ルパン三世のレビュー・感想・評価

いつも通り？
結論から明記しよう(´･Д･)」

邦画水準】なら☆は④だ。
アジアや世界水準】なら☆は②だ！
だから、あいだ取って本レビューでは☆③だ。

良いトコロと悪いトコロと〜
箇条書きで列記しようと思う。総評は結びに。

良いトコロ】
◇基本キャラのキャスティング／は、皆まぁまぁ良かった！
特に小栗君は素晴らしい！
蜷川さんとの対談で『おれ、本作かなりチャーミングすよ！』て言ってたのは、見事に納得！
山田さんでもクリカンでも無い、見事！原作通りで原作から乖離した小栗ルパンだった！！！
（あと、ナカムラユカさん？良かった☆ミ）
◇ロケーション／世界公開を見越した、タイシンガポールベース。で、たまにトーキョー（東京では無いかな？）てのがルパンらしい。
◇原作へのオマージュ／赤ジャケに緑ジャケ、ワルサーに猿っぽい髪型。
五右衛門の、荒唐無稽で有りながら人懐こい感じも良かった♪

悪いトコロ】
◇基本キャラ以外のキャスティング／は、最悪だった。
ザワークスとか要る？ピエールとかマイケルとか必要？
玉鉄さんも綾野君も浅野さんも良かったけど、俺的に・・
やはり不二子は沢尻さんか深キョン！！！（＊黒木さんは三番手♪）
◇ロケーション／タイシンガポールがベース？
アレなら日本国内で、沖縄やら北海道やら京都からめた方が良くなかったかい？
ウルバリンサムライみたいなやり方撮り方有ったハズ！ガッカリ！
◇原作へのオマージュ／難しかったと思う。
基本キャラの演者さんには、皆有る意味縛りになったろう？
玉鉄さんは脚本的に抑えた感じだったんで評価は出来ないけど・・
小栗綾野浅野黒木の四氏は素晴らしかった♪
だからこそ！大野さんを呼ばなかった（呼べなかった？）音楽面には、心底ガッカリした！
ジャズの無いルパンはルパンでない！

ガッチャマンほど原作レイプではなかった！だから良かった！
〜て評価するか？
もっと出来たハズ！もっとやれたハズ！クズの脚本に、ガッカリ！
〜と評価するか？
はてさてo(｀ω´ )o？？？

DVD買う度　◎
モ１回見たい度　◆
おすすめ度　＊＊＊＊
デートで見る度　◇◇◇◇◇
（＊ルパン原作知らない／映画経験値も低い、て女性でも無理無く見れます♪）

観た後の飲みたいお酒】
五右衛門の飲んでた謎の日本酒？ラベルなんだっけな？
（＊余談ですが、劇中に出てた全ての赤ワインが、注ぎ方から量からラベルから全部マズそう！ガッカリ！）
観た後の食べたい一品】
五右衛門の焼いてたサンマ！

①飛行機内での移動シーン、まさかあの女優？モデル？さんのカメオ出演！！！
②エンドロール後にお楽しみ映像が・・無いやないかい！
ルパンにこそ有って然るべきだろ！監督！監督何してくれてんねん！！！

００７にも、オーシャンズ11にも及ばない。
比べられる事を自ら望み、自ら惨敗した作品(つД`)ノ

アニメのファンにはオススメしません。製作委員会の意見を色々入れたせいなのかアジアが舞台でルパンのライバルみたいなのが出てきます。盗みのやり方も全然スマートでも粋でもない。ファッションやキャスティングはいい感じ。多分編集をテンポ良くするだけでだいぶマシになるのでは。ルパンのアニメを見たこと無い人にはオススメです。

思ったより、オリジナルです。
でもルパン三世なのでアニメの様な感じの中途半端さはあります。
銭形のとっちぁんは絶対に慣れ合いはしない、正義の人なのになぁ。
何よりテーマ曲が流れないのは勿体無い。それどけでルパン三世感半減です。

