ソロモンの偽証 後篇・裁判のレビュー・感想・評価
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一番イライラしたのが自殺した柏木の態度。 自分のことは棚に上げて他...
一番イライラしたのが自殺した柏木の態度。
自分のことは棚に上げて他人を批判するだけ。
WOWOWドラマの柏木はもっと凛とした強さがあり、世の中自体を自分から見限ったという、一般人を超越した思考の持ち主だったのに。
また、裁判が終わった後に笑顔を見せながら会場から出てくる大人たち。
笑うような裁判ではあるまい。
あと、担任の女教師を襲った隣室の主婦は出す意味あったかな。
よく分からん。
まあ、裁判自体は中学生とは思えないような手際のよさだった。
えっそれで丸く納まったつもりですか?
これ、結末は原作通りなのかなあ?
広げた風呂敷は凄く魅力的なんだけど、畳んでみたら意外と大した風呂敷じゃないというのは実に宮部みゆきらしいんだけど。
色々解決してないのに、裁判後に出てきた保護者や生徒達がニッコニコで無理矢理大団円に持っていこうとしてる。
ここまでのことをやるなら「誰も負けない」は逆に不自然だよね。
偽善者にもなれない卑怯者
己は助に行くわけでなく人を偽善者と罵る。
己は何不自由なく生活しているくせに過酷な人生を歩む友人を罵倒し侮辱し傷つける。
神原かマツコが自殺していたという話なら感情移入もできただろうが、柏木のカスっぷりがどうしようもないしそんなカスの自殺を止められなかった僕を裁いてください!てもうどれだけいい人ぶるんだと。
で、最後「みんな友達になりました」てなんだそれ(笑)
もし自分が同級生であのクラスに居てあんな顛末見せられたら呆れるかキレるわ。
本当の真実
真実を話したいが為の裁判。
中学生が本当の裁判をしているかの様に進む
そして真実を知った時、誰もが起こり得る真実
全てが分かった時、学校に平和が訪れる
生徒の皆さん良く頑張りました
前編後編、意外と面白かった
前編が、よかった分若干しりすぼみ。
いよいよ、裁判の開廷。
裁判を通じて、告発状により容疑者とされていた大出くんはアリバイが、証明され犯人ではなくなった。
ただ裁判中にでは、なぜあなたが犯人と仕立てたひとがいるのか、分かるか、と大出くんに神原くんは問う。
あなたに苦しめられたひとがいる、ということを知るべきだ。と。
中学生が中学生に問いただすというのが、すごいシーンだなと思った。
そして他校なのになぜか裁判に協力してくれた神原くんは、柏木くんの死んだ当日、電話をしていた。
柏木くんとはしばらく会っていない、と言っていたのに。
柏木くんの死は結局自殺だったけど、自殺の原因となった描写が、少なくなんで自殺したのかが、いまいちわからない。
あの描写だとすごく嫌なやつで、神原くんに来ないと死ぬぞっていって行かなかったら本当に死んじゃったとちう、ただのかまってちゃんで、神原くんがかわいそう、となる。。でも神原くんは責任を感じていて。。
中学生ならではの純粋な裁判で、大人の裁判とは違った方で真実が分かるのはよかった。
あのまま自殺で片付けられて(自殺なんだけど)そのほかの周りの真実をあばかないまま、なあなあに生きるより、それぞれがいろんなことを背負って反省してまた生きていくことが大事なんだと思う。
真実のその先に
藤野涼子さんの演技が素晴らしい!セリフだけでなく目で訴えかけてくるし、何より若さが生む力強さがあった。
たとえその真実に大きな意味がなくとも、人間はそこから多くの事を学べるし、不公平で理不尽な未来に立ち向かえる勇気を手にすることができる。
そして私達には、応援してくれる人…支えてくれる人…自分を待ってくれている人が必ずいるのだと思いました。
自分も、勇気を持って真実に向きあいたい。彼らのように
自分の力で結論を導き出すことの大切さ
誰かが言ってた真実でなくて、自分で考えて行動したことだけが本当の真実で、裁くことがゴールじゃなくて、
難しかったですが、いろいろ考えさせられました。
ちょっと原作も読んでみたいなぁ。
一方的なキャラクター設定、使い古された表現方法、どれをとっても溜息...
