複製された男のレビュー・感想・評価
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投げっぱなしジャーマン
深読みしすぎて理解不能、いや、流れてしまいました。
確かに一回観ただけだと何の事かワケわからず。モヤモヤを解消するためにチェック、それなりに何とか解釈出来たものの、それ以上の驚きはなし。
要は内容が大したことないのに、コネクリまわして小難しくしただけ…
何となくスッキリしたら後には何も残らない、かったるい作品でした。
タイトルが
前情報なしで見たから『複製された男』ってことは、クローン話なの?SF?サスペンス?な方向に頭がいってしまい…
そっち方向に深読みしすぎて、本質を見失ってしまった感じ。2回見るといろいろ見えてくるみたいだけど、なるほど!と自分の中で理解できたら、納得できれば面白い作品なんだと思う。
作品の雰囲気は、嫌いじゃないので、またいつか見てみようかな。
わかりますよ、わかりますけど
正直面白くない。解説サイトを見るまでは恥ずかしながらエンディングも理解できなかったんだけど、いろんなサイトを見て解決したら余計に冷めました。いや、タイトルね。複製された男。誰だって全然違う映画を想像するでしょう。
なんだかゆったりした雰囲気もちょっと。
ファイトクラブ
レビューを見ると、観るべきかそうでないべきか⁉︎でも、ジェイクギレンホールファンとしては観るべきかと思い鑑賞。
まぁみんながレビューするとおり、意味分からんとなるところであるのだが…。なんとなく似たような映画として挙げられるのがファイトクラブ⁉︎確かにこのタイトルは複製された男なのだが、誰に複製されたのか?この物語の中で出てくる人物なんて数えられるくらい。バックにSF的な企業が絡んでくるわけでもなし、限られた中の登場人物でしかない中で誰が1人の人物を複製させるのか?そして、私達観ている側の人間が、この映画の中で観るものは、必ずしも観ているモノではないのではないか⁉︎自分でレビューしながらも訳分からなくなるのだが…こういった映画の面白さは、自分の中の答えに辿り着く過程の面白さ。観て楽しむ映画では無く、感じて楽しむ映画というところ。か?
この映画を観ていなかったら…その時間、自分は何をしてたのだろうか?浮気してたら、うちの奥さんは眼を光らせ獲物を見つけた蜘蛛のように俺を捕まえるのか?
絶対2回観たくなる映画!と、言いたいけど結構消耗するからいつかまた...
絶対2回観たくなる映画!と、言いたいけど結構消耗するからいつかまた何かの機会に観たい。できれば映画館で観たい。もしくは主人公を模してPCにかじりついて早送りで観たい。
最初、思わせぶりな秘密クラブのシーンを、どう捉えていいかわからないので無視するし、無視するしかないと思うけど、あらすじの通りに話が進んで、ラストの蜘蛛でハァ?!ってなって終わる。
ので、あらすじは読まずに、先入観無しで観たほうが絶対いいと思う。
と、書いてたらやっぱりもう一回観ようかな、と思えてきたので観ます。
モヤモヤ、プロが好きそうな映画ですね。
女怖い
とりあえず一発見終わった後は、ほお。。って感じで、この映画の真意を紐解くの難しかった。
でも公式サイトのインタビューみたいの見て納得しましたね。
1回見ただけじゃかなり難解かもしれないけど、2回3回見たくなる。
表面上のミスリードに踊らされて、ドッペルゲンガーと対峙する男っていう見方としても充分ハラハラしたばい。
なるほど、面白い!
男は母や妻に潜在的に支配され苦悩する大学教員。
男には抑え難き欲望が眠っているが、それは現実という重力に抗えないでいた。
現実と欲望の狭間でついに人格が分裂する。自分ともう一人の『複製された男』を生み出すのだ。
複製された男は俳優でナイスガイ。まさに男が理想化する人物像。浮気に秘密のクラブに好き放題。
しかし、母と妻にはすべてお見通されている。
そうとは知らず、男は許され現実に安堵する。
でも眠っている要望は簡単に目を覚ます。
ついには男の前に巨大な蜘蛛が立ち塞がり、現実と欲望の境目をカオスへと誘う。
私なりに考えてみました。
主人公アダムの妄想という解釈だけだと、矛盾するところがあります。
以下は私の想像です。
•アダムは大学生のころ、演劇サークルに入った
•昔から憧れていた俳優になりたかったが、現実では大学で非常勤講師としてやっていくしかなかった。
•妻ヘレンには自分は俳優だと名乗っており、昔出演した作品を見せたりしていた(初めアダムが発見したDVDでは髭がなかった。つまり若いという意味)
•妻が妊娠してからは俳優の仕事はせずに、毎日を大学で過ごしていた。しかしアダムの性格から刺激のない日常は耐えられなかった。事務所へ行ったときに「半年ぶりだね」と警備員に言われたのはそのため。
•ホテルで二人が会うのは、自分自身を見つめ直すため。アダムは逃げ出したのは、今の自分のロクデナシさに吐き気がしたのだろう。
