劇場公開日 2014年9月13日

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リスボンに誘われてのレビュー・感想・評価

全27件中、1~20件目を表示

4.0文学的で哲学的で幻想的な

2023年11月29日
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鑑賞方法:DVD/BD
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つとみ

3.0ちょっと予想と違ったが。

2023年6月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

大人の恋愛物語かなと思ったら
けっこう重い話でした。
ジェレミーさん、かっこよくお歳を召して
羨ましいです。
ラストシーンは素敵でした。

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けはえ

4.0人生を導くのは偶然だ

2021年6月12日
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鑑賞方法:VOD

退屈だったライムントの人生が、一人の女性の命を助け、一冊の本に出会ったことがきっかけとなり一変していく。これこそまさにアマデウが本に残したこの言葉どおり。
The real director of life is accident.
人生を導くのは偶然だ。

※こんなにプツっとエンドロールに入る映画はじめて。(いい意味で)

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もっち

4.0日常が変る時・・

2020年5月12日
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鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

4.0やっぱり女が絡むとこじれる

2018年11月11日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

知的

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せつこん

2.0出だしは良かった!!

2018年8月7日
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鑑賞方法:VOD

幸せ

寝られる

何かに強く引き寄せられるように列車に乗る出だしは凄く良く、美しい景色は「これが文明国か!」と思わせるものがありました。本に書かれた文言も美しかったです。しかし、厳密には本とアマデウのドラマパートは殆どリンクしておらず、ここの記述はあれか!と主人公が見つけていく知的な驚きも無いので、映画の大部分はアマデウの過去シーンをずっと観せられる感じで、興味を持つ事はできませんでした。眼鏡屋のシーンとコーヒーを飲んであげるシーンは良かったです。ラストカットも良かったです。体に負担がかかるだけなので、精一杯生きる必要はないと思います。

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*.꒰ঌ𝔸𝕟𝕘𝕖𝕝𝕠໒꒱.*

4.0言葉

2017年10月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

住む場所や生きる時代が違っても、言葉は時空を超えて、人を奮い立たせます。ライムントが残された人生をどう生きるのか分からなくなった時に出会ったのは、アマデウが過去に紡いだ言葉でした。

恐怖政治下に生きる人、愛する人を亡くした人、罪の意識に苛まれ続ける人、生きる目的をなくした人。人生は、辛く悲しい。だからこそ、『言葉』や『思想』が私の支えになる。私を生きさせる。リスボンの街はこんなに美しいのに、人間は何とも残酷です。

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ミカ

3.5序盤が特に秀逸

2017年4月21日
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鑑賞方法:VOD

知的

まずは全編にわたって画がキレイ。
現実世界のはずなのに、どこか幻想的というか。
感情とか、思念とか、記憶とか、カタチのないものに
ぼんやりと輪郭を与えていくようなストーリーと相まって
作品の魅力をぐぐっと高めているように思う。

特に主人公が衝動的にリスボンへ旅たつまでのシークエンスがすごく好きです。

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mar

4.5ドラマチックな内容が淡々とした色彩で進み静かに胸を打たれる

2017年2月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ドラマチックな内容が淡々とした色彩で進み静かに胸を打たれる

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tsumumiki

5.0何度もみかえしたいいい映画

2016年9月14日
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一つ一つの言葉が、すーとさざ波が押しては引いていくように心をざわつかせる。強い言葉ではないが、ずっしり胸の奥を叩いてくる。

こんな静かで、どんよりした景色の元の話なのに、見終わったときにそよ風がふくように爽快な映画はあまり見たことがないな。

本があるそうなので、読もう。

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マッターホルン

4.0旅の終わりの余韻がいい

2016年4月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

予告編が物凄く興味をそそられる内容の予告編だったので、予告編以外何の前知識も無く衝動的に見てしまった映画でしたが、まあ予想した内容とはちょっと違っていましたけど、とても雰囲気のあるなかなか良い映画でしたね。
タイトル同様に、思わずリスボンに誘われてしまいそうな、思わず衝動的に自分探しの旅に出てみたくなってしまうような、そんな映画だったと思いました。

