アバウト・タイム 愛おしい時間についてのレビュー・感想・評価
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説得力ない教訓からの不快感が高い映画
この物語では、主人公が特別な能力を使って幸せを追求しますが、終盤で能力を封印し、それなしで幸せになると説くという展開があります。
しかし、この選択は説得力を欠き、教訓が心に響きません。なぜなら主人公は能力に依存した幸せを手に入れながら、妹を不幸な状態のままにしてるからである。
もし主人公が能力の使用により不幸になり、それを教訓として語っていれば意味があったかもしれません。しかし、実際には主人公の幸せ(奥さんとの結婚など)は能力に依存しており、この状態で教訓を語るのは無意味です。
裏技でお金持ちになった人間がお金持ちのままで「お金が無くても幸せになれる」などと貧乏人に説いてる感じがして不快でした。
タイトルなし
レイチェルが出ていることと、タイムトラベルの話で恋愛ものってちょっとおもしろそう!という理由で観たこの映画。
レイチェルはとってもかわいかった。服も、仕草も笑顔もとってもチャーミング!
でも、それ以上にかわいかったのは、ティムとティムのお父さん。ティムの家族は、みんなとっても個性的でかわいらしい。おじさんは突拍子のない天然だけど、とても純粋で子供みたいで憎めない。キットカットも、伸び伸びしていてまっすぐ。お父さんは、なんだかとっても深みのある、あったかい人。お母さんが言った、お父さんのいない人生に興味はないの。というセリフが、とても印象的だった。
でもこの映画は、タイムトラベルを使って、どんなに劇的なことをするとか、企みをするとか、そんな話ではなくて、ただ1日を2回くり返して、一度目で余裕がなくて、気づけなかったこと、周りに気を配れていなかったことを、2回目にほんの少しだけ気にすることで、とってもお得な日に変わること。これって、タイムトラベルの2回目がなくてもできること。毎日を楽しむこと、周りの人の毎日にちょっとしたあったかい気持ちのプレゼントをすること、そんな1日を重ねて、素敵な人生となること。そんな暖かいものを伝えてくれる、とても素敵な映画に出会えました。
ティムが2人の子どもにご飯をあげるシーンと、幼稚園に送って行くシーン、お父さんとティムの最後の卓球のシーンがすき。
それから、結婚式に雨が降って風も強くて、ティムがメアリーに、雨の日に結婚式になったことを後悔している?と聞いた時、メアリーは、そんなことないわ。私たちの人生も同じよ。いろんな天気のときがある。楽しんで!と言うの。素敵なひと!
恋愛映画でありながら毎日の大切さ、幸せを実感できる作品
タイムトラベルできる主人公は、失敗するたびに何度もタイムトラベルを繰り返す。そのうちに彼は成長し、日々の何気ない生活に幸せを見つけ、タイムトラベルの必要性を感じなくなる。それは彼が、愛すべき家庭をを築いた証拠なのかもしれない。
最後には、失敗から立ち直るために使っていたタイムトラベルを、父親との幸せのひとときを振り返るように使っている。そうしていく中で、彼は父親との別れ、幸せな家庭を作り上げる決心を固めていく。
今まで観てきた中で、5本の指に入る名作!
非現実的なことなんだけど、ストーリーの世界にスーッと入ることが終始できた。
非現実的な能力は映画始まって5分〜10分位で知ることになる。
早い段階で、こういう映画なんだよって教えてもらったような感じ。
また、能力の使い方も凄くシンプルだったのも良い。
暗いところで、両手をグーにして握り戻りたい過去を想像する。すごくわかりやすいし、小細工なしで凄くシンプル。
機械使うとかそんなんじゃなかったのが、むしろいい。
押し入れに入ってずっと能力を使ってたから、過去に戻ろうとしてた時が視聴者からも想像できてわかりやすい。
お父さん取るか、3人目取るかの究極の選択は悲しかった。
今まで観てきた恋愛映画で1番好きかな。
全部のジャンルの映画なら5本の指に入るくらい大好き
恋愛映画なら1番好きかな。
最高でした
主人公が過去に戻る事が出来るタイムトラベラーの能力を持っている。
タイトルだけ見るとそんなイメージの作品とは、思わなかったけど、それがとても良かったです。
何度も人生をやり直して、自分のいいものにしていく事が出来るけどもそれが正解ではなく、今生きている人生をもう一度とあるとは思わず最後までだと思って目を向けて生きてみるとこんなにも幸せに溢れていることに気づけるのかと思いました。
色んなSF作品がある中で僕にとって最高の一作になりました。
レズを差別していない?
