ストリートファイター 暗殺拳のレビュー・感想・評価

ストリートファイター 暗殺拳

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映画としてはC級、ストⅡとしては合格点!

過去に二度映画化された人気ゲーム「ストリートファイター」の三度の映像化。
日本では2014年に一日限定公開。

まず、映画としてのクオリティーは低い。
元はYouTubeで公開された12話の自主製作を一本の映画にまとめたもの。
なので、編集はエピソード毎に繋げた感は否めないし、メイクもVFXもチープ、衣装はコスプレ的、言うまでもなく演技も演出も酷い。トンデモジャパンなどツッコミ所は挙げたら延々続く。
だけど、以前の映画化がオリジナルの設定をレ○プしたのに対し、本作は非常にオリジナルの設定や世界観に忠実。
どう見るかで好みははっきり分かれるが、自分は後者として見たので、案外楽しんだ。

ゲームの時系列的に言うと、ゼロⅡの前。
若きリュウとケンが、師・剛拳の下で“波動”を学ぶ修行に明け暮れる日々…。
ガイルや春麗が主人公ではなく、ちゃんとリュウとケンを主人公に据えている点だけでもポイントプラス。
以前の映画化は権利などの問題あったのかもしれないが、これぞ「ストリートファイター」の本来の形。

話はリュウとケンの現在パートと師・剛拳の若き頃の過去パートが交錯しながら展開。
剛拳もまた師・轟鉄の下で修行に明け暮れる日々。しかし、弟・豪鬼と亀裂が生じ…。

ゲームでプレー出来るリュウ、ケン、豪鬼だけじゃなく、設定上のキャラでしかなかった剛拳や轟鉄も登場し、ゲームファンならワクワク。
(最も、剛拳は後期のシリーズではプレー出来るみたいらしいけど、何分ゼロⅡまでしかやってないので…)

リュウとケン、剛拳と豪鬼は合わせ鏡。
真面目で教えをしっかり学ぶリュウと剛拳、反抗的なケンと豪鬼。
未熟な若者を忍び潰そうとするは、ゲームでもお馴染み“殺意の波動”。フォースの暗黒面や黒く濁ったソウルジェムとかと同じで分かり易くていい。
リュウとケンの成長と同時に、剛拳も再び豪鬼と対峙。
修行、進む道、師から弟子へ受け継がれる教え…イギリス製作でありながら東洋スピリッツを踏襲。

舞台は終始日本。
台詞は英語と日本語とカタコト日本語が入り雑じるのはご愛嬌。
ゲームの音楽がアレンジして使われたり、皆が真似したあの技も披露。
通なネタも含め、ゲームの大ファンと公言している監督の熱意は本物だ。

惜しまれるは、他の人気キャラが出てない事。
名前だけなら元と、後もう一人。
ゼロⅡでリュウとケンと同スタイルながら最弱のあのキャラ!(笑)

最初にも言った通り、映画としてのクオリティーは酷い。
でも、「ストリートファイター」としては合格点!

これ、シリーズ化されないのかなぁ~。
終わり方も唐突だし、それに他のキャラの登場も見たいよね~。
(ちなみに私の得意キャラはダルシムとエドモンドであった)

近大
近大さん / 2016年10月26日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  楽しい 単純 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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