とは言え、見る前はリスボンがポルトガルの首都であることすらいまいちイメージ出来ていなかったのですが(苦笑)
更に言えば、物語のスタート地点であるベルンがスイスの首都であることもいまいちイメージ出来ていませんでした(トホホ・・・)
しかし夜行列車で結構な距離を走っていたんですね、そこまで長い距離を旅していた感は出ていなかったような?
まあでも、主人公ライムントがリスボンに辿り着くまでの話の掴み的な部分に関しては、ホント秀逸でしたね。
運命に導かれるかのようにライムントをリスボンへと誘うそこまでの描写で既にもう、物語にガッチリ引き込まれてしまいましたよ。

また初老の教師ライムントを演じたジェレミー・アイアンズが抜群の雰囲気を醸し出していたんですよね。
言うなれば堅物真面目の「退屈人間」臭たっぷり、そんな彼の人生を刺激する著書を書いた人間は一体どんな人物なのか、それはまるで彼の自分探しの旅でもあるようで、見ている側も思いっ切り引き込まれてしまいました。
個人的な難点を言えば、まあ私に学が無いこともあって、著書に記されていた哲学的な言葉の数々に、私自身はそこまで刺激されなかったところが・・・(またしてもトホホ)

しかし映画的には、現在パートと過去パートの切り替え具合がとにかく絶妙だったりで、物凄く見応えがありました。
1970年代に行われた革命についてはよく知らないで見てしまったので、正直?な部分もありはしたのですが、激動の時代を生きた彼らの話を追って行くうちに、私自身もライムント同様その時代に生きたアマデウ達の生き様にグイっと引き込まれてしまいました。
メラニー・ロランを巡る青春愛憎劇も、物語のいいスパイスとなっていましたね。
それらを受けての旅のラストがまた余韻があって良かったぁ~!

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スペランカー

4.0地味だが心に沁みる映画

2016年1月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ベルンやリスボンの町並みが堪能できる。ストーリーの切なさ、厳しさ、と、この町並みや音楽がとてもマッチしていて、静かに感動が忍び寄るという感じ。

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Sheeta

3.0面白い

2015年12月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

日々の平凡な生活に飽きて未知の世界に飛び出すなんてたまにありそうな設定ですが、この映画ではあまりにも飛び出しすぎず、ある1人の人生を追っていく淡々とした雰囲気が良かったです。

偉業とも言える人生を送っていったおじいちゃん達が今でもその記憶を大事にしているのがよくわかりました。
ポルトガルの歴史なんで全く無知でしたが楽しめました。

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ふ

4.0裏返し、いや更にそれの裏返しな愛情。

2015年8月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

人間の使命感なんてもんは結局のところ、醜い嫉妬心の前で小事になるんです。

嫉妬って、悪意を伴った羨望だって誰かいってましたけど。裏返し、いや更にそれの裏返しな愛情を抱えて生きる人達って、大変ですね。ストレートな私は、理解はできますが、感情移入できない作品でした。でもサスペンス仕立て&愛憎&純愛&悲劇&レボリューション&自分探しな着地点。面白かったです。

橋の上で、自殺しようとしてた女性を助けた高校教師ライムント(ジェレミー・アイアンズ)。でも女性は、コートを残して姿を消します。
そのコートにはポルトガル語の本と、汽車の夜間キップ。ライムントはその本「アマデウ・デ・プラド著"言葉の金細工師"」に感銘を受ける。今まで自分が考えて来たことが書かれている!と、作者を探す旅に出ます。本に挟んであった、キップを使ってですよ!学校は無断欠勤です。

私も坂口安吾の「青鬼の褌を洗う女」を読んだ時、私じゃん!と思ったので、ライムントを否定しません。が、授業をほったらかして消えた女を追うメンタリティは、理解できませんでした。

ライムントは作者を探す内に、サラザールによる独裁へ立ち向かうアマデウのレジスタンス活動、美しい恋人ステファニア(メラニー・ロラン)との愛、そして二人を取り巻く愛憎を知る。