【賛否両論チェック】
賛：常に大胆不敵な行動を取るルパンと、ド派手なアクションには痛快の一言。
否：ストーリーもキャラクターも、原作ファンには好みが分かれそう。基本的には吹替えなので、その違和感も大きい。

　ストーリーのツッコミどころを挙げればキリがありませんが、それを探すのは野暮というもの。原作に勝るとも劣らないアクションの連続に、ハラハラドキドキは必至です。ただ、やはり実写化するとこういう批判は付き物ですが、・・・原作ファンには違和感が半端ないかと思います（笑）。そして、外国語の台詞は全て吹き替えになっていますので、その辺も好みが分かれるところ。どうしても吹替えが我慢出来ない方は、後述の「ワールドプレミアバージョン」をオススメします。
　良くも悪くも話題は尽きない大作です。気になっている方は是非ご覧になってみて下さい。
　ちなみに今回は、意外なあの方もＣＡ役で出演されています（笑）。

アニメの面白さを求めるとつらいものはあるが、実写版としてはなかなか面白かった。よかった。
アクションも見応えあるし…豪華なキャスト勢ぞろいって感じ。
評判は悪かったが、私的には楽しめた。しかし、小栗旬の奥さんも出てるからビックリ。

役者さん達は頑張ってたねぇ
好きな役者さんばっかりなので
結構良かったかも・・・・・。と、思いきや
「ルパン三世」というお題は、やはり
大きいんだなぁ、と感じました。

とはいえ、個人的には、次元大介と、五右衛門が
かっこ良かった！
小栗ルパン三世は、悪くないのですが
無駄な台詞を、いっぱい喋らされていて
なんか可哀想。part2があるならまた小栗ルパン三世は、
観てみたい。ちゃんとした脚本と監督の
「ルパン三世」ならね。

しかし何故、今回監督に、北村龍平をアサインしたんでしょうか？
北村龍平監督というのは、結構微妙というか
アサインミスな感じがしますね。
なんで、北村龍平監督？

北村監督といえば、「VERSUS -ヴァーサス」、「あずみ」とか、「ゴジラ FINAL WARS」とか、アクション主体の映画のイメージが
ある反面、物語としてはあまり出来がよろしくない
イメージがあります。
なんというか、いかにもＢ級監督。
それに、「ルパン三世」ってそんなにアクションでしたっけ？
「ルパン三世」は、むしろストーリーとか、雰囲気が
重要な気がします。
アクションは、ストーリーのなかで必然性があるところ
のみで充分。
アニメだと、とんでもないアクションシーンとか
演出できるけど、実写でやる場合はその辺
考慮すべきなのではと思う。

今回の「ルパン三世」、そういった意味で
スケールを無理に、、大きくしようと
してるが故に、いろいろなところが
ちゃちくみえたり、安っぽく見えたりするところは
正直ありました。(脚本は、特に)
学芸会とか言われるのも、まぁ少しキツい言われ方
ですが、まぁ、まぁ、仕方ないかな.........と

最近の、「ルパン三世」のアニメだと
「峰不二子という女」、「次元大介の墓標」
などの、少し大人向けというか、原点回帰的な
脚本のほうが、実写映画には向いていると思います

同じ役者さん達で、監督と脚本を変えて改めて
みてみたいものです。
無理に、赤ジャケットも、着せる必要なかったしね
(あれこそ、コスプレに見えてしまう)

プロデュサーをはじめ、
「ルパン三世」の映画制作関係者は、同じような
過去の失敗作品から何故、アニメや、漫画原作の
実写化が、こけるのか、いい加減よく、考えて欲しい。
製作サイドに馬鹿が、多すぎるんだと思う。
(お金の力関係とかかも知れないですが)
「るろうに剣心」とか、良いできに
仕上がるものもあるわけだから、ちゃんと
考えるべき。
今回の「ルパン三世」なんて、脚本ができた時点で
ダメそうなのは、わかるとおもうんだけどね・・・・・

