オマールの壁

劇場公開日:

オマールの壁

解説

「パラダイス・ナウ」のハニ・アブ・アサド監督が、緊張下にあるパレスチナの今を生き抜く若者たちの現実を、サスペンスフルに描く。第66回カンヌ映画祭ある視点部門審査員賞を受賞し、第86回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた。長きに渡る占領状態により、自由のない日々を送っているパレスチナの若者たち。パン職人のオマールは、監視塔からの銃弾を避けながら、分離壁の向こう側に住む恋人のもとへと通っていた。そんな日常を変えるため、オマールは仲間ともに立ち上がるが、イスラエル兵殺害容疑で捕えられ、秘密警察より拷問を受けることとなる。そこでオマールは、囚人として一生を終えるか、仲間を裏切りスパイになるかという究極ともいえる選択を迫られる。100%パレスチナの資本によって製作され、スタッフは全てパレスチナ人、撮影も全てパレスチナで行われた。

2013年製作/97分/G/パレスチナ
原題:Omar
配給:アップリンク
劇場公開日:2016年4月16日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第86回 アカデミー賞(2014年)

ノミネート

外国語映画賞  

第66回 カンヌ国際映画祭(2013年)

出品

ある視点部門
出品作品 ハニ・アブ・アサド
ある視点部門 審査員賞 ハニ・アブ・アサド
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映画評論

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映画レビュー

3.0みんなが嘘を信じてた…

2021年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

それに尽きる

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mamagamasako

4.0相手の最も嫌がることをやるのが戦争・紛争

2021年8月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

カナダの監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴの『灼熱の魂』という中東レバノンでの抵抗と復讐の優れた作品に底通した、同じ中東の紛争地パレスチナの抵抗運動をベースに、若い命の純愛が描かれ心を揺さぶられる作品だ。

思いを馳せる女性に会う為に、高さ8Mというコンクリートの壁をロープをたぐって登る、若さと体力がいる物理的困難の上に、見つかれば機銃掃射にみまわれ、向こうへ行っても抵抗運動の派閥があって気が遠くなる障害があるからこそ募る思いは燃え上がる。

もう一つの壁は、

戦争や紛争は相手の最も嫌がることを、これでもかと言わんばかりに突いてくる人間の醜悪な面が出て来る。親子を引き裂き、若い男女の仲をめちゃくちゃにすることなど朝飯前なのだ。

しかし、恋は誰にも止められない。「ラ・ラ・ランド」の様な“永遠の恋がなんと!”というのもあるが、ロミオさまの様に妨害がひどいからこそ燃える炎もある。

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ezu

4.0オマール~!

2021年1月27日
スマートフォンから投稿

いやはや緊張感のある映画
拷問怖い!私だったらすぐ名前いっちゃう…
オマール~せっかく人間に生まれたんだから、好きな人と幸せに暮らせる道選んでー危ないことしないで!
とハラハラしっぱなし
アムシャド!友達ないがしろにしてこのバカすけが!とテレビに言いまくりの自分でした
終わりかたが…オマール…

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まるちゅ

3.5神?

2020年5月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ジャーニー