はじまりのうたのレビュー・感想・評価
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この映画を観てスプリッタを買った
イヤホンのスプリッタの、小道具としての使い方が好きだ。スプリッタは「分岐」させるためのものだが、一つの端末を2人で「共有」するために使うもの。スプリッタで音楽のプレイリストを共有する2人は、愛はあるけれどいつかは別れる。スプリッタが別れと想いの共有という相反する2つのメタファーに同時になっている。
ジョン・カーニーの映画は、いつもシンプルなのが良い。音楽を巡る政治的言説などは出てこないし、経済的な問題もあまり語られない。彼の映画で描かれるのは常に純粋な音楽への想いだ。音楽への原初的な衝動を常に大事にしている。今作ではそれを中年男性が体現するのが良い。いくつになってもそういう初期衝動のようなものを忘れないでいられたら、失敗してもやり直す力が湧いてくるのだろう。青臭いと思う人もいるだろうけど、青臭いから良いものもある。むしろ青臭いものをてらいなく語れることを羨ましいと思う。
意味分からんかった・・・
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音楽のプロデュースに夢中で、家庭に問題をかかえるおっさん。
恋人と共に音楽での成功を夢見るも、恋人のデビュー確定後に捨てられた女の子。
この二人が出会い、おっさんが女の子をプロデュースする。
そしてゲリラ的に街中でプロモーションビデオを撮影する。
女を捨てた男の方はそこそこ成功し、ライブを開催する。
そこを女が見に行く。
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まさに上記のような内容。意味不明なまま突然終わる。
ここでの評価を見る限り、多分良い映画なのだろうとは思う。
でもおれには全くもって意味が分からんかった。
音楽映画…かな!?
ある音楽雑誌のサウンドトラックアルバム特集の写真を見て、「あ、これウォッチリストに入れていたかも…」で観てみたら、「ああ、これ観たことあるよね…」。まあ、それほど印象の薄い映画でした。
決して、嫌いな映画ではないし、好感は持てるし、街頭ライブとか楽しいところもあるけど、私の場合、入り込むことはなかったですね。
決定的なのは、役者がギターを弾けないこと。コードも押さえられない人が、ギターを弾いて歌っているフリをしている。これでは演奏シーンも楽しめないし、これで音楽映画を作っているつもりかしら、と監督の姿勢を疑ってしまいます。
ということから、私としては観ても悪くないけど、お勧めではありません。
報われない美女と自業自得の野獣がタッグを組んで新しい息吹を奏で幸せを求める、素敵な音楽映画
公開当時評判が高かった「ONCE ダブリンの街角で」(2007年)が長い間気に掛かって未見のままでしたが、そのジョン・カーニー監督の今作を観る機会を得ることが出来て、とても気に入ってしまいました。公私共にパートナーとして売れっ子歌手デイブとイギリスからニューヨークに来たシンガーソングライターのグレタという若い女性が、レコードレーベルの創立者で二度のグラミー賞の実績を持ちながら長いスランプに陥り、家庭も崩壊した音楽プロデューサーのダンという中年男性と偶然に出会って化学反応を起こす音楽映画の、その語り口の巧さ、演出の呼吸がいいことに感嘆しました。タイトルバッグを兼ねる唐突なプロローグのライブバーのシーンから、そこに至るまでの説明がほぼ前半部分を占める長尺なのに弛みが無く、一寸いかがわしく、同時に明け透けながら、人間味とユーモアが感じられる演出タッチが観ていて、とても心地良く楽しめたのです。そのストーリーの意味合いや流れを暗示する曲の歌詞がまた、観る者の想像力を掻き立てます。主役二人を対照的な(報われない美女)と(自業自得の野獣)に意図した設定も、脇役との関係性で補足していて説得力があります。例えばデイブとグレタが2年間の付き合いと睦み合うものの、デイブファンから写真を頼まれる様子があり、レコード会社での扱いも、スタッフ用のコーヒーの買い出しするグレタがアシスタント並みの扱いと見せます。そこからデイブの裏切りをビンタ一発でお返しする展開の無駄の無さ。また親友スティーヴが路上ライブで熱唱した後の白けた視界の先からグレタが現れて再会を喜び合うシーンと、スーツケースと自転車を引っ張りながら無言で近寄るグレタをまるで恋人のようにスティーヴが抱きしめるシーンの描き方の見せ方。ギャシャーンと倒れる自転車にグレタの心情が表れています。この自転車の扱いの巧さ。ダンが娘バイオレットを迎えに行くシーンも良い。飲んだ酒の瓶を隠し、口臭を誤魔化し嘘を付くところから、父親の良いところを見せるつもりで会社に乗り込むも無様な姿を晒す羽目になり、家まで送ると妻の容赦ない全否定の愚痴に襲われる。ただ、家の中まで入って来たダンにバイオレットが食べ物を上げるカットで、そんな父親を嫌いになれない娘の気持ちが推し量れます。脚本と演出を兼ねたジョン・カーニーの巧みに計算された映画的な表現力に感心しました。
