劇場公開日 2016年4月16日

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オマールの壁のレビュー・感想・評価

全26件中、1~20件目を表示

3.0みんなが嘘を信じてた…

2021年8月15日
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鑑賞方法:VOD

それに尽きる

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mamagamasako

4.0相手の最も嫌がることをやるのが戦争・紛争

2021年8月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

カナダの監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴの『灼熱の魂』という中東レバノンでの抵抗と復讐の優れた作品に底通した、同じ中東の紛争地パレスチナの抵抗運動をベースに、若い命の純愛が描かれ心を揺さぶられる作品だ。

思いを馳せる女性に会う為に、高さ8Mというコンクリートの壁をロープをたぐって登る、若さと体力がいる物理的困難の上に、見つかれば機銃掃射にみまわれ、向こうへ行っても抵抗運動の派閥があって気が遠くなる障害があるからこそ募る思いは燃え上がる。

もう一つの壁は、

戦争や紛争は相手の最も嫌がることを、これでもかと言わんばかりに突いてくる人間の醜悪な面が出て来る。親子を引き裂き、若い男女の仲をめちゃくちゃにすることなど朝飯前なのだ。

しかし、恋は誰にも止められない。「ラ・ラ・ランド」の様な“永遠の恋がなんと!”というのもあるが、ロミオさまの様に妨害がひどいからこそ燃える炎もある。

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ezu

4.0オマール~!

2021年1月27日
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いやはや緊張感のある映画
拷問怖い!私だったらすぐ名前いっちゃう…
オマール~せっかく人間に生まれたんだから、好きな人と幸せに暮らせる道選んでー危ないことしないで!
とハラハラしっぱなし
アムシャド!友達ないがしろにしてこのバカすけが!とテレビに言いまくりの自分でした
終わりかたが…オマール…

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まるちゅ

3.5神?

2020年5月5日
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鑑賞方法:VOD
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ジャーニー

5.0犠牲愛

2020年2月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

最近観た中で一番心を打たれた映画。懸命に生きているオマール( Adam Bakri)のせつない犠牲的愛の物語。こんなこと私には到底できないわと一言言いたくなるような映画。
2013年ごろ彼らはウエストバンクのパレスチナ自治区ヘブロンHebronで生きていくしかない。現在もイスラエルとのパレスチナの領土問題は現在も終わることなく続き、ますます米国の援助によってイスラエル入植地が拡大している。

ウエストバンクHebron というなかにいるパレスチナ人たちはこの中にいるだけで、どこにも行けない。海は遠くないのに見たこともないらしい。そこに、『ニュージーランドに査証をとって行く』と。他の人はどこがニュージーランドかもしれないとも。明るくポジティブなオマール(Adam Bakri)はガールフレンド(トレックの妹)の家に行くのにもパレスチナの地域と地域を隔てる巨大な壁(Oalandia Wall?)があるから、それを乗り越えなければいけないようになっている。乗り越える時、ユダヤ兵士に見つかれば機関銃で撃たれる。それに、イスラエル兵にパワハラされて、誰だっていつか仕返しをしてやりたくなると思う。

ガールフレンドのナディア(Leem Lubany)との愛を育みパン屋でピタブレッドを焼いてお金を貯めている。結婚して、部屋のここにテレビを置いてなどと二人の夢は膨らむ。パリに行ってみることも考えているが、それはただの夢だということを二人は百も承知だ。なぜなら、彼らはHebronハーブロンを一歩も出ることができないのだから。一瞬でも彼らに夢を持たせてあげたくなる。この望みがあってもどうすることもできないジレンマに置かれているんだから。

この映画のストーリーを説明するよりオマールについて書きたい。アダムは新人俳優だったらしいが、かっこいいし体力のあるニュヨークの俳優だ。多分あの壁を登って、細い路地を走り抜けているのはスタントじゃなくて彼じゃないかと想像する。壁は彼の希望でもあり(ナディアが壁の向こうにいる)障害でもある。彼の行動の好きなところはナディアと結婚するため一生懸命働き金を貯めているところで、その金がナディアのためになるなら自分の利益に結びつかなくても使う。(他愛の精神)
あれだけ懸命にナディアとの生活を夢見て貯めたそのお金を幼馴染、Amjad とナディアの結婚資金
のためにそれを差し出す。ナディアが妊娠しているから兄のトレックが承知していると言って二人を結婚させる。それに、裏切り者で嘘つきの幼馴染(Amjad)をイスラエル側に売らなかった。ユダヤ兵を殺したのはAmjadなのに。
オマールはイスラエル軍側とハーボン町の縄張りの両方と接触したが、自分のグループの人たちをうらぎらなかったしうらなかった。自分を捨てても、ナディアの生活をまもってあげるということ遂行した。結婚できなかったけど、これが彼女にあげられる愛だから。自分の仲間を裏切らなかったということはいい仲介者だったともいえると思う。でもこのことを知っているのはオマール本人だけだった。

最後にナディアはAmjadと結婚してもオマールと交換した愛の詩をまだ持っているとわかり、きっとオマールは彼女はまだ自分のことを愛していると思ったにちがいない。一緒になれないけど、これらの手紙(詩)をもっているとわかっただけでかれは幸せになった。そのあと、彼女に対する愛がまた強くなったと思う。

