劇場公開日 2015年1月24日

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「全ての野球に携わる人は・・観なアカンね!」KANO 1931海の向こうの甲子園 eigatama41さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5全ての野球に携わる人は・・観なアカンね!

2015年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

悔しいですが、コレはやられた・・・何してる日本映画界って感じです。

この10ヶ月、甲子園にあるうちの店には、台湾からの観光客が激増!
その皆さんが、口してたのはKANO、KANOミテ コウシエン キマシタ。って言われてたので、気になってた作品でした。
そして『甲子園魂〜絆』のボールが売れる理由もわかったような気がします。

当時の台湾と日本の関係すら詳しく知らずに観ましたが、その辺の状況も組み込まれてながら話が進むので、上演時間は長めです。
邦画ならカットかも!?ってダムのくだりにも組み込まれる理由があるんでしょうね。

演技より野球力重視で選ばれた出演者の上手とは言えない素の体当たり演技が、逆に良かったです。永瀬・坂井・大沢さんや他の日本の俳優さんが、グッと空気を詰めるので、野球好きで映画好きとしては、かなり引き込まれましたよ。

昨年の夏の建大高崎の機動破壊野球を84年前に体現してるチームがあったのに!(◎_◎;)
実際には今では、露骨に描写出来ない事も多かったとは思いますが、その部分をスルーしてうまく演出映像化されてたように思います。
ただ84年前にしては、選手のスタイルが良すぎて、昭和人の永瀬さんだけがタイムスリップしてきたみたいでした^^;

ここ2ヶ月で、野球を題材とした作品が2つありましたが、それとは比べる次元が違う作品〜野球に携わる人は、コレは観ないとアカンね〜☆4.8

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eigatama41