過去へタイムトラベル出来る能力を持った父と子。その息子の話だけど、ストーリーも役者さんもあまり好きになれず、この採点。「私を離さないで」にも出演されている主人公の俳優さんを好きになれず。ヒロイン役の女優さんは昔の人なら知っている石野真子にも似ているし、悪女アニータにも見えてきた(笑)それとマーゴットロビーの非の打ち所がない美しさったら!!
実は昔一度観ていていたが内容忘れたしall time bestに選ばれていたのでもう一回観賞してみようと思って・・でも今回も感動はなかった!
レズビアンや売春婦を馬鹿にしているようだったし、カウントダウンの時のキスした相手はそれっきり?とか、読むのが仕事なら「呼吸して生きているのと一緒だ」とか主人公の言動に色々と疑問。
一日一日時間の過ごし方を大切に!見方を変えて何でも楽しもう!って言いたいのだろうけど説得力はなかったなぁ。
タイムトラベル、自分なら何をするだろう?
重大事件や災害を知らせに世界中を飛び回るだろうか?それとも日本で大人しく為替相場で収入を得て働かず、何度もやり直しの出来る人生にだらしなくなったり嫌気がさしたりしないか?
一番素晴らしいのは死んだ人に会いに行ける事。
期待しすぎた
この映画、私自身がフォローしているTwitterの映画紹介アカウントの方がいろんな時期に良かった、また見たいと何度もツイートしてるのを見て、ずっと見たかったんです。
タイムトラベルものなのはいいのですが、なんとなくルールが難しい。線引きが曖昧で、一度捻じ曲げたものをまた元に戻すことができたり、かといって未来が変わらないところもあったりとなんだかよくわからない部分がありました。飽きてきて少し流し見していたせいかもしれませんが。
最後のタイムトラベルを使わずに生活するオチは良かったです。
主人公って本当に成長した?
同監督の『ラブ・アクチュアリー』がとても良かったので、視聴。
エンドロール見ながら「……は????」となったのは久しぶりです。
(いや視聴中からなってたか…)
最初から最後まで主人公を好きになれなかった…タイムリープを使えることに胡坐をかいて生きてる感じがずっと気に障る。最初のうちは笑えたし、後から成長するんだろうなーと思ってたからそれでもよかったんだけど、いつまでもそんな感じでその場しのぎで生きていく。
主人公、ストーリー上での成長が見られない。(ナレーションで成長を説明するのは論外)
中盤、キットカットの事故を無くすためのタイムリープを取り消す(?)理由が「子供が別人に変わってしまうから」なのとか、ウーンとなった。(他にもいくつか理由あるけど…)
確かに子どもは大事だろうけど、それならそれでもっと子供(一人目の子)との絆をたくさん描いていれば共感しやすかったかな。
子供を持つ親になった男としての成長を描くなら、その辺も言葉でさらっと流すのではなくちゃんと描いてほしい。
その辺の納得感がないまま観ると、終始利己的なように感じてしまう。
タイムリープして死んだお父さんと会うエピソードも、描き方によれば涙できそうなのに、あんまり響かなかった。
父の死を受け入れられない→タイムリープで会う→父の死を受け入れ、前に進む
って言う明確な成長の流れが欲しかった。
最後、子供のころに戻るシーンでは全力でツッコんでしまった。それ、する意味ある?
子供姿の主人公、無邪気そうに遊んでるけど中身は今の主人公の意識のままなんでしょ?
それと遊ぶ父、どんな気持ちなの?