一方的なキャラクター設定、使い古された表現方法、どれをとっても溜息ばかり。本題から離れて行っても、「どんでん返し」とか「予想外の展開」を好むのは原作者の得意とするところ。自己満足を感じてしまう。
そこそこ面白かったけど。
面白かったが、誰にも共感できなかった。どこか冷めた目線で映画を見てしまい、前編・後編に渡る長時間を楽しんで見ることができなかった。原作を読めば、一人一人の登場人物の心理描写がより詳しく分かり、同情・共感することができたのかもしれない。僕は柏木君を本気で同情することができず、その点が引っ掛かった。裁判に出席した生徒たちは誰も人間らしく、素直になれなかったり、自分の汚点を隠したいという気持ちが現れていた。その演技が好きだった。
前後編併せての感想です。 ソロモンの偽証というタイトルに込められた...
前後編併せての感想です。
ソロモンの偽証というタイトルに込められたメッセージを考えると、深く考えさせられるかなぁ、とは思うけど、それにしてはちょいちょい挟んでくるお涙頂戴シーンが滑稽に見えてしまう。原作の方が良かったかと後悔。
ほんとにオススメしない
オチも全くないし、映画のハラハラ感やドキドキ感を全く味わえない。前編を見たので後編も最後まで見ようとなったが、ほんとに見るのがしんどいくらいだった。ただ演技がとてもよかった。それだけ。こんな映画0.5もつけたくない
人物中心に上手く描けていた。
総合:75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
前半は状況の説明で前振りだが、後半は一転してほぼ本題の裁判の話ぱかりになる。前半の嘘だらけと思われる疑わしい展開から、その裁判で事件の真実に一気に迫る。
裁判が進むにつれてそういうことかとわかった部分では良かったし、登場人物たちの情況と何を感じて何をしようとしたのかというのもわかったのも良かった。そのようなそれぞれの登場人物の描き分けもしっかり出来ていたし、彼らの性格も置かれている状況も心理状態もわからせる成島出監督の力量を感じた。この監督は『八日目の蝉』でも力を見せていたし、このような社会的な内容で人物の内面を描く作品を撮影させたら上手だと思った。他の作品も積極的に観てみたい。
そしてやはり業界の知名度を無視して配役された、設定相応の年頃の少年少女が傷ついていく様を演じているのが良かった。この手の作品にありがちな、中学生に見えない年上の売り出し中の俳優が実力不足のまま演じているのは観るに堪えないが、本作は自然に感じられた。人物中心の内容なので、もしそれが自然に観えないのならばそれだけで作品は失敗したようなものだ。だからこの配役は評価したい。特に無名の新人、藤野涼子は良くやりました。
前編の感想でも書いたが、納得しかねる部分としては中学生による裁判が開かれるということ。作品内では困難に直面しつつも裁判の開催もその内容も申し分なく上手くいってしまう。でもそれぞれの立場の利害関係者もたくさんいるし、中学生に真実を暴き立てる能力と運営する能力があるのか、本当に上手くいくのかということを、最初からどうしても疑いながら納得しないまま観ていた。
現実だと反対多数と、証拠集めが出来ず、被告・承認に出席してもらえないことで開催できず、譬え開催したとしても真実にたどり着けたかどうかわからないのではないか。さらに悪いのは、裁判が上手くいかず真実を暴けないままに間違った判断をしてしまうことではないか。結果としては真実を知っている人物がいたのもあり真実をしっかりと暴き生徒たちの問題と思想もわかる裁判になったが、その現実性への疑問は最後まで続いた。
また嘘をついた人、間違いを犯した人、そのような人がどうなったのか、裁判後の警察と学校の対応も不明。真実はわかった、でもその結果どうなったかが無い。真実がわかったから良いというものではないでしょう。それならば真実を知っていた神原が最初から真実を話せばよかっただけ。だから凄く高い点数はつけません。
一番人に勧めてはならない映画
彼女が何となく借りて、前半後半全て見ました。
一言で言うと、点数も付けたくありません。
まず、内容が虚無です。
3時間みる意味もないし、最後の20分でさえみる価値なかったです。
0.5点は俳優さんの演技くらいです。
まず、ひっぱりすぎです。しかもオチも虚無です。
この映画をわざわざ足を運んで、映画館に行った人達はもうほんとにかわいそうです。
予告から最後まで意味深な描写、サスペンス感を出して、視聴者を蟻地獄のように引き離さないようにして、結局、想像を絶するゴミおちです。
人に勧めたらだめなやつです。
映画レビュー初めてです。理由はわたしと同じ犠牲者を出したくないからです。3時間無駄にしないでください。なにも得られません。
隣の彼女も申し訳なさそうで、二人の間に微妙な空気が漂っています。楽しい休日が台無しになりました。
結末がひどすぎる。 柏木くんが死んだ時に神原くんが本当のことを言え...
