劇場公開日 2017年5月20日

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「単調なストーリーに光る、己を信じて生きていくことの儚さ。」夜に生きる 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5単調なストーリーに光る、己を信じて生きていくことの儚さ。

2017年6月4日
PCから投稿

悲しい

単純

寝られる

【賛否両論チェック】
賛:混乱の時代の中で、自分の信念を貫こうと奔走する主人公の硬派な姿に、人生の儚さを見るよう。
否:展開はただストーリーを追うだけの単調なものなので、興味がないと眠くなってしまいそう。

 戦後の混乱期にあって、自らの信念でアウトローを貫き、やがて成功を収めていく主人公の姿が、ニヒルに描かれていくのが印象的です。
 そして後半では、どこからか徐々に道を違えてしまった主人公が、傷ついた1人の少女との出逢いから、また己の信じる道を歩み始める様に、生きていくことの厳しさと儚さを垣間見るようです。
 ただ悪く言うと、単純にストーリーを追うだけの展開で、非常に淡々と進んでいくので、特に感慨もなく眠くなってしまうかも知れません。
 良くも悪くも、結構重厚な作品ですので、気になった方は是非。

映画コーディネーター・門倉カド