というかそんな、子が消えるかもしれないリスク犯してまで過去に戻る主人公、ブレブレすぎる。
子ども大事じゃないの?こういうところでも気になってしまう。
結局主人公は、タイムリープできるから戻ろ!→他がうまくいかないなあ→じゃあなしで…
みたいな繰り返し。それは成長ではない。
恵まれてる凡人(彼女は欲しい)がタイムリープを通してほしいものを手に入れ、なんだかんだあって現状に満足したので、タイムリープやめて日常を過ごしていくだけの話。
☆その他
・主人公、やり直し効くからって問題発言多すぎる。
メアリーの編集の仕事に対して「読書が仕事ってこと?すごい。呼吸が仕事って言ってるようなもんでしょ」的な発言するのどうなんだろう。
(このシーンでフラれてまた時間戻してやり直すんだろうな〜って思ってたらメアリー全然脈アリで「え!???いいのこの男で!??」となった)
・設定があやふや。
最初に父親が過去にタイムリープすることしかできない的なこと言ってたのに、途中から未来に戻れるようになってる…?
一度過去に戻ったらそこからはまた同時間を過ごさなければならないと思って観てたので、普通に戻れてびっくりした。
あと他の人も過去に連れていけるとか初耳なんですけど!?
設定に関しては初めにちゃんとした説明が欲しかった。タイムリープものって色んなパターンあるから!
良かったのは、偏屈劇作家が可愛いところ。
主人公の娘の誕生日に小さいクマのぬいぐるみ買ってきたところとか、最後ゴミ箱にシュート決めて一人でガッツポーズ決めてるところとか最高。
そこだけでした。(その分の0.5点)
実存主義のイギリスでこんな事あるの?
過去に囚われて生きる。なんかすごく消極的。相手が誰であれ、自分が変わらねければ、人生は変わらない。
そもそも、実存主義のヨーロッパの人達がこんな事考えるのかなぁ。普段考えないから、アイロニーとして考えての事だと思う。最初、面白いストーリーと思えたが、僕は親父にもう一度会いたいと思えないので、と言うより、自分を見てれば、亡き父親はいるので、亡き父親、亡き母親とも、喪失感がいつもあるわけでは無い。むしろ、自分がいなくなる番なので。
さて、
この映画の哲学が実存主義と思えば、納得するべきなのだろうが、くどく長く感じたので、あまり、評価出来ない。それに、脚本が少し壊れている様な気がする。
観たら幸せな気分になれる
久しぶりに良い映画を観ました。
見終わったあと幸せな気分になれます。
よく考えたらパパは死にません。
その前に過去に戻ればいいんだから。
死なずに卓球ループしてます。
最後は息子に勝つほど上達してるし(笑)
人生に疲れたアラサー独身女性も涙する素敵な映画
21歳になったときから過去に戻れるという能力が出てきた男の話。彼の家計の男性は代々過去に戻れる能力があるらしい。
今流行の東京リベンジャーズにどっぷりハマったので、面白そうだと思い観てみることに。
何度も人生をやり直している主人公に終始はらはらした。気になるシーンがたくさんあったけれど、今の私的には3つ気になったシーンがあった。
1つ目は、下宿先のおじさんが脚本を担当した舞台で、舞台俳優がセリフを忘れたことで舞台が最悪だったと聞き、その失敗を助けるために主人公が過去に戻ったシーン。その引き換えに主人公の未来が変わってしまい、つい先日恋に落ちた女性と出会わなくなってしまった。こうゆう誰かのために行動したことで、自分の人生が変わってしまうことが現実にもよくあると感じた(良くも悪くも)。結局主人公はその惚れた女性が好きな写真家を覚えていて、展覧会でまた会うことができた。その諦めないところというか、好きで一生懸命出逢おうと頑張るところも良かったと思った。
2つ目は、主人公の恋人メアリーに結婚を申し込むシーン。アラサーなので、やっぱり結婚のシーンは胸にささる...。プロポーズが唐突に感じられたが、なぜそのような思考に至ったのか気になった。主人公は結婚を申し込む前に初恋の女性に偶然再会していて、何度か自分から声をかけたが、会話がうまく行かず、過去に戻り、やり直しを何回かしていた。その末にはその初恋の彼女に家に誘われていた。そこで浮気になるかとハラハラしたが、浮気せず、急いで家に帰り、今の彼女にプロポーズしていた。初恋の女性が現れたことで、今の彼女と比較したのでしょうか。それとも一度浮気に走った過去もあったのか。(そのような描写はなかったけれど)少し男性心理が不思議に感じたシーンだった。