後半の見所は、正式な録音スタジオが使えず、苦肉の策でニューヨークの街中で強行するライブ録音の臨場感含めた音楽作りが生き生きと描かれて見惚れてしまいました。ただ本来あるべき音楽の音への拘りからすれば、このユニークさを邪道と感じる人がいてもおかしくありません。予期せぬ騒音や風などの自然音が混じってしまい、喧騒の正体が気になる繊細な音楽愛好家もいるでしょう。制作費を抑えたいダンのこのアイデアは、あくまで映画のストーリーとして創作されたフィクションと捉えるべきと思います。それでも偶々裏道で遊んでいた子供たちがコーラスを担当するところなど良い味わいですし、地下鉄ホームのゲリラ録音の可笑しさ、摩天楼に囲まれた夜の屋上のロマンティックな雰囲気での盛り上がりなど印象深いシーンが続きます。このアルバム作りが進む中で、グレタの恋人デイヴとの復縁への期待やダンの家族の再生の予感を織り交ぜた脚本も、巧みに練られていて素晴らしいと思いました。それとセントラルパークのシーンでは、ジョージ・シドニーの「愛情物語」で名シーンになっていたベセスダの噴水が登場しています。ロケーションとしてはありふれた場所なのでしょうが、優れた音楽映画の優しさを想起させるカメラワークに一寸嬉しくなりました。
主演のキーラ・ナイトレイは、音楽家として自立するグレタの内面の葛藤を等身大に近づけて表現していました。無名のシンガーソングライターのグレタ役には新人の女優か音楽家が最適だったのではと思いますが、このナイトレイの地味な演技に彼女の真摯さが感じられて、良かったと思います。才能が有りながら運に恵まれないダン役のマーク・ラファロは、汚れ役と言っていいキャラクターを愛嬌あるユーモアを醸し出しながら丁寧に演じていました。妻ミリアムのキャサリン・キーナーとの相性も良く、変な夫婦像を演出と共に構築していて面白かったです。個性が光っていたのは、娘バイオレットを演じていたヘイリー・スタインフェルドの若さ溢れる演技。今この瞬間の存在感がありました。音楽家のアダム・レヴィーンとシーロ・グリーンについては何の知識もありませんが、作品に合った演技を全うしていて、俳優陣全体のまとまりのある音楽映画になっています。役柄で驚いたのが、ジェームズ・コーデンが演じたスティーヴの人の良さでした。女性にはモテそうもないですが、優しい心を持った善人でグレタには恋人以上に必要な男性です。世の中に、こんなお人好し男性が意外といるものです。
これら俳優への演技指導も含め、初めて観るジョン・カーニーの映画的な手腕には感心するところが多く、近年の作品の中では私好みの良作と評価したい。演出の息遣いと音楽愛が一つになったカーニー監督の秀作。温もりを求め街に生き音楽を奏で幸せを願う物語が、とても素敵な映画になっています。
キーラ・ナイトレイ この映画に費やした準備の熱量には舌を巻く
TVを録画して見た。
面白かった。キーラ・ナイトレイは、こんなにプランを立てて演技ができる人だと思わなかった。すごかった。誰かモデルがいるのかなあと邪推してしまった。
でもこの映画に費やした準備の熱量には舌を巻く。
主人公が、訣別の為(自分の心の清算の為)の曲に、元カレが感動してよりを戻そうとするシーンは良い!!!
男だから分かるわ!女の気持ちも分かるわ!(そうされてきたから)男と女の違いを浮き彫りにしている。
でも、ストーリーは、面白いちゃー面白いのだが、日本のアニメ風の、自分の利益を度返しして、感動させるやり方は、安易である。主人公が際立ってる部分は、利益の度返しである。
日本アニメの「どうして命を懸けて僕を助けてくれるんだ!」「だって、俺たち、友達だろう!」的な
(この例えは言い過ぎだが)
1ドルで売り飛ばすシーンは、感動するし、物語が締まるが、
もっとリアリティがあるアナザーストーリーが良かった。2ドルの提案に乗るのもなんだしなあ?
彼女には、メジャーになる力も容姿もある、元カレを歌で引き寄せる力もあるが、それを簡単に捨ててしまうかっこ良さに、リアリティーがないと言っているのだ。(捨ててないのかもしれないが、音楽のシステムが分からないから、あれは成功なの?)
