劇場公開日 2014年9月20日

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「ちょっと強引な四角関係でしたが、波瑠の魅力と名護の雰囲気でまずまずは楽しめた」がじまる食堂の恋 スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ちょっと強引な四角関係でしたが、波瑠の魅力と名護の雰囲気でまずまずは楽しめた

2017年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

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タイトルから想像した内容とはちょっと違いましたが、舞台となった沖縄・名護の緩やかな空気感と、ヒロイン・波瑠の透き通るような透明感がとても魅力的で、まあかなり強引な展開ではありましたが、まずまずは楽しめた映画でしたかね。
もし波瑠が朝ドラでブレークした後の公開だったなら、もう少し話題になっていた可能性も?
ただおそらくは低予算映画でしょうから、それだと波瑠起用は難しかったか。
まあ何にしても、波瑠ファンなら必見、正直ある程度波瑠の魅力で成り立っているところもあった映画でしたので、とりあえずは細かいことを考えずに波瑠の魅力に浸るのが吉と言えましょう。

一応メインは男女4人のちょっと不思議な四角関係を描いた恋物語だったでしょうか。
四角関係と言えば結構ドロドロしたイメージもありますが、この映画は相当な変化球でしたので、ドロドロと言うよりは爽やかながら、思わず「え?」となってしまうような唐突感の方が大きかったですかね。
正直言えば取って付けたような話のイメージは拭えず、あまりにも映画的過ぎてリアルな恋模様では無かった印象です。
ただそんないかにもと言えるような映画的な展開に振り回されるのもこれはこれで悪くなかったりで、しかも終わってみれば結果この結末で良かったなと思えましたし、後味に関しても悪くはなかったです。

突っ込みどころとしては、波瑠と幼馴染で元カレ役・桜田通の2人は、標準語で話していることも相まってか全くその土地の人には見えず(2人とも実際東京出身)、しかも元恋人と言うよりは姉弟にしか見えなかったのが作品の雰囲気作りとしてちょっと惜しかった点でしたかね。
むしろ東京から来た小柳友や竹富聖花(現:春花)の方が顔質から現地の人っぽかったような?
題名の割に名護の食事もあまり見れなかったし、せっかく観光PRも兼ねたいわゆるご当地映画なのに、雰囲気作りがどうにも微妙だったのは何か勿体無かったなと・・・でも、逆にご当地映画を前面に出さず奥ゆかしい感じだったのはまあ嫌いじゃなかったんですけどね。

で、まあとりあえず、全体的には悪くなかった、優しい嘘が妙に心地良かったです。
自分の気持ちを素直に相手に伝えることが出来たなら、どれだけいいことか・・・と言う、日本人の心に響きやすい恋模様だったのも、何気に好感が持てて良かったです。
竹富聖花が演じた莉子の仰天行動だけは、理解に苦しみましたけどね(苦笑)
まあいろいろと難点もありはしましたけど、基本的にはキャストの魅力込みでまずまずは楽しめました、そしてエンドロール後の映像もお忘れなく、気になっていたアレがようやく登場です!

スペランカー