3つ目は、最後の方の教訓的なところを映像で伝えるシーン。同じ毎日は二度とやってこなくて、不安や緊張で味わえていないかもしれないけれど、「今日が未来から来た自分にとっての最後の日」だと思って日々を過ごすと良い発見があるかもと思った。
お父さんと息子でどちらも同じ記憶の過去に戻って海で散歩するシーンは素敵でした。
思い出って一人じゃなくて共有できるもんだよなと気付かされ、感動。
こんなきれいな終わり方で、素敵な映画だなと思った。
普段こんなに長文を書くことにないアラサー独身女性のレビューでした。
人は時間を旅している、人生という時間を。
もし、
今の暮らしが
かけがえのないものなら、
その日常を大切にしないと
簡単に壊れて
負の連鎖が始まる。
たとえ
どんなに無理そうなことでも
やり方さえあっていれば
上手くいくことがある。
どうしても
上手くいかないこともある。
心のありかたで
広がる人生の素晴らしさが
そこには示されていました。
作中のキャストが皆
魅力的です。
笑顔がいい。
こころに残る場面は
いくつか
あるのですが、
エンディング前の
子供達との
朝食のシーン
これこそ
人生最高の時間
なんじゃないかと
思います。
一度きりの
一方通行の旅について
考えてしまう時間でした。
タイムトラベル必要なし
この作品の主題は、「人生を上手に生きるためには?」という問いかけで、基本的には人生賛歌です。
主人公はタイム・トリップを駆使して、お好みの人生を選んでいきますが、家族、特に恋人や妹の人生はそれに翻弄され、何度もリセットを繰り返されます。
個人的には、この設定に強烈な異和感を感じました。
例えば、妻になるメアリーとは、運命的な出会いを果たしますが、主人公が力を使ったことで、それはなかったことになってしまい、あろうことかメアリーは他の軽薄な男性と付き合ってしまいます。
そんな簡単に相手が代わる女性が、果たして自分の運命の人だなどと思えるでしょうか。
たとえ誰と付き合っていたとしても、最終的に自分の価値に気付いてくれてお互いを認め合うことになるし、ささいなことでその女性にもう会えないのだとしたら、それだけの存在だったということになると思います。
現に、この映画でも主人公がその存在を忘れていた初恋の女性と再会しますが、その時彼は最終的にその女性をふってしまいます。
それも、いろいろと自分に都合良く過去を塗り替えた挙句に、です。
また、妹は付き合った彼氏の影響で人生を大きく狂わされたと勝手に信じ込み、主人公はその彼氏と付き合わない人生を妹に選択させたりします。
この脚本家なり、監督なりの女性観・人生観は「女はほっとくと、ろくでもない男にだまされて不幸な人生を送る」「女の人生は付き合う男によって幸福にも、不幸にもなる。」という偏見に満ちているように思います。
また、映画の後半「ここで、この人生を選んでしまうと、もう二度とこの人に会えなくなってしまう。」そのジレンマに突き当たったときに、主人公は迷い、どうしていいのか分からなくなります。
結局、やり直しのきかないのが人生なんだという結論に達し、だからこそ人生は素晴らしいんだ、みたいなことにお話の方向性が向かってしまいます。
タイム・トリップ必要なし。
「バタフライ・エフェクト」を期待した観客は大きく期待を裏切られるでしょう。
かくいう私も、タイム・トリップを繰り返し、人生を上手く有利に運ぼうとした主人公が、そのパラドックスに苦しみ、最後には鮮やかに人生を謳歌するようなストーリーを期待したのですが、もっと観念的で哲学的なテーマの作品でした。そのくせ、何の教訓めいた「おとぎ話」要素も含まれておらず、見終わったあとに残酷なほど何も残りません。
とても薄っぺらい作品でした。
2014.10.2
人生を素晴らしいと思える映画です。
父と最後に卓球をして、海岸を歩くシーンは泣いた。