そしてライムントは人生と対峙する。

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さぽ太

3.5本を巡る物語の点と点をつないでいくお話

2015年6月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

気づいたら主人公自身も追体験をしながら自分探しへ。ありえないでしょwというところも主人公の雰囲気でなんとかなって、物語はさくさく進むけど、でも軽すぎない。そして言葉選びがすごく好き。

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あにー

4.0人生は退屈なんかじゃない

2015年5月13日
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鑑賞方法:DVD/BD
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まーみ

2.0言葉への愛とそれをこえるもの

2015年2月17日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

 列車に乗るジェレミー・アイアンズと言えば、20年以上も前にジュリエット・ビノシュと共演したルイ・マルの「ダメージ」の印象が強かった。高級官僚のアイアンズが国際列車に乗って出張。スマートなスーツに身を固め、颯爽としていた。それ以来、私にとってのスーツの着こなしのお手本となり続けている。

 今作でアイアンズ扮する主人公の老教師は一冊のポルトガル語の書物と出会う。彼が心のうちに抱え込む人生の虚しさに対して、この本との出会いによって具体的な言語が与えられる。
 人間は自分自身のことが一番よく分からないものだ。しかし、このよく分からないものが言葉を得ると、その言葉たちとその言葉の主に尽きない興味と共感を抱く。
 映画はこのように、自分の心の奥底にあるものについて、言葉の光で照らされた人間を描いている。

 その書物の中の人物である、アマデウとエステファニアという男女は結ばれることはなく、別々の道を歩むこととなった。彼女には分かっていた。アマデウにとって大切なのは自分自身の魂に耳を傾け、そこから聞こえてくる声に従うこと。こうした人間にとっては、他人の愛が自分の幸せに必要なものにはならない。

 老教師とリスボンで出会った女性眼科医とはどうなるのであろうか。彼女が「ただ、ここに残ればいい。」と引き留めた駅でのラストシーンが美しい。
 ここまで、言葉というものへの愛着が服を着て歩いているような主人公が、恋という言語化できない感情と、やはり明確な言葉にすることの出来ない別れの情景に包み込まれている。
 言葉という、映画にとっては厄介な存在がテーマとなる原作を、果敢にも映像化する理由こそがそこにある。

 セットやCGなのだろうか、リスボンの街の描写が平板なこと、旅情を掻き立てる演出が乏しく、エキゾチシズムを期待していた向きにとっては物足りなかったこと、カットのつなぎに不自然なとこがあることなど、この際多くを言わないでおこう。

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佐分 利信

3.5一冊の本

2015年1月28日
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鑑賞方法:映画館

一冊の本から真実が見えてくる過程が現在と過去で紐解かれ謎解きをしたみたい。友情とか恋愛とか裏切りもあるし独裁体制もよく分かった。主人公のライムントみたいに人生に重要な意味をもたらす本にめぐり逢いたい!!

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はるちこ

2.0ポルトガル語を聞きたかった

2014年12月17日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

リスボンが舞台なのにセリフは英語、仕方ないかもしれないけど、原作を読んだ者には不満でした。長距離列車のシーンも少なく、テンポが早過ぎ、じっくり味わいたい作品なのに残念。原作をまた読み返します。

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Georgepapa

4.0映画という経験

2014年11月21日
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鑑賞方法:映画館

知的

映画らしい映画、2時間ほどの時間で「別の人生の時間」を味わうという映画の贅沢を満足させてくれる映画、深く染み入る映画。

幾重にも重なった人生と時間とを、見事に一つの物語に作り上げた作品。
映画、映像の持つ可能性と想像力と情熱がこの作品には結実している。

一冊の本、一人の絶望した女性、一つの革命、一人の老年の男。
それぞれ小さな「一つ」だった物事が、大きな「一つ」へと昇華していく。

人の歴史を、その絶望と希望を、その蹉跌を、その諦めを、その重荷を……素晴らしいキャストが、監督の理想を具現化したとしか思えない。

重厚で軽やか、複雑でシンプル、暗いのに希望に溢れる、絶望的で温かい。
たくさんの矛盾を一つの作品に紡ぎあげたスタッフの全員に感謝したくなるような

「経験」と呼びたくなるような111分の鑑賞時間でした。

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シーナマサヨシ