それと、ルパン三世のテーマ曲が使えなかったの残念
すぎですね。
でも、音楽は雰囲気さえルパン三世の世界観を押さえてあるなら、本来の「ルパン三世」ミュージックじゃなくてもいいと思います。
そういった意味でですが、今回の布袋さんのは
「ルパン三世」って世界観の曲には聞こえなかったですね。

とはいえ、北村龍平監督はどうかと思いますが
それでも、結構頑張って作った感はあります
高い点はつけられませんが
役者さん達の「ルパン三世」という作品への
愛情は伝わったような気はします。

次回があるなら、是非監督と脚本を別の方でお願いしたい

正直にいうと0.5点もあげたくない。映画館ではなく土曜日あたりにテレビでやってたら他のことしながらみるレベル

良くも悪くもルパン三世っていう感じでした。
実写映画として観ると多々どうかと思うシーンもありましたが、全体的に通常のテレビスペシャルと似たような展開や演出で十分満足でした。ルパンを実写で見れて満足… ルパン、次元、五エ門が予想以上によかったです。あと意外にも敵役がいかにもルパンの敵っぽくて最高でした！

ルパン三世自体がかなり人気のあるアニメ作品でファンも多いですから実写はかなりハードルが高いです。
すべてのキャラクターが個性があり、配役は苦労したと思います。
個人的な感想としてはすべてのキャラに共通して当たりはいないけどハズレもいないと言う感じ。
ただ、ルパン三世としてではなくアクションものの映画としては面白かったです。

いま有楽町で観た帰りです。ルパンが実写で映画化するとはじめに耳にしたときは「これは絶対に観に行かないな！」と思っていました。次に先月ゴジラを観にいったときに予告でルパンをやっていて「あれ？ん？これはありなんじゃないか？」…で本日同僚と観に行きましたら、やはり正解でした^_^
俳優さんも脚本も音楽も純粋に楽しめました！評価の低いレビューもありますが、アニメ作品をイメージを崩さずに実写でリアリティを持たして作品にするという完成度でいえば120%の出来ではないでしょうか。
ちゃんとエンターテイメントになってました。皆さんあまり肩肘張らずに楽しんで観ましょう^_^
私は観終わったあと、次元になった気分で気持ち良かったです。
玉山鉄二の次元はかっこよかった^_^

とりあえず…
ガッチャマンには成らず、本当に良かった！涙

良く頑張った…と言える出来。
アニメ版のキャラの雰囲気を持ち込もうとした努力は見事だし、成功だと思う。
十分に楽しめる作品になっている。

ただ、ストーリーそして演出がところどころ微妙。
アニメだから許される事を、そのまま実写でやったら冷めますよ…
北村監督らしい、けれどね。

同じ話しを、アニメで観たい一本。

とにかく一番は
吹き替え版じゃないものを見たい！
でした。外国勢のクチパクとセリフがあってないのはまだ許せる。でも日本勢のクチパクとセリフが合ってないのは気持ち悪い。
いっそのこと、オリジナルと吹き替え版の上映をした方がいいと思った！
吹き替えするなら、演出を変えろよ！
ここだけは日本向けに作ってない(海外上映メイン)感じがしてしょうがない。

上映中、何度もアニメのルパン三世パート3を思い出しました。
偉大な作品を意識しすぎて訳わかんなくなっちゃった(テヘペロ)。先人たちの功績を壊すのが怖かったのかなぁ？
一生懸命見えない゛何か゛と格闘したんたろうなあ。でも方向性が定まる前に時間切れしちゃったんだろうなあ。って。
例えるならこの作品は親が偉大すぎて、親を意識しすぎて、迷走してる息子みたいなもの？

ただ、今回は星は0.5だけど、2作目か3作目で大化けしそうな期待感は持てた。

あとは個人的に感じたコト。
小栗ルパンはたぶん2作目、3作目と回数を重ねてどんどん良くなると思う。今回はまだキャラが固まってないだけって感じがした。

玉山次元は一番似合っていたけど、重みと言うか、貫禄が無さすぎ。それに次元が料理男子なんて。。。料理するにしてももっと豪快なのにすれば良かったのに。
ナツメグなんかの分量にこだわるからどんどんキャラが軽くなるんだよ！っておもいましたぁ。
でもガンアクションはカッコ良かった！