パレスチナに自由を。これ以上彼らの生活を苦しめるな。

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Socialjustice

0.5スーパーマスターベーションブラザーズ

2018年12月5日
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つまるところ、誰も自身の罪を省みていない。
非常に短絡的な物語。

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たろっぺ

3.0日本に生まれて良かった…

2018年5月24日
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鑑賞方法:VOD

あんな日常で暮らし、恋愛もするパレスチナ。同じ時代に生まれながら、日本は幸せなものである。そりゃ平和ボケもするよね。
でも現実から目を背けてはいけないし、映画を通してだけでも世界に目を向けていたい。

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もの語りたがり屋

4.0パレスチナに生きる若者たちの姿

2017年10月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

全編通して、信頼という言葉が頭に浮かんだ。

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Kumiko

3.5まともな選択肢がない世界。

2016年12月8日
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だいず

3.5すごくよかった

2016年10月22日
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怖い

興奮

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吉泉知彦

4.0猿の捕まえ方

2016年8月23日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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栗太郎

3.5自分を犠牲に儚い恋物語と社会情勢

2016年6月7日
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悲しい

興奮

萌える

序盤の雰囲気はフランス映画の「憎しみ」を思わせる感じで全体を通して飽きずに観れた。

オマールを突き動かさせる様々な行動は徐々に自分の為では無くなりラストの腹を括った場面は何とも溜め息が。

仲間との遣り取りに儚い恋愛と微笑ましく笑えるシーンもあり反対に追われるスリリングさに刑務所のシリアスな場面と様々なジャンルが含まれている。

オマール役の俳優が「トレインスポッティング」のレントンや「憎しみ」のV・カッセルを彷彿とさせるインパクトで今後も期待。

ビトー・コルレオーネのモノマネは笑える。

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万年 東一

4.0囚われるということ

2016年5月28日
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どっちを向いても、なにをしても八方塞がり。壁の高さがすべてを物語っている。彼の最後の選択に、共感しながら、しばし呆然とした。

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その

4.5恋をしたりお茶をしたりしながらも、銃を取る青年たちの姿

2016年5月18日
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ヨルダン川西岸の日常が淡々とサスペンス調で描かれる。警察から逃げる青年たちを、町の人たちはそっと裏口へ誘導し何事もない顔をしているのが、パレスチナの現状。
ガザはまた事情が変わるだろうが、ガザからも新しい映画が生まれるのではないだろうか。そんな勢いを感じた。
アモス・ギタイ監督ものより、物語の引き込む力がある監督だった。

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土偶

3.5卵と壁

2016年5月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

卵はいつだって、どんな時だって、好む好まざるに関係なく、簡単に割れてしまう。

簡単に割れてしまう卵を、簡単に割れてしまわない様な、粗末に扱わない様な、粗末に扱われない様な、そんな世界が来るのだろうか。

村上春樹の言葉を借りれば、壁はあまりにも高く、あまりにも強く、あまりにも冷たい。スクリーンに映し出された壁は、日本人である私に対しても、あまりにも高く、強く、冷たかった。なぜなら壁は、パレスチナ人の前に立ちはだかっているのではなく、私の前に、そして私達人類の前に立ちはだかっているからである。

壁を作ったのは私達人類だ。
しかし、卵を孵すのもまた、私であり、私達人類であるのだ。

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ミカ

3.5愛で人は騙せるのか

2016年5月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

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まえじー(★は全部5にする)

4.0取り囲むオマールの壁

2016年5月15日
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絶望の淵に待ち構えた絶望。
真実にたどり着いた時、オマールの壁は打ち砕かれる。

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sakatea

2.5ヴィトー・アンドリーニ

2016年4月29日
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怖い

興奮

恋人と分断され、解放の為に抗い、騙されて、騙されて、騙されて…なんともやりきれない話。
ありがちなストーリーだけど、静かに熱くなった。

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Bacchus

4.0角砂糖を握ったお猿さん

2016年4月26日
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カインとアベルでしたか?。人が人を傷つける話のルーツは。旧約でも新約でも、構いませんが、人は神と、どんな契約交わしたんですかね。技術は進化しても、私達は未だに、゙角砂糖を握ったお猿さん"です。憎悪で憎悪を消せないことを認識できるのに、実行できずに、21世紀です。人を傷つけるのに、拳もナイフも不要です。電話1本で、事足ります。大切な人の為ならね。パレスチナを密告社会に変えたイスラエルのおじさんにも、大切な家族がいます。お子さんのお迎え、どうなったんですかね。彼もまた、傷つけ傷つけられる輪廻を巡っただけのこと。恩讐の彼方にあるのは、パラダイスか、壁なのか、いつか知ることができると、いいですね。

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機動戦士・チャングム

3.0青春映画

2016年4月24日
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鑑賞方法:映画館

これからパレスチナの基礎知識ないと
理解が追いつかないかも、でも
理解なくても楽しめる。

オマールの最後の決断が刮目!
決断の理由が本作のメッセージ

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伊助