ヒロインとの出会いから結婚までのプロセスは胸のときめきがとまらなかった。
主人公のお母さんとおじさんの風変わりなキャラクターに笑えた。
小さな幸せを日常の中から拾い集めていこうと思えた映画でした。
悪い映画ではないけど…
主人公を気持ち悪いと思ってしまってからは、父とのいいシーンを見てもあまり乗り気になれなかった…
恋はデジャヴのように主人公のコントロールできないところで時間が繰り返されるところは、上手くいかない人生をコントロールできないジレンマと重ねてみれるけど、本作は主人公の都合で時間を操作して、自己都合で彼女を口説くシーンが気持ち悪かった。
父との別れを描いてたのはよかった。現実世界でも人との別れで気持ちに折り合いをつける難しさがあり、それをうまく表現していたと思う。素敵なシーンだった。
それだけに、初恋の子と、あとロンドンで彼女を口説くシーンが気持ち悪いのが残念。
愛おしいシーンばかり
メアリーが可愛すぎて目が離せない⭐️
盲目のバーや
結婚式のシーンも何でこんなのが思いつくんだろうというセンス。
土砂降りの結婚式はやり直しせずスピーチをやり直すとこもw
付き合いはじめの地下鉄のシーンも
ケイトモスの展覧会で出会うところも大好き。
お父さんとの海岸もね。。
ほのぼのとリラックスして観れる名作
主人公のティムがタイムトラベルを繰返し、より良い人生を送ろうと奮闘するSFラブコメ。ティムのスローな雰囲気と極々一般的な日常の描写により、本来あり得ないはずのタイムトラベルが自然に感じるから不思議だ。家族愛も素晴らしい!
そして映像がきれい。特に夜のロンドンの何気ない街並みはすごく印象に残った。
あと、随所に出てきた名台詞とティムの様々な表情がこの映画の評価を上げていると思う。
タイムトラベル映画だけに、何度も観てみたくなる映画だ。
心落ち着く一作
他のタイムトラベルや、時間時空を操る映画とは全く異なり、見ているこちらが、ゆったりと、自然と笑顔にさせてくれる映画だった。それはタイムトラベルを使えるからと言って、全てが、上手く行くわけではなく、嫌なことも起こる、天気のようなもの。気弱で頼りないながらも、優しい心根のドーナル・グリーソン、とにかくキュートなレイチェル・マクアダムス、全てを悟った上で包み込むビル・ナイ、素晴らしかった。マーゴット・ロビーは、らしさ全開で出ていたし、バネッサ・カービーが端役で出ていて驚いた。音楽もとても良い。父親の遺言、幸せの秘訣の一つ、過ごした一日をもう一度繰り返すって最高の贅沢と思いきや、ラスト主人公が気付いた、タイムトラベルせず、その時その時、今を大切に生きるって、素晴らしいけど、中々できないな。そんな気持ちで過ごしたい。
素敵な映画
先週観た『ふりふら』の中でカズ(赤楚衛二さん)が朱里(浜辺美波さん)にお薦めの映画と聞かれて答えた映画『アバウト・タイム』
『ふりふら』内では結構重要なアイテムなんですが、それで観てみるのはいかにもミーハーで、ここで書くのは恥ずかしいからどうしようかと思ってましたが、観てみたらとってもいい映画なので恥を忍んで書くことにしました。
若干コメディタッチのタイムトラベルもの。ありきたりな気がしますが主人公のティムの誠実さとメアリーのキュートさに思わず微笑まずにはいられません。メアリーをGetするため何度も何度も逆戻りするティムには笑っちゃいますが、途中初恋の人からの誘惑にも打ち勝ってメアリーのもとに戻り、結婚を急ぐくだりは若干(浮気を?)心配してしまった自分を反省するとともにホッと安心しました。
色々なタイムパラドックスとその弊害については、お父さん「早く言ってよ!」って松重豊さんの気持ちです!でもお父さんいい味出してましたし同僚のローリーもある意味美味しい役どころでした。さすが映画を志すカズが薦めるだけの作品ですね!
出会ってすぐにメアリーから誘ってしまうのはさすがに日本ではあり得ないよな~
これ浜辺美波さんはひくよな~なんていらぬ心配をしてしまいました!
でも素敵な映画であることには変わりありません。みなさん是非ご覧ください!!
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