•アダムは妻には俳優であるアンソニーとして、毎日何かしらの撮影に行ってるように見せていた。実際は大学で授業をしている。そして浮気相手(高所得者に見える女性)の家に泊まったり、セックスをして帰ってくる。またそれだけじゃ飽き足らず、会員制のクラブに出入りしている。
•ラストは浮気相手に指輪の件で破局し、もとの家に「アダム」として戻ってくる。妻ヘレンの眼差しからして、アダムの浮気には気付いている模様。アダムが言った「すまなかった」とはアンソニーになりすまして誤っているのではなく、浮気をしていてすまなかったという意味。
さて、最後に「クモ」の意味ですが、みなさんの解釈では「母性」が多いようですね。私も賛成なのですが、どうもアダムの母親と言うよりも妻ヘレンの母性のように感じます。
結局、浮気相手とは縁を切っても性欲には勝てないようですね(笑)最後にあの「鍵」を見たとたん、すぐにその晩にクラブへ行こうとしました。よく奥さんは旦那が浮気をしているとすぐに気付くと言いますが、このときのアダムもそうだったんでしょうね。妻ヘレンの強力なさっきが大グモと化して、「やっと見つけたぞ!」とでも言っているようでした。
冒頭のクモは小さかったですが、あれは妻ヘレンのアダムに対する「疑心」なのでしょうか。
途中からビルよりも大きいクモと成長し、浮気している旦那を街中探していました。
謎解きの楽しさはあるものの…
何も考えずにラストシーンを迎えると「???」。伏線が色んなところに散りばめられているので、それをどう繋ぎ合わせて、どう解釈するかは観るもの次第。謎解きの楽しさはあるものの物語自体が少々退屈なのが残念…
世にも奇妙な物語
ポケーっと観てたらラストとか何のことやらさっぱり。伏線も回収してくれないので、ガッチリ気合い入れて見るべきだった。最初とラストの意味が分かったらもっと面白かったのだろうけど、分からずとも自分と似た俳優を見つけて接触して頭がこんがらがる主人公の気持ちは大いに分かるし、説得力があったので奇妙でドキドキする映像に充分楽しめた。にしても難解。
邦題がミスリード?
ビルヌーブ監督,毎作毎作全く違う映画を撮ってるのに全て当たり(半端ない緊張感という「作風?」は共通するが).しかしこんなネタバレ気味の邦題付けても良いのか(却って明後日の方向にミスリーどされて良いかもだが)
解説で納得
初めてみた時は何だこりゃと思ったが、一人の男の内面、精神面を描いたと考えるて見ると、そのことが本編に随所に散りばめられていて非常に分かりやすく見られる。一度では理解できないが、理解して見ると良作である。
複製されたとは、、、とずいぶんと考えてなんとか(汗)
観賞理由は、中身や監督ではなくメラニー・ロランが出演していたから、でしたが、まずその点で大いに不満。
名前は二番目に記されていたので、ヒロイン的な役回りを期待してましたが、う~ん最後も残念なかんじだし、もう一方のサラ・ガドンさんの方がどうみても目立っていた。若くて綺麗だったからいいけど^^ (カナダ人、今後注目していこっと)
物語的には、私の苦手な伏線回収なしのタイプでした。
主人公はうり二つの自分を偶然見つけると、いてもたってもいられず探すことに。見つけた先に待っていたものとは、、、といったストーリー。
ただ、この映画、見方を間違えると私みたいになんのことやら、となりそう。
従来のミステリー作品と思わない方がいいかも。その意味で伏線は終了しても回収されない。最後の80年代の安っぽいエンドロールで終わった時には、えっ、終わり!?と思ったくらい。意味がわからないシーンも多い。
セリフが少ないし、読み取る材料に気づかなければ、わかんなくなること必須。
他の方のレビューを読んで、そっか、邦題の「複製された男」の頭につく言葉を考えた時に、少し腑に落ちました。蜘蛛からと、つけると意味のわからなかったシーンが少し理解できた。(さっき監督のネタばれ投稿を読んだら、それも違ってたけど^ ^)
冒頭や車の事故、ラストに80年代のエンドロール。その蜘蛛をどう考えるのか、そもそもなんで蜘蛛よってなってきた時に、リピーター券が用意されていたことを思い出して、全貌がようやく見えてきたかんじです。
テレビのサスペンスものに慣れていると、伏線の定義からして違うかんじもしました。そういう意味では事前に予習が必要だったと。
シーンの中で、印象的だったのは、体の傷まで一緒であっても、環境やこれまでの体験などで性格やキャラクターは随分違うんだなと、全く一緒にはならないんだなあと再認識。
その辺主役のジェイク・ギレンホールさんはうまかったと思う。サラ・ガドンさん役の妊婦さん(うりふたつの相手の奥様役)は、旦那が入れ替わっているとなんとなくわかってたけど、言葉を飲み込むシーンも印象的。
最後、SFやスピリチュアルな視野が仮に持てたとしても、私には合わない作品でした。解釈を観客に委ねられているのは、どーもね。何より蜘蛛はチョー苦手^^;
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