綾野ゴエは一番演技が上手かったけど、メイクがときどきキョンシーになるのがもったいなかった。あとセリフがゴミ！セリフとメイクさえまともになれば最高の五ヱ門になると思う。

メイサ不二子は～。ノーコメント。個人的にゲストヒロインキャラだと思って見てました。だって役名は峯冨士子さんですよね？

浅野銭形は、アリだと思ったけど、綾野ゴエと一緒でセリフが糞！なんだよ！『俺は銭形警部だ！』ってさ。絶対言わないよ！

あとBGM！
別に大野ルパンじゃなくても全然いいけど、曲のレパートリーが一本調子だし、キャラテーマ位どうにかできただろうに。ルパンの醍醐味は音楽でもあるんだから。次元大介の墓標だって、大野ミュージックじゃないし。でもすこぶるカッコ良かったよ！
あとムダにBGM 使いすぎ！ミュージックビデオですか？この作品は。もっといくらでもカッコよくできたと思う。BG 使えば誤魔化せると思ったら大きな間違いだよ、ホントに！

あと、脚本がゴミ！
ストーリーは置いといて、セリフ回しがルパンじゃない！全く以てカッコ良くない！

言いたいことは尽きないけど、リベンジ作品はみたい！と、思えただけ、ガッチャマンやデビルマンより良い作品だったと思うことにします。

なのでもし自分で鑑賞料を決められるなら、レンタルビデオ新作よりちょっと高めの500円支払います。

すごく良かった。これはこれでいいチームだったと思います。雰囲気でてたし！
でももう少しストーリーが引き込まれるくらいの面白さがあるといいなと思ったのとアクションが多いのはいいけど、、、動きばっかりで誰が誰だかわかんないみたいな•••見せ場が少ないというか。メインが際立つような画だったら良かったなと。元々アニメ作品だからかそのイメージがあるから色が暗い気がして。

そういう部分が向上したうえで続編、、なら見たいかな。このメンバーでならルパンいいと思います！

やー、大変だったんじゃないですかねえ。
ア二メに寄せよう寄せようと頑張りつつも、しかし滑稽なコスプレ劇場にするのは論外だし、精一杯に足掻いて足掻いてこの水準にまで持って来たのは、素直に賞賛して良いんじゃないかと思います。
だって……ねえ？かなりのプレッシャーだったんじゃないですか。監督にしてもキャスト全員にしても。あのルパン三世ですよ。あの、あのルパン三世ですよ。日本国民が全員知ってるワケですから。老若男女知ってるでしょ。各々が各々で違うイメージのルパン像を抱えてる作品じゃないですか。作風が常に固定されず変遷してきたアニメですから。

特に小栗旬はね、やっぱねえ、一番キツかったでしょうね。ルパン三世役のオファーを二回断ってたみたいですから。「こんなのルパンじゃない！て言われるのは、もうやる前から分かり切ってる」的なことバラエティ番組で言ってましたし。それでも受けたんだから大したもんです。それだけで称えてあげたいじゃないですか。

で、ルパンだけじゃなく、次元も五ェ門も不二子も銭形も単純なア二メのモノマネになり過ぎずに、各々実写レベルの挙動に留めてて、キャスティングにしても、日本で集められる現時点でこれがマックスだったと思います。多分、これ以上を探そうとすると、また何年も掛かっちゃうんじゃないかなと。だから、この時点での、これが到達点なんじゃないですかね。
ここを平均というか基準点として、次の実写ルパンを作って行ったら良いんじゃないかと思います。007方式で。

「こんなのルパンじゃない！」「実写なんてやらなくていい！」なんて意見も聞きますけど、いや、決して出来の悪い映画じゃないですよ。れっきとした娯楽作品です。変に身構えず、素直に楽しめばいいんじゃないかなあと思います。

怖いもの見たさで見に行ってきました！！1日は割引だったので(笑)

