劇場公開日 2015年11月28日

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「社会風刺+カニバリズムという切り口」グリーン・インフェルノ 幸ぴこリンさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5社会風刺+カニバリズムという切り口

2018年2月26日
iPhoneアプリから投稿

なかなか人には勧められないゴアな作品(とか言いつつ結構勧めているが)。
観れば分かる、社会風刺を孕むメッセージ性!
グロいだけじゃない、ってだけでも味のある作品。

が、ヤハ族に対する違和感が強く残念な部分もあり。
部族の人数に対して食事(人間もだし、他も)が足りてなくない?とすごく思った…これで村人が皆スリムやガリガリなら分かるんだけど、デブがいるよ?皆そんなにいっぱい食べてんの?という。
勿論人間が食糧として手に入るのは稀だからこそ崇めて食う描写になるのだろうけど、それにしたってデブの存在は認められないってもんだぜ。

あとは女性に対するやり過ぎ感。なぜその風習が生まれる……あそこまでやられておきながら主人公の女の子がヤハ族を庇うんだけど、リアリティに欠ける。
友達をあれだけ解体されて喰われたら、環境問題やらで自分達に非があっても庇うまでは出来なくないだろうか。ちょっとわたしには無理ですね。

幸ぴこ