劇場公開日 2014年4月19日

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「好きな映画は何?と聞かれてこの映画のタイトルが出てくる人はまず間違いなく人格者だと思うに1票。」チョコレートドーナツ テツさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0好きな映画は何?と聞かれてこの映画のタイトルが出てくる人はまず間違いなく人格者だと思うに1票。

2017年8月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

舞台は70年台アメリカ。
いまだ人種差別が色濃く残るアメリカでゲイのショーダンサー、ゲイであることをひた隠しにして暮らす弁護士、母親に育児を放棄されたダウン症の男の子という"はみ出しもの"の3人が一緒になって暮らすという物語。
もちろん観る人によって感じ方は人それぞれだと思いますが、この作品で描かれているのは"見返りを求めることなく相手を思いやる心"だと私は思います。
世の風当たりが強い中でわざわざ3人が手を取り合って暮らそうとするのは、同じはみ出しもの同士なだけに何か、3人にしか分からない"うまくいく部分"があるからではないでしょうか。
それともう一つ、この作品の大きな見所になっているのは主演アラン・カミングの圧倒的な歌唱力とステージパフォーマンス。脱帽です。
TSUTAYAで借りて1週間で5回観た作品。(笑)
映画館で観なかったことが本当に悔やまれる作品。
おすすめの映画です。

テツ