ルパンはもうちょっとおちゃらけてて、もうちょっと賢いイメージだったので、ちょっと現代風だったかな〜って感じです。

外国人のキャストさんには全員吹き替えだったせいか、ちゃんと会話してるように感じられなかったです。仕方ないんですけどねｗ

でもこのキャストでまたルパン実写化するのであればまた見たいです☆(⍢)

良かったと思いますよ。
小栗君は８Ｋｇも落としたみたいですね。
よくわからなかったのだが、なんでハマーはざっくりいかなかったのか？

小栗旬はアニメルパンに似せようとしたのだろうが、中途半端な感じがした。もっとやってもよかったのでは。コメディアクション映画としてはまぁまぁ面白かったが、あまりルパンでは無かった。次元はイケメンだった。

楽しめた、既存のルパンと似てるかと言えば似てない。でも、ルパン三世として有りか無しかで言えば、有りと言って良い作品にひなってるかと思う。
強いて言うなら、マイケル役が美人のお姉さんだったら少しはアニメルパンっぽい感じだったんじゃないのかな。

「ルパン三世」を鑑賞。某映画評論家が100点満点中、3点を叩き出した本作。鑑賞前に、自分のもつルパン像や世界観など忘れて観たところ目くじらたてる程ではないかな。そこそこ見れました。ただなぁ、あのテーマ曲がながれないのは寂しいですね。「そりゃ〜ないぜ、ふ〜じこちゃ〜ん」は大爆笑。

僕が劇場で映画を観る基準は、“これは絶対劇場で観たい！”である。
それとは別に、“劇場で観たら絶対火傷するけど、確かめずにはいられない”という多少のギャンブル精神もある。それが即ち、去年の「ガッチャマン」であった。
その「ガッチャマン」に続く、“実写化したらダメよダメダメ”シリーズ最新作「ルパン三世」、観て来てしまったのである。

幼少の頃から見て親しんできた「ルパン三世」。
そもそも、「ルパン三世」などのように、アニメで世界観もキャラも確立している作品を実写化する時点で、違和感ありまくりなのである。

邦画でも破格のスケールのグローバルなアクション意欲作だ。
が、コレジャナイ感が拭いきれない。
その一番の原因は、おそらく北村龍平だろう。
確かに、日本でスピーディーなアクションを撮らせたらピカイチだ。
しかしこの監督、「ゴジラ FINAL WARS」でもそうだが、自分のアクション演出だけに酔って、多くのファンを持つ作品への愛を感じられないのだ。
それはプロデューサーや脚本家にも難はあるが、実質作品世界を作り上げる監督の責任は重い。
大野雄二のお馴染みのテーマ曲を使用しないのも苦言。「GODZILLA」で伊福部音楽を使用しないのとは訳が違う。布袋のテーマ曲なんてどうだっていいんだよ！

さて、誰もが気になる配役については…
まず、小栗ルパン。誰が演じたってアンチ意見しか囁かれないプレッシャーの中、一生懸命、ルパンをやっていたと思う。
玉山次元は、アニメの渋さは無いが、今回の5人の中ではまずまず様になっていた。
一番の注目キャスティング、メイサ不二子は、とてもとてもあの男性憧れのボンキュッボンスタイルにはほど遠いが、クールビューティーさと小悪魔な魅力を振り撒いていたと思う。
浅野銭形は、若過ぎて哀愁を感じられず。
最も酷いのが、綾野五右衛門。落武者にしか見えない…。「つまらぬものを切ってしまった」ではなく、「つまらぬキャスティングをしてしまった」である。

娯楽アクションとして見れば、「ガッチャマン」より格段に面白い。
でも、幾らコミカルな要素をまぶし、全員が「ルパン三世」のコスプレをしてみせても、やっぱり“違う！”のだ。
ルパンにオマージュを捧げたオリジナルの怪盗アクションにした方が良かったのでは…？

銭形のとっつあんならこう言うだろう。
「この映画は大事なものを盗んでいきませんでした」