美しき棘

解説

「美しいひと」「ルルドの泉で」の注目若手女優レア・セドゥが、居場所を求める孤独な少女を繊細に演じた青春ドラマ。母親を亡くした17歳の少女プリューデンス。父親は海外出張、姉はほとんど自宅に帰らないため、彼女は広いアパルトマンの一室で孤独を募らせていく。そんなある日、同年代の不良少女マリレーヌと知り合ったプリューデンスは、彼女を介して違法バイクレースのグループと親しくなるが……。監督・脚本はこれが長編デビューとなるレベッカ・ズロトブスキ。日本ではフランス映画祭2011で上映された。

2010年製作/80分/フランス
原題:Belle Epine

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映画レビュー

3.0思春期の憂い

2014年10月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

切ない表情がたくさん観れて綺麗だと思った
間の使い方とか独特な感じがした
ストーリーはだいたいわかるけど、繋ぎがわかりにくい。
ただわかりにくくて 自己解釈するしかない
母が亡くなったのに最後に出てきた母を呼ぶ主人公
思春期の悩みや葛藤とかえがかれていてそれは伝わってきた。

年を重ねて見てみたいらまた違う感じ方ができそうな…

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Hrayyi

3.0日本の少女マンガの映画化?

2014年1月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

突然母親を亡くした16歳のプリュデンス。父親は相続問題でカナダ滞在中、母親のいない家に耐えられないと姉は家に寄り付かず、ひとり残されたプリュデンスは万引きをしてみたり、バイクの暴走グループを追いかけてみたり、あてもなく彷徨う。そんな彼女をいとこのソニアは自分のことしか考えていないと非難するが、もちろん彼女も母親の死を悲しんでいない訳じゃない。
突然過ぎた母の死をどう受けとめ、どう悲しんでいいのか分からないのだ。

ほとんど表情を崩さないプリュデンス(レア・セドゥ)が最後に見せる表情はいい。
しかし、ストーリは日本の少女マンガを思わせるありきたりなものだし、これはいい意味でも悪い意味でも、レア・セドゥありき、彼女なしでは成立しない作品だなあと思う。

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arakazu
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