この映画の軽さにもつながるのだが、だから悪くはない。そこに主人公のエゴイズムを入れると、かなり重くなって台無しになる可能性もある。
何度も観てる
題名通り何度も観てるが、自分の中では結局バイオレット役のヘイリースタインフェルドが1番輝いてるのは気のせいなのかなあ?
グレタもダンも素晴らしいが、いつもバイオレットを目で追ってるし、好きなシーンを何度も見返すとバイオレットのギターシーンと、ダンに促されて笑顔になるシーンが1番好きです♪
冒頭はつまらないかもだが、少し我慢して観てほしい
落ちぶれた音楽家が 若い才能を見出して前進する、よくあるしみったれた
ストーリーだと思ったが、ファンタジーだった。
突然ドラムやバイオリンが動き出した時から 雰囲気が変わり、ダメ人間が
生まれ変わる。
好みのストーリーだし、主演の女優は魅力的だ。
だが、この手の映画は「音楽」が刺さらなくては。
使われている曲がどれも残念ながら好みではない。
口パクかどうかわからないが、主人公の歌う姿も魅力的に見えない。
好みの問題なので評価はつけないが、ストーリーは楽しめた。
人生は努力ではなく才能と強調しているようで…
キネマ旬報では第29位と
余り高い評価ではなかったが、
一人の評論家が満点を付けていたので鑑賞。
冒頭での、能力が有りながらも、
仕事にも家庭でも自堕落になった男性の
描写には不快感が募り、
それが最後まで尾を引いてしまった。
その彼のプロデュースで
都合良く脚光を浴びる面々の
シンデレラストーリーかと思うと嫌悪感も。
そう感じたのは、人生は所詮、
努力ではなく才能なのだと
強調されているようで、
私には素直に浸ることの出来ない設定の
物語だった。
そして、
リアリティの感じない成功までの展開も
御都合主義的に感じ、
残念ながら感動に導かれることのないままに
鑑賞を終えてしまった。
音楽が良ければすべてよし?!
キーラ・ナイトレイの歌も下手ではないけどうまくもない。なんかどの曲も口先だけで歌ってる感じがして。
でも最初のストーリー展開を3者3様に描いたのはおもしろかった。そういういきさつでこの場面に行く付くということね、というところ。あと、ダンが編曲をつけるとまるで別の音楽に変わっていくイメージ、ダンが街中でゲリラ的に曲を録音するアイディアとそれを実行していく場面、ダンとグレタが音楽をシェアして街中を歩く場面なんかはわくわくして楽しかった。
でもダンの娘が録音途中からギターで突然弾き出したり、通りで遊んでいる子供に即興コーラスつけたりするのはうそっぽかった。皆さんがずいぶん高評価なので驚き。音楽は良かったのは認めます。
おんがくのちから
ソングライターのグレタをキーラ・ナイトレイが魅力的に演じる。
音楽プロデューサーのダン( マーク・ラファロ )と二人、同じ曲を聴きながら夜のニューヨークを愉しげに歩くシーンがいい。
グレタの恋人デイヴを演じたアダム・レヴィーンが歌う「 Lost Stars 」が余韻を残す。
ラストがちょっぴり切なく善き。
ー平凡な風景が意味のあるものに変わる
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕)
お上品な一品
キーラ・ナイトレイ28歳の頃の映画。
冒頭、スティーヴ(ジェームス・コーデン)のライブでアコギ弾き語りで歌うグレタの歌詞がなかなかエモい。
ふと地下鉄に飛び込んで自殺してしまおうかという内容。そしてそれをはしっこのカウンター席からバーボンのロックを飲みながら観ていたひとりの中年男のダン(マーク・ラファロ)。飲んでいるとアレンジが浮かぶらしい。そんなにたいしたアレンジじゃないですけど。自分が作った会社を追い出された音楽プロデューサーで、別居中。えらく発育がいい、お小遣いはゴム代で消えてしまう高校生のひとり娘がいる。
クルマのバックミラーからぶらさがっているのはイヤホンジャックの二股スプリッター。お気に入りの楽曲リストをそれぞれの有線イヤホンで聴きながらダンとグレタがニューヨークの町を歩くシーンがステキ。お互いを理解し合うアイテム。イヤホン片方ずつでは不十分なんでしょう。専門家だから。てっきり、中年男とひとまわり以上年下の美女のラブコメかと思ったら、ちょっと違った。ストリートライブをしているスティーヴ(ジェームス・コーデン)は元カレではなく、ただの友達だったみたいです。メジャーになってスタッフの女性に行った元カレに当て付けたMVを一緒に作ってくれたり、路上ライブの中心となる恩人でした。元カレの心変わりを読み取っていきなりビンタしてアパートを飛び出したグレタを泊めてあげるし。
