革命の子どもたちのレビュー・感想・評価

革命の子どもたち

劇場公開日 2014年7月5日
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911後の『不寛容な時代』

近代美術館で唐突に『アナバシス』を見せられた1人です。

赤色革命は過去のものになった現在では、重信房子が人間的であったという証言は違和感があります。一方で重信メイは説得力があり魅力的ですらあります。

とはいえ政治的には同調できない現在の我々にとってさえも、空白の存在以上であることが911以降、拭いきれないような感じがあります。

ted
tedさん / 2014年8月3日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  知的 難しい 萌える
  • 鑑賞方法:映画館
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革命戦士という不思議な罪人 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

 国と国が起こせば戦争。
国と個人ならテロリスト。

『閉鎖された世界にいる分には
 テロリストも正義の味方』でいられる。

 そのせいか、
映画ポスターの笑顔の重信さんは『80年代のコミケに機関銃を持って現れたら、たちまちアイドル的な存在になってただろうな~』と思える可愛らしさ!
(普通ぽい所がいいんだよね)

 一方ウルリケは、
大写しの彼女の写真を前にアナウンサーが
ニュースを読む画像に 解説が無くても不思議と「この人は死んだんだ……」という事が
伝わってきてしまう。

 明暗対照的な二人の革命家。

重信さんに特化して言えば、
彼女は『革命の華』だったのではないか?と思う。
川島芳子(男装の麗人)のように
実はたいした事(実行犯では無いという意味)はやっていないのではないかと……

『赤軍ちゃん』と呼ばれたり、
漫画家、山本直樹さんからのインタビューに

 「(赤軍派を題材にした漫画を)もっと明るく描いてよ、実際楽しかったんだから」などと答えてる辺りがいかにもで……

 その母親の明るさを受けてか、
娘の重信メイさんは母親の活動を肯定している。

 一方ウルリケは過去の脳手術が原因で
情緒不安定からの革命参加ではなかったのか?など、娘さんも「母親はやり方を間違えた」とはっきりと言っている。

 第一、ウルリケは獄中で首を吊り、
重信さんは逮捕されても尚、親指を立てて
満面の笑顔。

 メイさんはその姿を見て、お母さんの
「私は大丈夫」というメッセージを読み取ったそうだ。

 母娘の愛情。

でも洗脳という言葉も思い浮かぶ。

 死ねば洗脳からは解除される。

それを受けた娘の冷静な判断。

 唐突に『閲覧注意』な場面が出てきたり、ドキュメンタリーならではの事実の羅列に
想像力や探求心を否が応にも掻き立てられる

下世話な好奇心から観に来た人間としては
120%満足とは言い難い。

 もっと知りたい!という気持ちがいつまでも残る作品。

恩田かーや
恩田かーやさん / 2014年7月25日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  単純 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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