呪怨 終わりの始まり インタビュー: 女優としてまい進する佐々木希、初ホラー「呪怨」で到達した新たなステップ

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呪怨 終わりの始まり

劇場公開日 2014年6月28日
2014年6月25日更新
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女優としてまい進する佐々木希、初ホラー「呪怨」で到達した新たなステップ

「実はホラーは苦手です(笑)」--ジャパニーズホラーの代名詞「呪怨」シリーズの最新作「呪怨 終わりの始まり」で主演を務めた女優・佐々木希。「誰でも知っている有名な作品なので、うれしいという気持ちがありつつ、大丈夫かなという不安もありました」と率直な気持ちを明かすが、晴れ晴れとした表情からは手ごたえが感じられる。「アフロ田中」「サンゴレンジャー」「風俗行ったら人生変わったwww」とさまざまな役に挑み、女優としてのキャリアを積み上げている佐々木は、ホラー映画初出演となった「呪怨」でどのような進化を遂げたのか。(取材・文/編集部、写真/山川哲矢)

呪われし親子・佐伯伽椰子と俊雄が、ホラーアイコンとして人々に恐怖をもたらしてきた「呪怨」シリーズ。本作では、「感染」「シャッター」といったホラー映画を手がけてきた落合正幸監督による恐怖描写で、新任小学校教師・結衣が不登校を続ける俊雄の自宅を訪問したことから、呪いの輪にのみこまれていく。

夜の教室、佐伯家の居間、そして同シリーズでは逃れることのできない押入れ……佐々木はいくつもの恐怖に直面する。そんな劇中場面とは打って変わって、撮影現場は和気あいあいとした雰囲気だったそうで、「撮影中はそんなに怖くなかったんです。だからこそ、怖がるのが大変でした。本気で怖がるためには、集中力と想像力を豊かにしないといけないんだなと感じました」。それでも、佐伯親子に追い詰められる場面を思い出しては、「逃げ場がなくて本当に怖い(笑)」と身震いする。

佐々木が挑んだ結衣は、「勇敢な女性。俊雄くんが不登校を続ける理由を知るため、どんどん前へ前へと進む勇気と強さを持っています。でも、彼氏の前では柔らさがあるキャラクターなので、メリハリをつけようと頑張りました」。異様な状況のなか、結衣のなかでも何かが壊れはじめる。そして迎える壮絶なラストシーンで、佐々木は恐怖に加え絶望や悲しみを体現。「どうすることもできず、驚くこともできないほどショックなことが起きたときって、人間は言葉を失うのかなと思ったら、自然と涙が出てきたんです」と新境地を開拓した。

佐々木をはじめ、青柳翔トリンドル玲奈らを絶望に突き落とす俊雄を演じたのは、弱冠8歳の小林颯くん。佐々木は、猫背で表情を殺した颯くんの演技に「ふだんがかわいすぎるから、俳優さんとしてすごく感動しました。きちんと説明を理解していて、私が小学生だったころはあんな風に大人みたいにできたかなと(笑)」。カメラが回っていないところでは、颯くんと毛布にくるまったり、ポケモン話を聞いて一緒に遊んでいたそうで、「子どもが大好き」だという佐々木は、「先生役ということもあり常に子どもがいる現場だったので、撮影に来るのがすごく楽しかった」と充実感をにじませた。

劇中では、佐々木扮する結衣らを襲う怨念だけでなく、佐伯親子にまつわる秘密が描かれる。しかし、俊雄の誕生秘話が明らかになると同時にさらなる謎を呼び、見るものを「呪怨」の世界へと深く誘う。「俊雄くんはどうやって生まれたのか。いろんな案があって、現場で『どっちなんだろう』とみんなでを話し合っていました。夢と現実が複雑に絡み合っていて、作品について考えるのがすごく楽しかったです。『何が正解なのか』『何をしたら怖いのか』ということを話していました」

映画、ドラマと女優としての幅を広げている佐々木。ジャンルを問わず意欲的に作品に出演を重ねるなかで、女優業との向き合い方に変化が訪れた。

「考え方や現場でのあり方など、この1、2年でかなり心境の変化がありました。明確なきっかけというと難しいですが、年齢とともに変わったのだと思います。今回は主演ということもありいろいろと不安があったのですが、とにかく楽しい現場がいいなと思って。前はそういうことや、自分の責任というものを考えることも少なかったかな。気が張って、強がっていたのかもしれないですね。そういうものが一気に抜けた感じがしていて、そのほうが楽しいなと思うようになったんです」

ホラー映画への出演も、新たなステップへとつながっている。「いろいろな作品に出演していても、叫んだり、驚くということはあまりないので、一気に感情を持っていって驚くのが大変で、集中力と想像力を切らさないようにしていました。怖がり方という表現も含めて、すごく学ばせていただいた現場です。自分の中でひとつ引き出しが増えたかなって。今後また、ホラーやサスペンスものをやりたいと思わせてくれました」

ホラー、ミステリー、サスペンスジャンルに意欲を燃やす一方で、これまでとは違ったごく普通の女の子を演じてみたいと声を弾ませる。「何をやってもうまくいかない、もがいている女の子の役をやってみたいです。“普通”ということこそ、とても難しいと思うんです。いろいろな役に挑戦して、いろいろな引き出しを増やしたいと思います」。そんな佐々木が今、目指す女優像とは?

「技術も大事ですが、バンッとすぐに感情を持っていくことができる女優になりたいです。切り替えの良さや集中力がある、器用な女優になりたい。不器用なんです(笑)」

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平均評価
2.5 2.5 (全48件)
  • 佐伯家の歴史 以上で終わる作品。 歴史に興味を持てればサクサク~っと鑑賞できるでしょう。 あとは・・・ 書きようがない・・・ ...続きを読む

    案山子男 案山子男さん  2016年7月31日 14:38  評価:1.5
    このレビューに共感した/0人
  • 呪怨テイストは継承されるも、演出のチープさが足を引っ張って・・・ 呪怨シリーズは1作目以降完全にネタ化してしまった印象で、もはや伽椰子や俊雄を見ても怖いと言う感情を全く抱けなくなってしまったのですが、今回のリブート版(続編?前日譚?)もやはり同様で、製作者側が... ...続きを読む

    スペランカー スペランカーさん  2016年5月7日 14:51  評価:2.5
    このレビューに共感した/0人
  • とばっちり範囲が広い 家に少しでも、かかわったら死亡って 範囲が広すぎて笑ってしまいました… 家についてる念の割に外部や職場まで現れたり え?ってなるシーン満載でしたが 部分ぶぶんは思い出してきもちわるかったです ...続きを読む

    とば とばさん  2015年11月8日 00:30  評価:1.5
    このレビューに共感した/0人
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