野外録音ライブは楽しそうでとても気持ちがいい。チェロとバイオリンが入るとカントリー風になる。万人受けしやすい、耳障りの良い聞いたことありそうな曲が多い。いささか無理矢理だった発育良好の娘さん(ヘイリー・スタインフェルド)がいきなりギター参加。なんと渋い色のストラトキャスター。
音楽プロデューサーなんていう人種はあんまり好きじゃないけど、どん底状態でイギリス人のインテリソングライターに恋する気持ちはわかります。キーラ・ナイトレイのどこまでも聡明でお金に左右されないキャラがちょっと珍しい上品な音楽映画になってました。ただ、オジサンはあんまり萌えない映画です。
前へと進み続ける力
人と人が関わりるということは、それぞれが抱える過去を自分というフィルターを通して差し出し合い、影響を与えあいながら、次の場所まで進んでいくこと。
主人公たちは、主体性と互いの尊重を覚えながら、出会いをより良いものとしていく。そして、その様子を音楽を通して表現していくのが格好いい。
彼らがその後、どう歩んでいくのか、考えるだけで楽しくなる。
それにしても、アダム・レヴィーンの裏声はすごいなー
人生のプレイリスト
音楽の素晴らしさがギュッと詰まった素敵な映画でした
人生のどん底にいる二人の出会いからはじまるストーリーは、また前を向いて歩きだす力強さにあふれていた
ストーリーもさることながら、劇中にでてくる曲がとにかく素敵
登場人物の心情ともすごくシンクロしていて、観ている側がスッと感情移入できた
印象に残った登場人物ダンのセリフに「平凡な風景が突然意味のあるものに包まれる。すべての平凡なものが、美しさを持つんだ。ピカピカの真珠になるんだ。音楽によって」というのがあったが本当に音楽の素晴らしさをよく表したセリフで急にダンがかっこよく思えた
傷ついた主人公を何も言わずに抱きしめる友人スティーブがホントかっこよくて大好き
この映画は素敵シーンがたくさんあったけど、個人的にはこのシーンが何故か一番印象に残ってる
そこかよ!?って思われるかもしれないけどホントによかった
まだ観てない方は是非鑑賞してみてほしい映画です
U2のNYジャックゲリラLIVEみたい
ストリートライブのシーンがカッコイイ!思わず身体が動く!80年代U2のNYジャックゲリラLIVEみたいで絵面がどこかレトロな雰囲気。
バンド好きな人や、バンド組んだことがある人にはたまらないのでは。
80年代U2のNYジャックゲリラLIVE" Where the streets have no name " を彷彿とさせる。
始めの方と、中盤から最後にかけてのヒロインの表情が全然違う、笑顔が素敵。
あと、買い物前の娘ちゃんと
買い物後の娘ちゃん、これまた全然雰囲気違っていいね(^_-)-☆
ギター・ソロ、カッコ良かったよ!と、思わず頑張れ娘ちゃん!と応援したくなります。
歌の力ってすごい!
地下鉄の駅で自殺を考えた女の子の歌を、3つの角度から描き、それぞれの事情を絡めながら登場人物たちのドラマを描いていく手法。
まるで、音楽が聴く人の状況に応じて姿を変えていくように捉えられる様子を、鮮やかな編集で見せるオープニングに、惹きつけられました。
とくにマーク・ラファロの変貌ぶりは必見の芝居。観る映画ごとに表情を変えていきますが、このどん底から立ち直るオヤジぶりには共感できます。なぜか、彼がそばにいると、ただの美人でしかないと思っていた女優さんたちが俄然輝きを増して行くんですよね。ニューヨークの街をスプリッターで音楽を共有して踊り歩くさまは、ここ数年でいちばんワクワクする素敵なシーンでした。
キーラ・ナイトレイは、もともとミュージシャンの素養があったのか、それとも役作りで猛特訓したのか、(たぶん後者)板についたシンガー振り。今まで見た彼女の映画の中でいちばん共感できるキャラクターでした。
ジェームズ・コーデンの出演も嬉しかった。個人的に彼のファンで、グッドガイを地でいく演技が見れてよかった。
サクセスストーリーの成功望まないパターン。
ミュージシャンの片方だけが売れて、片方は恋人としても分かれどん底。
そんな中、売れないプロデューサーに出あって、街の中で声かけたミュージシャンとコラボしながら曲を録音していく。
そして双方とも話題になり、また元の穏やかな関係に。
トップに登り詰めるのが目的ではなく、自分の音楽を自分なりにやりたいという無欲な思いが周りを奮い立たせていく。そんな貪欲さがないことが見ていてスッキリもする。
落ち込んだ時に見るとオススメしてもらったこの作品。確かにどん底から少し這い上がったくらいで終わるのでこの先の上り調子が見通せていい終わり方だった。
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