーで、水谷豊さんにどのような演技を期待するのかで評価が別れる所かもしれません。
この作品は飽くまでミステリーではなく、水谷豊さんの役名も偶然の一致のようですからがっかりされるのは独り善がりかもしれませんね。
固定観念を抜いて観たら楽しめる作品かと思われますよ。