結末がひどすぎる。
柏木くんが死んだ時に神原くんが本当のことを言えなかったのは理解できるけど、だからといって自分でこんなにも大ごとにしてたくさんの人を巻き込んで「僕を裁いてください!」ってそれは無いでしょ…
自己満足、自己陶酔。
お集まりの皆さんに全力で謝罪すべき。
柏木くんもただのメンヘラだし。
本物の刑事や弁護士が当たり障りないことだけなのかもしれないけど事件のことをこんな場所で喋っていいの?
私たちは満足したので友達になりました!ってそれじゃあまりにも松子ちゃんと両親が気の毒すぎて胸糞悪い。
前編後編の意味が感じられなかった。 「偽善者なんだよ」ってセリフが...
前編後編の意味が感じられなかった。
「偽善者なんだよ」ってセリフが厨二くさいし、
柏木くんっていう厨二病のかまってちゃんが、
1人で死にたくなくて、止めて欲しくて、
唯一の友達に勝手に裏切られた気持ちになって
自殺した話にしか見えない。
神原くんとの回想シーンは、興ざめでした。
ラストシーンも茶番劇にしか見えなくて、
恥ずかしくなりました。
そもそも、警察の捜査も甘いし、
子供裁判をやりたいがための
ご都合主義的な部分が多かったです。
清水尋也くんがかっこいいだけの映画でした。
そういうのを口先だけの偽善者って言うんだよ。
前篇を見てからだいぶ時間が経ってしまったのですが、やっと観ることができました。
全体的に後篇に来て失速したという意見が多いようですが、僕はそれなりに楽しめました。
ドキドキワクワク感は全編よりも増していたと思います。
また、後篇の方が「嘘」についてテーマとしているようにも感じました。
裁判のシーン
裁判で真実が次々と明らかになっていくところは上に記したようにとても楽しめました。
やはり子供が実際の裁判らしく公開裁判を行うという発想は面白いですね。
ただ、検察側などが自分の感情のままに行動するのは少し…
公正な立場で参加すべき代表たちがそんなに感情をあらわにしていていいのかと思いました。
まあ、中学生の裁判なので深く考えなくてもいいのかもしれませんが、途中で先生に感謝したり、謝罪したり、ラストシーンに至っては自分たちのエゴのために裁いてくださいと懇願したりと少し見に余る行動が多かったです。
そして、ヤジが多い、そして聞こえるだけでイライラする。
裁判の主催者側の辛さみたいなものが体感できて良かった反面、こんなヤジとぶか?とも思いました。
タイトルが後篇・裁判なので正直裁判以外の部分で間延びしていたのは時間稼ぎのような気がしてもったいないと思いましたが、前篇のもやもやしていた部分がスッキリして良かったです。
また、前篇同様に演技が素晴らしかったので、それなりに心に残る良い作品でした。
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