劇場公開日 2014年10月4日

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「インド人のスポ根野球ドラマ」ミリオンダラー・アーム KIKUCHIYOさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0インド人のスポ根野球ドラマ

2014年12月4日
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単純

ベースボールの映画作品を作らせるとハリウッドにはかなわない。ベースボールビジネスを産業にしている一方で、野球場をBALLPARKというほど、野球を愛している。野球にかける金と情熱が、他の国とは桁違いだ。

そんな国で、野球を知らない国の若者を連れてきて、大リーガーにしてしまうとは、まさにアメリカンドリームはここにあった。

主人公JBは、ベースボールビジネスと野球を愛する気持ちの間で、葛藤する。それは野球を見せる方と見る方の関係に似ている。お金をもらって野球を見せ、野球か好きだからお金を払って見に行く。一見需要と供給の関係だが、実は、野球を見せる方も、見る方も野球が元来大好きなのだ。だから、ラストは、無欲で拍手喝采だ。なかなか盛り上がる。

しかし、エンドロールが流れ始めると、二人の本物のインド人大リーガーが、画面に出てくる。そうか、実話だから、回していたビデオが残っているんだ!そう思った途端、このビデオを使って、ドキュメンタリーにしたら、もっと面白い作品が出きていたのではないかと思えてきた。野球のリアリティが違うのだ。何だか感動半減。

Jun Tanaka